2011年06月19日

≪ 醍醐寺・三宝院 ≫ 秀吉ゆかりの特別名勝庭園

京都さんぽ、散策の最後は 醍醐寺・三宝院 の庭園へ。

三宝院の唐門 ( 国宝 ) は無事に修復が終わり、絢爛豪華な
姿がよみがえっています! 菊と桐の紋が眩しい~ ( 笑 )



醍醐寺といえば、豊臣秀吉が醍醐の花見を行ったことでも
知られ、その花見に際して再建した三宝院の庭園は、秀吉
自らが作庭を指揮したともいわれ、現在は国の特別名勝に
指定されている名庭です!



しかし、撮影はできませんので、石碑だけ ( 笑 )

まだ梅雨の季節は続きます。 雨は出掛ける足を重くして
しまいますが、梅雨だからこその美しい風景を見るために
ぜひお出掛けください~♪
  

Posted by 若村 亮  at 23:07Comments(2)らくたび日記

2011年06月19日

≪ 隨心院 ≫ 苔の庭

勧修寺で美しい花を鑑賞した後、小野小町ゆかりの寺院
として知られる 隨心院 を訪ねました。



庭園の苔、よ~く見ると、穴が点々と開いています・・・??



そう、屋根から落ちる雨が苔に穴を開けたんですね ( 笑 )



さて、隨心院の後に、最後は醍醐寺・三宝院の特別名勝に
指定される名庭を訪ねてきました。
  

Posted by 若村 亮  at 23:01Comments(0)らくたび日記

2011年06月19日

≪ 勧修寺 ≫ 梅雨の季節の花がすべて満開です♪

山科の 勧修寺 ( かじゅうじ ) には、平安時代の貴重な庭園
である氷室池が広がり、花菖蒲と睡蓮がまだまだ満開です!

■ 花菖蒲




■ 睡蓮




夏至を過ぎた頃の季節 「 半夏生 」 ( はんげしょう ) に咲く
ことに由来するとも、葉の一部が白く 「 半化粧 」 することに
由来するとも伝えられる、半夏生も池のほとりにありました。
※季節の呼称 「 半夏生 」 は、太陽暦で7月2日頃のこと。

■ 半夏生




仏教では、お釈迦様が入滅された際に白い花を咲かせて、
すぐに花を散らせて遺体を白く覆ったと伝えられている花が
「 沙羅 」 ( さら ) の花です。

■ 沙羅


朝に咲いて夕方には散る儚い花で、物事の儚さの象徴とも
捉えられて、平家物語の冒頭などにも詠まれています。
日本でいう 「 沙羅 」 は、夏椿をそう呼んでいます。



苔の上に、沙羅の花が儚く散っていました。。



一年中、赤く彩られている楓の木、雨に濡れて輝きを増し、
新緑の季節にあってひときわ鮮やかでした ( 笑 )





その他にも紫陽花も満開で、まさに勧修寺は今が季節の
花がすべて見頃になっていますので、ぜひ皆さんも訪ねて
みてください~!
  

Posted by 若村 亮  at 22:51Comments(2)季節の花・紅葉

2011年06月19日

南蛮寺

 『 南蛮寺 』

  天文18 ( 1549 ) 年に日本へ伝来した キリスト教 は、織田信長が南蛮文化に理解を示したこともあり、その勢力を急速に拡大しました。

  日本各地に建てられた教会堂は 『 南蛮寺 』 ( なんばんじ ) と呼ばれ、京都には三階建ての壮麗壮大な南蛮寺が建立されました。

  しかし、急激な勢力拡大のなかで宣教師による信仰の強制、社寺の破壊、僧侶への迫害などが問題となり、天正15 ( 1587 ) 年 6月19日、ついに 豊臣秀吉キリシタン禁令 を発布することになりました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2011年06月18日

花園

 『 花園 』

  平安時代、双ヶ丘の麓には四季折々の美しい花が咲き誇ったことから 『 花園 』 ( はなぞの ) と呼ばれ、貴族の邸宅が建ち並んでいました。

  平安初期、清原夏野が山荘を建てて双丘寺が営まれ、のちに鳥羽天皇の中宮・待賢門院 ( たいけんもんいん ) が復興した 法金剛院 ( ほうこんごういん ) や、室町初期には花園天皇が離宮を営み、のちに禅寺に改められた 妙心寺 ( みょうしんじ ) など、花園には歴史ある寺院が建ち並んでいます。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2011年06月17日

旧日本銀行・京都支店

 『 旧日本銀行・京都支店 』

  三条通は古くから東海道の西の起点として賑わい、明治になると 銀行保険会社郵便局 などの 近代建築 が建ち並びました。

  明治39 ( 1906 ) 年には日本近代建築の祖と称される 辰野金吾 ( たつのきんご ) によって、赤の煉瓦と白の花崗岩を装飾的に配した 日本銀行 京都支店 が建設されました。

  その後の昭和40 ( 1965 ) 年、京都支店は河原町二条に移転し、三条通の旧京都支店の建物は博物館として保存され、現在は 京都府京都文化博物館京別館 として公開されています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2011年06月16日

雨の日の楽しみ。。

しばしば “ あいにくの雨 ” と言いますが、雨の日しか見ることが
できない風景に出逢えれば、雨も楽しみのひとつになります。

今の季節、雨に濡れた紫陽花も、雨ならではの風景です。





京都の賑やかな市街地でも、ちょっと角を曲がれば町家があって、
門脇には季節の花が街に彩りを添えています。





いつもは足早に歩く道も、ちょっと立ち止まって眺めてみると、
想わぬ季節の風景があるもんですね ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 16:30Comments(2)季節の花・紅葉

2011年06月16日

嘉祥菓子

 『 嘉祥菓子 』

  6月16日 ( 今日 ) は 『 和菓子の日 』 ( 全国和菓子協会制定 ) です。

  その由来は、嘉祥元 ( 848 ) 年 6月16日、宮中において16種の菓子を供えて疫病退散を祈願する 『 嘉祥の儀 』 ( かじょうのぎ ) にはじまると伝えられ、室町時代以降は武士の間でも嘉祥の儀が重んじられました。

  江戸時代、幕府では江戸城の大広間に2万個を超える菓子が並べられ、大名や旗本が徳川将軍から菓子を賜る儀式が行われました。

  嘉祥食 ( かじょうぐい ) とも呼ばれ、今日は和菓子を食べる吉日です。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(3)歴史コラム

2011年06月16日

京都にも雨が降ってきました。。

京都にも雨が降ってきました。。



四条京町家の庭にある飛び石も、雨に濡れてきました。



今日からしばらく梅雨らしい雨が降るとのことです。 今年は
早い梅雨入りでしたが、梅雨明けも早くなるのでしょうかね。
  

Posted by 若村 亮  at 10:16Comments(0)らくたび日記

2011年06月15日

2011年7月~9月 夏の京都さんぽ 受付開始!

2011年 7月~9月
≪ 夏の京都さんぽ ≫ 本日より受付開始!


らくたび会員の皆様には、本日か明日に 「 らくたび通信・夏号 」 が
お手元に届くよう郵送しております。 そして、本日 6/15 (水) より
すべての京都さんぽの受付を開始しました。 一般参加も、もちろん
大歓迎ですので、ぜひみなさまのご参加をお待ちしています!
※らくたび会員とは・・・ ⇒ こちら

7/10(日) 法然&親鸞 : 詳細は こちら

ICON129 オススメはココ!
旧大谷本願寺の故地 「 崇泰院 」 を訪ねたことがある人は少ない?! また吉水にあるカフェで暑い夏に癒しのカフェタイム&親鸞ミニ講座あり~♪


7/12(火) 祇園祭 : 詳細は こちら

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京の夏祭り 「 祇園祭 」。 7/12 は山鉾の曳き初めで、曳くと無病息災になると伝えられるので、ぜひ皆さんで綱を握って思いっきり曳いてみましょう!


7/23(土) 下鴨神社・御手洗祭 : 詳細は こちら

ICON129 オススメはココ!
なんと!通常非公開、御所の水を司ってきた下鴨神社の社家・鴨脚 ( いちょう ) 家の庭園も特別に鑑賞させていただきます。 これは必見中の必見!


7/25(月) 鹿ケ谷かぼちゃ供養 : 詳細は こちら

ICON129 オススメはココ!
安楽寺・鹿ケ谷かぼちゃ供養は夏の風物詩です! また京の夏の旅で特別公開される南禅寺・大寧軒も訪ねるという、京の夏満喫の散策です♪


8/14(日) 清水寺・千日詣 : 詳細は こちら

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昼間の暑さを避けて夜の京都をそぞろ歩きへ。 清水寺・千日詣は千日分の功徳を求めて国宝・本堂内まで特別参拝できます、これは行くしかない!


8/21(日) 琵琶湖・竹生島 : 詳細は こちら

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滋賀たびです! しかも船に乗って琵琶湖の竹生島へ♪ 島に建つ宝厳寺はお江・浅井家ゆかりの寺院。 長浜など戦国ゆかりの史跡をたっぷりと!


8/27(土) 上七軒ビアガーデン : 詳細は こちら

ICON129 オススメはココ!
残暑厳しい京都を歩いて汗をかき、銭湯で汗を流し、乾いたノドにグイ~ッとビール ICON154 を! こんな企画があっていいんでしょうか、いいんです ( 笑 )


9/11(日) 江戸たび・上野さんぽ : 詳細は こちら

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昨年大好評だった東京開催の企画 ≪ 江戸たび ≫。 ついに第2弾の開催が決定! しかも全らくたびスタッフが東京に集結するかも?!( 笑 )


9/15(木) 京大&駒井家住宅 : 詳細は こちら

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京大といえば超難関大学。 なんと、その京大に入って( 笑 )、オシャレなフレンチランチを食べて・・・ と憧れの京大キャンパスライフが待っている?!


9/17(土) 京都・国宝の美 : 詳細は こちら

ICON129 オススメはココ!
文化の秋、ということで、京都が誇る国宝の美を訪ねて、東山七条界隈を巡ります。 仏像・建築・絵画のひとつひとつに熱い解説をご期待ください~♪


9/23(金・祝) 御香宮神社・金の神輿 : 詳細は こちら

ICON129 オススメはココ!
御香宮神社・秘蔵の金の神輿は、お江が娘・千姫に贈った歴史的な神輿で、今回特別に拝観させていただきます。これまた逃せない特別企画ですね!

ぜひみなさん、どしどしご参加ください♪  らくたび・若村
  

Posted by 若村 亮  at 12:30Comments(6)京都ツアー 情報

2011年06月15日

巴の文様

 『 巴の文様 』

  神紋や家紋に見られる 『 巴 』 ( ともえ ) は、日本の伝統的な文様のひとつであり、コンマ 【 ,】 や勾玉 ( まがたま : 古代の宝器 ) のような形をしています。

  「 ともえ 」 の語源は 「 鞆絵 」 であり、弓を射る時に使う鞆 ( とも ) を形取ったものといわれています。

  「 巴 」 を円形に配すると 二つ巴 ( ふたつどもえ ) や 三つ巴 ( みつどもえ ) となり、これらの文様は 水が渦を巻いている形 をしていることから、火災除け の願いを込めて、社寺や民家の屋根瓦や土蔵などに好んで用いられています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)文化コラム

2011年06月14日

親鸞聖人の生誕地 「 日野 」 を巡りました!

今日は親鸞聖人の生誕地である日野を訪ねて、ゆかりの寺院を
参拝する現地散策講座をご案内してきました。

「 乳薬師 」 ( ちちやくし ) と称される日野・法界寺は、本尊として
祀られている薬師如来が授乳・安産・子授の御利益で親しまれて
いることから、古くから 「 乳薬師 」 と呼ばれています。



こちらが秘仏の本尊・薬師如来像を祀る薬師堂 ( 本堂 ) です。



親鸞聖人は、貴族・藤原氏の流れを汲む貴族・日野家に生まれた
と伝えられ、親鸞聖人の生誕を記念して江戸時代の後期に創建さ
れた日野誕生院をお参りしました。





なかなかの暑さになりましたが、皆さんと一緒に元気に歩いて
きました。 ちなみに、親鸞聖人ゆかりの社寺を巡る現地散策
講座は今後もシリーズで開催しますので、ぜひご参加ください。
詳しくは、またブログで公開します♪  

Posted by 若村 亮  at 23:28Comments(0)らくたび日記

2011年06月14日

夕顔町

 『 夕顔 』

  堺町通松原上る西側に 「 源語伝説 五條辺 夕顔之墳 」 と刻まれた石碑があり、付近の町名を 「 夕顔町 」 といいます。

  『 夕顔 』 ( ゆうがお ) とは、源氏物語54帖のひとつ < 夕顔 > 巻に登場する女性で、頭中将と結ばれましたが本妻の嫉妬を恐れて身を隠し、五条の荒れ果てた家 ( 石碑の立つ地が想定地 ) に住んでいたとされています。

  その後、若き光源氏が夕顔の所に通うようになりましたが、物怪 ( もののけ ) によって急死してしまいました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2011年06月13日

花菖蒲 in 勧修寺

今日は山科の 勧修寺 ( かじゅうじ ) へ行ってきました。
そう、この季節、花菖蒲睡蓮 が美しいお寺です~♪



氷室池 ( ひむろのいけ ) の水面には睡蓮が緑の葉を
広げ、赤や白の花を咲かせています。



池の水際には、とっても美しい花菖蒲が咲き誇っていて、
まさに今が見頃となっています~ ( 笑 )



様々な種類の花菖蒲が咲いていて、見ごたえもバッチリ!







池の中では、睡蓮の間を鯉がゆうゆうと泳いでいました。



門跡寺院としての格式ある歴史を伝える勧修寺。
その境内も美しく、広大です。



その他にも、沙羅の花が咲き始めていました!



紫陽花も満開です~。



紫陽花はそれほど多くはありませんが、花菖蒲と同じように
さまざまな種類の紫陽花が植えられていました。







勧修寺の花菖蒲と睡蓮はまだ見頃が続きそうですので、
ぜひ皆さんも訪ねてみてください~♪

勧修寺 : 詳細情報は こちら へ ( 京都観光NAVIより )
  

Posted by 若村 亮  at 23:29Comments(0)季節の花・紅葉

2011年06月13日

藤森神社

 『 藤森神社・紫陽花苑 』

  深草 ( ふかくさ ) に鎮座する 『 藤森神社 』 ( ふじのもりじんじゃ ) は、神功皇后 ( じんぐうこうごう ) が 軍旗武具 を深草の地に埋めて祀ったのがはじまりと伝えられ、摂政3 ( 203 ) 年の創建と伝えられる京都でも最古の神社のひとつです。

  6月になると藤森神社の境内には約3500株の色鮮やかな 紫陽花 が咲き誇り、毎年 6月15日に催される 紫陽花祭 では、献花や献茶、神楽の奉納などが執り行われています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2011年06月13日

ワッフルがオススメ! ≪ 山猫軒 ≫

さてさて、京都さんぽ終了後の恒例といえば、カフェタイム♪

今日の散策は龍安寺で解散となりましたので、すぐ近くに
ある人気のお店 「 山猫軒 」 へ行ってきました ( 笑 )



ガラス越しに明りが射し込み、爽やかなカフェ空間です♪



ちょっとお腹が減っていたので、スイーツではなく、トーストに。
こちらは、ツナオニオンチーズトーストです ( 笑 )
トーストですが、フランスパンを使ったトーストなんです!



しかし、一緒に山猫軒へ行った女性陣に大人気だったのは、
ワッフルで、こちらはベリーベリーバニラワッフルです~。

さすが山猫軒、人気のワッフルはドリンクとのセット価格が
設定されているなど、女性に大人気です!



龍安寺のすぐ近くとあって、この季節の平日は修学旅行の
生徒でも賑わうお店です。 お近くに来られた際にはぜひ!

山猫軒 : 詳細情報は こちら へ ( まっぷるガイドより )
  

Posted by 若村 亮  at 00:12Comments(0)カフェ

2011年06月12日

京都の名庭めぐり ≪ 桂春院 ・ 等持院 ・ 龍安寺 ≫

今日の京都さんぽは、京都が誇る名庭をめぐる散策でした。

降水確率の高い一日でしたが、散策スタートした午後1時は
まだ雨が降っておらず、JR花園駅をスタートして妙心寺へ。

最初に訪れたのは、妙心寺の塔頭のひとつ・桂春院 です。
梅雨の庭の見どころは生き生きとした苔で、桂春院の方丈南
の庭は一段低い苔の庭に、七五三調の石が配されています。



続いて 等持院 へ。 禅寺ですね、禅宗の祖・達磨大師の絵が
お出迎えしてくれました。 ※達磨大師の詳細は こちら



等持院・方丈南庭 ( 枯山水庭園 )


等持院の庭園といえば、創建にも関わる禅僧・夢想疎石が
作庭した名庭が残されています。 



サツキでしょうね、まだ見事に咲いているものもありました!



最後に訪ねたのは、世界に知られる石庭の 龍安寺 です。



今日は等持院あたりから雨が降り始めましたが、雨になれば
なったで、石庭はしっとりとした美しい姿を見せてくれます♪



6月は一年で一番、美しい庭園を鑑賞することができる季節。
来週の日曜日もさらに勧修寺・随心院・醍醐寺三宝院という
名庭を巡る京都さんぽを実施しますので、ご参加ください~。

※ 6/19(日) 京都さんぽの詳細は こちら
  

Posted by 若村 亮  at 23:41Comments(2)らくたび日記

2011年06月12日

あじさい

 『 あじさい 』

  梅雨 に見頃を迎える花といえば 『 あじさい 』 です。

  あじさい の語源は あづさい といわれ、あづ≪ 集まる ≫ の意味があり、さいさあい ( 真藍 ) が転じた言葉で ≪ 藍色が集まったもの ≫ の意味があり、つまり青い花が集まって咲く様子を表した言葉とされています。

  漢字の 紫陽花 は、古く中国の詩人・白居易が別の紫色の花に名付けたものでしたが、平安時代の学者・源順 ( みなもとのしたごう ) がこの漢字をあてたことから誤って広まったと伝えられています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2011年06月11日

京都へ帰ってきました!

今日も東京で2講座を終えて、先ほど京都へ帰ってきました。
東京も午後には雨が上がり、京都に帰ってくると雨の名残りも
なく、傘を使うことのなかった2日間でした ( 笑 )

京都タワーのライトアップです。 これまでは深夜0時になると
ライトが消されていましたが、今は節電でしょうね、夜10時に
なるとライトが消されています。





さて、明日は京都さんぽで美しい庭園を巡ります。 梅雨の時期、
庭園の苔は生き生きとして輝きます。 しっかり休んで、明日に
備えたいと思います~!
  

Posted by 若村 亮  at 22:45Comments(0)らくたび日記

2011年06月11日

梅雨

 『 梅雨 』

  毎年6月11日頃を 入梅 ( にゅうばい ) といい、暦の上では 梅雨に入る日 とされてきました。

  古く中国では ≪ 黴 ( かび ) の生えやすい時期の雨 ≫ より 黴雨 ( ばいう ) と呼び、≪ 梅の熟れる時期の雨 ≫ でもあるため 梅雨 ( ばいう ) と変化して日本に伝えられたようです。

  『 梅雨 』「 つゆ 」 と読むようになったのは江戸時代以降のことで、梅の実が熟れて潰れることから ≪ 潰ゆ ≫ ( つゆ ) となったなど諸説あります。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)言葉コラム

2011年06月10日

宇治橋・三の間

 『 宇治橋 ・ 三の間 』

  宇治川 に架かる 宇治橋 は、大化2 ( 646 ) 年、奈良・元興寺の僧・道登 ( どうと ) によって架けられた 日本最古の橋 と伝えられています。

  宇治橋には、古くは西詰から三つ目の柱間に設けられていたことから名付けられた 『 三の間 』 と呼ばれる場所があります。

  三の間の記述が見られる最も古い記録は、永禄8 ( 1565 ) 年、戦国武将・松永秀久茶人・千利休 らを招いた茶会の際、宇治橋・三の間から汲み上げた水を茶会に使ったと伝えられています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2011年06月10日

東京へ

今日と明日、講演・講座のために東京へ行ってきます。

どうやら雨模様ですが、東京は地下から地下へと移動できるので、雨に濡れずともあちらこちらへ移動することができます ( 笑 )

では、今日も午後から2講座、頑張ってきます!  

Posted by 若村 亮  at 10:36Comments(0)携帯から京都

2011年06月10日

≪ ご縁まちフェスタ ≫ スタンプラリー

西本願寺 において、親鸞聖人750回大遠忌6月法要
9日~16日 の日程で執り行われています。

西本願寺の門前町も賑わいをみせ、≪ ご縁まちフェスタ ≫
催されています。



パンフレットを手に入れて、龍谷ミュージアム伝道院
ご縁まちマルシェ ( 元・植柳小学校 ) の3箇所でスタンプを
集めると、抽選で様々な景品が当たるんです ( 笑 )



ご縁まちマルシェ ( 元・植柳小学校 ) の会場内に抽選所が
ありますので、ぜひ皆さんもご縁まちフェスタで素敵な景品を
ゲットしてみてください♪ ちなみに、私はエコバックでした ( 笑 )

 ● ご縁まちフェスタ : 公式HPは こちら
 ● 龍谷ミュージアム : 公式HPは こちら
 ● 伝道院 : 公式HPは こちら
  

Posted by 若村 亮  at 00:49Comments(0)らくたび日記

2011年06月09日

稲荷造

 『 稲荷造 』

  伏見稲荷大社本殿 は、応仁の乱の兵火によって焼失し、のちの明応8 ( 1499 ) 年に再建され、修復を重ねて現在に至っています。

  社殿建築としては大型に属しますが、細部に注目すると、装飾金具や牡丹唐獅子・唐草などの彫刻を意匠とする蟇股などに、安土桃山時代力強さ優美な趣き が伝えられています。

  社記には 「 御本殿五社相殿ウチコシナガシ作四方ニ高欄有ケタ行五間五尺ハリ行五間五尺 」 とあり、『 稲荷造 』 とも称されています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2011年06月08日

梅宮大社の ≪ 招福梅 ≫

梅の名所・梅宮大社の境内で採れた梅の実から作った
縁起物 ≪ 招福梅 ≫ の授与が社務所で行われていま
した~! さて、どんなお味か、いただきます ( 笑 )



思ったより小粒の梅干しですが、古来からの製法を守って
調製しているそうです。 縁起物でご利益もたっぷりです!



酸っぱさとともに、塩っ気もすごいです。 小粒なので、
ちょこちょことつまんでしまいそうな招福梅です。
ぜひ近くへ行った際には授与いただいてみてください。
  

Posted by 若村 亮  at 15:58Comments(0)らくたび日記

2011年06月08日

六勝寺

 『 六勝寺 』

  平安神宮 をはじめ、京都府立図書館京都市美術館国立近代美術館 などが建ち並ぶ 岡崎一大文化ゾーン として市民に親しまれていますが、かつて平安末期には、第72代・白河天皇 が上皇となって 院政 を行った 一大政治ゾーン でもありました。

  また、白河院付近には 皇室の御願寺 として 法勝寺尊勝寺最勝寺円勝寺成勝寺延勝寺 の六寺が相次いで建立され、いずれも 「 勝 」 の字を含むことから総称して 『 六勝寺 』 ( ろくしょうじ ) と呼ばれ、一大仏教ゾーン を形成していました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2011年06月07日

糺の森

 『 糺の森 』

  高野川賀茂川 が合流する三角州地帯に広がる森林は、古くから 『 糺の森 』 ( ただすのもり ) と呼ばれています。

  太古の昔から広大な 原生林 が一帯に広がっていましたが、長い歴史の中で戦乱や政策などによって森林は小さくなり、現在では約12万4千平方メートル ( 東京ドームの約3倍 ) の森林となっています。

  糺の森には 下鴨神社 が鎮座し、平安時代から天皇や貴族が 禊ぎ祓いの地 として訪れ、『 源氏物語 』 や 『 枕草子 』 などの物語にも登場しています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2011年06月06日

四条京町家、夏の建具へ衣替え

梅雨の晴れ間で、暑い日が続いていますが、四条京町家も
いよいよ本格的な夏に向けて、佇まいを夏仕様に替えました!

夏の建具が入れられ、見た目にも涼やかに♪ ( 笑 )



暑い夏をいかに涼しく過ごすか・・・、京都の人の知恵と工夫が
京町家には満載です。



四条京町家へオフィスを移転して一周年。 昨年の今頃は
四条京町家の築100年を記念した大イベントを開催して、
大いに賑わいました ( 笑 ) ※その模様は こちら

また今年も、暑い夏がやってきました!
  

Posted by 若村 亮  at 13:03Comments(2)らくたび日記

2011年06月06日

愛宕念仏寺

 『 愛宕念仏寺 』

  愛宕神社一之鳥居から奥へとさらに鳥居本を歩くと、古刹 『 愛宕念仏寺 』 ( おたぎねんぶつじ ) が山麓に佇んでいます。

  寺伝によれば、奈良時代に第48代・称徳天皇によって 旧愛宕 ( おたぎ ) ( 現在の東山区松原通大和大路東入 ) に創建されたと伝えられ、大正11 ( 1922 ) 年、奥嵯峨の鳥居本に移転しました。

  本堂 ( 重文 ) は 鎌倉中期の和様建築の貴重な遺構 で、周囲の境内には千二百体におよぶ 羅漢 ( らかん ) の石像 が立ち並んでいます。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(2)歴史コラム

2011年06月05日

池田屋事件

 『 池田屋事件 』

  元治元 ( 1864 ) 年 6月5日夜半、新選組 は三条小橋の旅籠・池田屋 において 尊王攘夷派の志士 20数名が密議を行なっていることを察知し、局長・近藤勇 率いる隊士数名が池田屋を襲撃し、約2時間に及ぶ激闘の末、尊王攘夷派に大打撃を与えました。

  この 『 池田屋事件 』 によって尊王攘夷派の有力な志士が数多く戦死しましたが、三条大橋南西2個目の擬宝珠 ( ぎぼし ) に現在も残る傷は、この池田屋事件の激闘による 刀傷 と伝えられています。  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム