2011年06月12日

京都の名庭めぐり ≪ 桂春院 ・ 等持院 ・ 龍安寺 ≫

今日の京都さんぽは、京都が誇る名庭をめぐる散策でした。

降水確率の高い一日でしたが、散策スタートした午後1時は
まだ雨が降っておらず、JR花園駅をスタートして妙心寺へ。

最初に訪れたのは、妙心寺の塔頭のひとつ・桂春院 です。
梅雨の庭の見どころは生き生きとした苔で、桂春院の方丈南
の庭は一段低い苔の庭に、七五三調の石が配されています。



続いて 等持院 へ。 禅寺ですね、禅宗の祖・達磨大師の絵が
お出迎えしてくれました。 ※達磨大師の詳細は こちら



等持院・方丈南庭 ( 枯山水庭園 )


等持院の庭園といえば、創建にも関わる禅僧・夢想疎石が
作庭した名庭が残されています。 



サツキでしょうね、まだ見事に咲いているものもありました!



最後に訪ねたのは、世界に知られる石庭の 龍安寺 です。



今日は等持院あたりから雨が降り始めましたが、雨になれば
なったで、石庭はしっとりとした美しい姿を見せてくれます♪



6月は一年で一番、美しい庭園を鑑賞することができる季節。
来週の日曜日もさらに勧修寺・随心院・醍醐寺三宝院という
名庭を巡る京都さんぽを実施しますので、ご参加ください~。

※ 6/19(日) 京都さんぽの詳細は こちら
  

Posted by 若村 亮  at 23:41Comments(2)らくたび日記

2011年06月12日

あじさい

 『 あじさい 』

  梅雨 に見頃を迎える花といえば 『 あじさい 』 です。

  あじさい の語源は あづさい といわれ、あづ≪ 集まる ≫ の意味があり、さいさあい ( 真藍 ) が転じた言葉で ≪ 藍色が集まったもの ≫ の意味があり、つまり青い花が集まって咲く様子を表した言葉とされています。

  漢字の 紫陽花 は、古く中国の詩人・白居易が別の紫色の花に名付けたものでしたが、平安時代の学者・源順 ( みなもとのしたごう ) がこの漢字をあてたことから誤って広まったと伝えられています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム