2019年07月25日

夏、到来! ≪ 下鴨神社・御手洗祭 ≫

さぁ、梅雨明けをして、一気に夏らしい暑さになってきました ( 汗笑 )。

今週末、7/27(土)は暦の上で 「 土用の丑の日 」 にあたり、暑気払いと無病息災を願って “ う ” ( うなぎ / うどん 等 ) の付くものを食べる習わしです。



また、京都でも夏らしい年中行事が執り行われ、下鴨神社では 「 御手洗祭 」 が行われて、冷たい水に手足を浸して身を清めて無病息災を願う習わしです。



ちょうど、土用の丑の日にあたる 7/27(土)、らくたび京都さんぽで下鴨神社・御手洗祭へ行きますので、ぜひ、無病息災を願ってご一緒にいかがでしょうか~!



◆ らくたび 京都さんぽ ( 現地散策 ) ◆
7/27(土) 下鴨神社 「 御手洗祭 」 と 桔梗が咲く 「 廬山寺 」
公式HP http://rakutabi.com/media/event/article/4397


  

Posted by 若村 亮  at 11:23Comments(4)御所・糺ノ森

2017年04月01日

≪ 天下無敵 必勝利運 ≫

この額は、ある神社の鳥居に掲げられています。 さて、どこでしょうか?



正解は、観光ではあまり訪れない隠れ名所 「 霊光殿天満宮 」 です!
これ以上ない、素晴らしいご利益を授かることができそうですよね~♪
 


先日の散策講座で巡った際、まだ梅の花が美しく咲き誇っていました!
  

  

Posted by 若村 亮  at 16:05Comments(0)御所・糺ノ森

2017年03月31日

3/31(金) ≪ 京都の夜桜生中継 ≫ in 有栖川宮旧邸・有栖館

本日の夜 19:00~20:54、KBS京都 または BS11 にて、京都の夜桜生中継が行われまして、さきほど無事に放送が終わりました~!



メインは醍醐寺からの中継でしたが、私は中継先の京都御苑の西側に位置する有栖川宮旧邸・有栖館からの放送を担当しまして、すでに5分咲きの見事な夜桜風景をお届けすることができました。



今回の中継は、池田琴弥さんが新選組、私が坂本龍馬の衣裳を着て、幕末をテーマに入れて中継を行い、移動して高瀬川・一之舟入からも佐久間象山遭難之地碑などを解説しながら中継を行いました。



無事に放送も終わりまして、ホッとひと安心、おつかれさまでした~♪
  

Posted by 若村 亮  at 22:51Comments(0)御所・糺ノ森季節の花・紅葉

2017年03月06日

3/6(月) ≪ 梅がいよいよ見頃に。 ≫ in 京都御苑

本日は午前中にKBS京都で今後の 「 おき・らくたび 」 散策企画の打ち合わせが行われて、その帰りに京都御苑に立ち寄ってみると、梅がちょうど見頃を迎えつつありました!
 
京都御苑・出水の小川

 

 

 

 

 
今日も暖かい日和ですが、明日は天気がちょっと崩れてグッと気温が下がる予報でした。 季節の変わり目で気温の変化も大きいので、皆さんもどうぞ、ご自愛ください。
   

Posted by 若村 亮  at 15:04Comments(0)御所・糺ノ森季節の花・紅葉

2017年02月27日

2/24(金) ≪ 光琳の梅 ≫ in 下鴨神社

今冬はドカッと大雪が降ったりしていますが、全体的には暖冬傾向?のようで、北野天満宮や京都御苑などの梅も早めに咲いてきています。

下鴨神社 ・ 光琳の梅


琳派を代表する絵師、尾形光琳。

その代表作のひとつである国宝 「 紅白梅図屏風 」 に描かれている紅梅は、下鴨神社のこの辺りにあったとも伝えられ、それに由来して、御手洗池のほとりに咲く梅は 「 光琳の梅 」 と呼ばれています。



例年、3月上旬に見頃を迎えるような印象が強い梅ですが、今年はちょっと早め?に美しい花を咲かせています。



深い赤色の梅花を咲かせる、素敵な光琳の梅です。
  

Posted by 若村 亮  at 00:49Comments(0)御所・糺ノ森季節の花・紅葉

2016年10月01日

9/26(月) ≪ 旧三井家下鴨別邸 内覧会へ ≫

いよいよ 本日 10/1(土) より 一般公開 が始まりました 「 旧三井家下鴨別邸 」 へ、ひと足早く、内覧会 でお伺いさせていただきました。

■ 旧三井家下鴨別邸 10/1(土)から一般公開
公式HP http://kyokanko.or.jp/mitsuike/




下鴨神社の南に位置し、三井家の別邸として大正時代に建築されました。

主屋


玄関棟


茶室


貸し会場として、様々なイベントの開催もできる2階の大座敷からは・・・



美しい池泉庭園を、広く見下ろすことができます~。



さて、1階の大座敷で・・・



お抹茶をいただきました ( 笑 )



静かな風景を見ながら、ゆっくりと味わいました。



2階の座敷や3階の望楼は通常非公開で、11/19(土)~ 12/4(日)特別公開 されますので、ぜひ、風が吹き抜ける望楼から、東山の 「 大 」 を望んでみてください~♪



京都には、まだ、こんな素敵な文化財があったんですね、驚きでした!
  

Posted by 若村 亮  at 22:31Comments(0)御所・糺ノ森

2016年07月30日

土用の丑の日 ≪ 下鴨神社・御手洗祭 ≫ クラブツーリズム名古屋

今日土用の丑の日。 古来、下鴨神社 では身を清めて 無病息災 を願う 「 御手洗祭 」 が執り行われ、今年は 7/23(土)から始まり、明日の31(日)まで行われています!

下鴨神社 ・ 御手洗祭




飛び上がるほどの冷たさ! 神水にて清められ、これで無病息災です♪



神水を飲んで、体内もお清めです ( 笑 )



明日まで執り行われていますので、ぜひ、御手洗祭 へ行ってみてください!
  

Posted by 若村 亮  at 19:53Comments(0)御所・糺ノ森年中行事

2016年04月19日

≪ 京の禅寺めぐり ≫ 旅館スタッフ研修

本日は快晴の下、京都の旅館に従事する スタッフの 現地研修 が実施されて、テーマ 「 禅寺巡り 」講師 として同行し、南禅寺相国寺天龍寺金閣寺大徳寺 を巡ってきました。

相国寺・方丈庭園 ( 北側 )


どこも若々しい 新緑 に包まれ、爽やかな空間 が広がっていました ♪

今年中国臨済宗祖・臨済義玄1150年遠忌 を迎えることから、京都の禅寺 の多くが 特別公開 されています。 期間限定です、ぜびお出掛けください!

■ 春の京都 禅寺一斉拝観 4/12(火)~5/22(日)
公式HP http://www.zendera.info/
  

Posted by 若村 亮  at 19:06Comments(0)御所・糺ノ森

2015年12月28日

≪ 早くも “ 梅 ” が開花 ≫ in 京都御苑

今朝は ラジオ出演 を終えて、KBS京都の隣り、京都御苑 へ。

京都御苑


御苑の西にある 梅園 では、紅梅 の1本が早くも 開花 していました!



想像以上に花が咲いていて、香り もただよっていました ( 笑 )



東京 でも例年より40日以上も早く 標準木開花 したとか。



まもなく 新春 を迎えますが、早咲きの梅 が彩りを添えてくれそうです♪
  

Posted by 若村 亮  at 12:57Comments(0)御所・糺ノ森季節の花・紅葉

2015年11月03日

≪ 京都御所・秋の一般参観へ ≫

京都御所 は 10/30(金)から本日11/3(火祝)まで、秋の一般参観 でした。

建礼門


今回は らくたび主催京都散策 として11/1(日)に、授業を担当する 大学学生 と本日11/3(火祝)に、期間中に 2度参観 してきました。

承明門


京都御所の一般参観はあまり解説や説明文が無く、解説しながら巡っていると、あちらこちらから人が集まって、いつのまにか群衆に ( 笑 )

諸大夫の間 「 虎の間 」


御池庭


駐車場には 観光バス がずらりと並び、大賑わい の京都御所でした!
  

Posted by 若村 亮  at 20:33Comments(0)御所・糺ノ森

2011年12月04日

下鴨神社

 『 下鴨神社 』

  森厳とした 糺の森 に包まれて鎮座する 『 下鴨神社 』 ( しもがもじんじゃ ) は、平安時代以前に創建された京都最古の神社のひとつで、京都盆地の北部に定住した 古代豪族賀茂氏 が祖先にあたる神様を祀る神社として創建しました。

  平安京遷都後は、国家安泰万民安寧 を願う 国家鎮守の神社 として崇められ、一定期間で社殿を新築して神様を旧殿から新殿へと遷す 式年遷宮の制 などが定められ、賀茂祭葵祭 ) は 国家の祭祀 として執り行われました。

下鴨神社の糺の森は、晩秋まで紅葉が楽しめる森として知られています。
  

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2011年11月02日

小御所

 『 小御所 』

  広大な 京都御所 の中、正殿・紫宸殿の東北に建つ建物は 『 小御所 』 ( こごしょ ) と呼ばれ、かつて平安時代には 皇太子の御殿 として 昭陽舎代 ( しょうようしゃだい ) とも呼ばれ、鎌倉時代になって幕府の制度が宮中に取り入れられて 小御所 の名称になったと伝えられています。

  主に 皇太子立太子礼元服式 や用いられていましたが、江戸時代には 幕府の使者大名 と会う際にも用いられ、幕末の慶応3 ( 1867 ) 年12月には維新後の政治体制が決定された歴史的な 小御所会議 が開かれました。

『 京都御所 秋の一般公開 』
 10/31(月)~11/6(日) 9:00 ~ 15:30
  

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2011年11月01日

紫宸殿

 『 紫宸殿 』

  京都御所正殿 である 『 紫宸殿 』 ( ししんでん ) は、天皇の即位式 など 国家的な儀式 を執り行う建物として京都御所内で最も格式高い建物とされています。

  「 宸 」 ( しん ) の文字は古来、天皇の住まい を表して用いられ、また 天皇に関する物事に冠する言葉 としても用いられたことから、宸意 ( しんい : 天皇の意向 )、宸翰宸筆 ( しんかん / しんぴつ : どちらも 天皇直筆の文書 の意 ) などの言葉が伝えられています。

  現存する京都御所の紫宸殿は、安政2(1855)年に再建された建築物です。

『 京都御所 秋の一般公開 』
 10/31(月)~11/6(日) 9:00 ~ 15:30  

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2011年10月31日

京都御所

 『 京都御所 』

  江戸時代までの 旧皇居 『 京都御所 』 は、平安京における天皇の在所である 内裏 ( だいり : 天皇の住まいとしての宮殿 ) とは場所が異なり、南北朝時代の元弘元 ( 1331 ) 年、北朝の天皇仮御所 とした 東洞院土御門邸 ( ひがしのとういんつちみかどてい ) が、南北朝統一 に際して 正式な御所 と定められ、以後、長く天皇が住まいする皇居となりました。

  京都御所は長い歴史の中で幾度も火災と再建を繰り返し、現存する建物は江戸末期の安政2 ( 1855 ) 年、古制に基いて再建されたものです。

『 京都御所 秋の一般公開 』
  10/31(月)~11/6(日)9:00 ~ 15:30
  

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2010年03月02日

旧二条城

 『 旧二条城 』

  「 二条城 」 といえば、江戸初期に 徳川家康 が築城し、現在は世界遺産に指定されて多くの観光客が訪れる二条城が知られていますが、歴史上、「 二条城 」 と呼ばれた城はいくつも存在していました。

  その始まりは室町時代、初代将軍・足利尊氏 から3代将軍・足利義満 までが 二条通屋敷 を構えていたことから、将軍家の屋敷「 二条城 」 と呼ぶようになり、その後は二条通から屋敷が離れても、将軍の屋敷を 「 二条城 」 と呼ぶようになりました。

地図 : 旧二条城跡 ( 室町幕府15代将軍・足利義昭の居城 )
  

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2010年02月22日

小町通

 『 小町通 』

  数々の伝説を秘めた一条戻橋から東へ歩くと、一条通から北へ延びる細い道があり、その交差点の北西角に 『 小町通 』 と書かれた小さな石碑が立っています。

  平安時代、小野小町 ( おののこまち ) の名声を妬む 大伴黒主 ( おおとものくろぬし ) は、前夜に小町邸で歌を盗み聞いて 万葉集草紙 ( そうし:綴じてある本 ) に書き加えて、翌日の歌合せで小町の歌が万葉集の 盗作 だと 批判 しましたが、小町が草紙を 井戸の水で洗う と、加筆された筆書きの文字が消えて 身の潔白が証明された という物語が伝えられています。

  石碑の辺りが謡曲 「 草紙洗小町 」 の舞台とされる小野邸の井戸があった場所とされ、細い道は 小町通 と呼ばれ、石碑の側面には 小野小町雙紙洗水遺跡 と刻まれています。

地図 : 小町通 ・ 小野小町雙紙洗水遺跡 石碑
  

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2010年01月27日

大国主命

 『 大国主命 』

  神話の登場する 『 大国主命 』 ( おおくにぬしのみこと ) は、天の象徴 である 天照大神 ( あまてらすおおみかみ ) に対して、大地を象徴する神様 とされています。

  大国主命は、神徳の高さから 大物主神 ( おおものぬしのかみ ) や 大己貴神 ( おおなむちのかみ ) など、多くの別名を持つとされています。

  下鴨神社 の本殿前に並ぶ えとの社 では、十二支の守護神 として 七つの社七つの別名 で祀られ、商売繁昌・事業繁栄の信仰を集めています。

  大国魂神 ( おおくにたまのかみ )  ( 巳・未歳 守護神 )
  顕国魂神 ( うつしくにたまのかみ ) ( 午歳 守護神 )
  大国主神 ( おおくにぬしのかみ )  ( 子歳 守護神 )
  大物主神 ( おおものぬしのかみ )  ( 丑・亥歳 守護神 )
  志固男神 ( しこおのかみ )     ( 卯・酉歳 守護神 )
  大己貴神 ( おおなむちのかみ )   ( 寅・戌歳 守護神 )
  八千矛神 ( やちほこのかみ )    ( 辰・申歳 守護神 )
  

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2010年01月22日

下鴨神社

 『 下鴨神社 』

  森厳とした 糺の森 に包まれて鎮座する 『 下鴨神社 』 ( しもがもじんじゃ ) は、平安時代以前に創建された京都最古の神社のひとつで、京都盆地の北部に定住した 古代豪族賀茂氏 が祖先にあたる神様を祀る神社として創建しました。

  平安京遷都後は、国家安泰万民安寧 を願う 国家鎮守の神社 として崇められ、一定期間で社殿を新築して神様を旧殿から新殿へと遷す 式年遷宮の制 などが定められ、賀茂祭葵祭 ) は 国家の祭祀 として執り行われました。
  

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2009年11月02日

京都御所

 『 京都御所 』

  現在の 『 京都御所 』 は、平安京における 天皇の在所 であった 内裏 ( だいり ) とは場所が異なり、元弘元 ( 1331 ) 年、時の天皇が 仮御所 とした 東洞院土御門邸 ( ひがしのとういんつちみかどてい ) が、後に 正式な御所 と定められたことに始まります。

  京都御所は長い歴史の中で幾度も 火災再建 を繰り返し、現存する建物は、安政2 ( 1855 ) 年、古制に基いて再建されたものです。

『 京都御所 秋の一般公開 』
   1日(日)~10日(火) 9:00 ~ 15:30
   例年は非公開とされている御所の北側の
   皇后宮常御殿や飛香舎も見学が可能


ICON129 明日の開催です、ご参加をお待ちしています~♪
『 ものがたり観光 』 らくたび協賛事業 ( 知恵と力の博覧会 )
御所物語 11月3日(火祝)13:00~16:00  参加費 3000円
≪ 平安王朝の雅を今に伝える京都御所の伝統と文化 ≫
地下鉄・今出川駅・・・京都御所( 一般参観 )・・・京都御苑・・・幸神社・・・相国寺・・・上御霊神社・・・現地解散
■ 上記散策の詳細&お申込みは こちら をご覧ください。

知恵と力の博覧会 【 ものがたり観光 】 とは・・・
千年の都・京都には、様々な物語を秘めた社寺史跡が点在しています。
歴史に精通したガイドと、歴史物語ゆかりの地を歩いて巡ります♪
※らくたびガイドスタッフがご案内しますが、若村も同行します。

その他のコースについては こちら をご覧ください♪
  

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2009年08月19日

宗像三女神

 『 宗像三女神 』

  『 宗像三女神 』 ( むなかたさんじょじん ) とは、宗像大社 ( 福岡県宗像市 ) に祀られている 三柱の女神の総称 で、湍津姫命 ( たぎつひめのみこと )、市杵島姫命 ( いちきしまひめのみこと )、田心姫命 ( たごりひめのみこと ) と呼ばれています。

  宗像大社玄界灘 に面した 海上交通の要衝 にあり、古くから 海の神航海の神 として崇められてきました。

  平安末期には、平清盛 が大陸との 貿易航路の守護神 として安芸の 厳島神社 ( いつくしまじんじゃ : 広島県 ) に祀るなど、広く信仰されてきました。

  現在、京都御苑の九条家邸宅跡内に鎮座する 厳島神社 には、安芸の厳島神社から勧請 ( かんじょう : 神様の分霊を他の場所に移し祀ること ) された 宗像三女神 と、祗園女御 ( ぎおんにょうご : 平清盛の母 ) が合わせ祀られています。

地図 : 厳島神社 ( 京都御苑内 )
  

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2009年06月07日

糺の森

 『 糺の森 』

  高野川賀茂川 が合流する三角州地帯に広がる森林は、古くから 『 糺の森 』 ( ただすのもり ) と呼ばれています。

  太古の昔から広大な 原生林 が一帯に広がっていましたが、長い歴史の中で戦乱や政策などによって森林は小さくなり、現在では約12万4千平方メートル ( 東京ドームの約3倍 ) の森林となっています。

  糺の森には 下鴨神社 が鎮座し、平安時代から天皇や貴族が 禊ぎ祓いの地 として訪れ、『 源氏物語 』 や 『 枕草子 』 などの物語にも登場しています。

地図 : 糺の森
  

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2009年05月07日

斯波義将 邸宅跡

 『 斯波義将 邸宅跡 』

  室町幕府 における 第一の重職 で、足利将軍家補佐 して 幕府の政務全般を統轄 する役職を 管領 ( かんれい )といいます。

  南北朝から室町時代にかけて活躍した武将 ( 守護大名 ) の 『 斯波義将 』 ( しばよしまさ ) は、管領として幕府の制度を整備し、幕政の基礎を固めた人物として知られています。

  上京区武衛陣町 には 斯波義将の邸宅跡 を示す石碑が立ち、付近の町名・武衛 ( ぶえい ) とは、兵衛府 ( ひょうえふ : 警護の兵を監督して天皇の身辺警固を司った官職 ) の 兵衛督 ( ひょうえのかみ:兵衛府の長官 ) をつとめた斯波氏の家号に由来しています。

地図 : 斯波義将邸宅跡の石碑 ( 上京区武衛陣町 )
  

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2009年04月23日

皇后宮常御殿

 『 皇后宮常御殿 』

  今年は 天皇皇后両陛下御結婚満50年 を迎えることから、4月下旬に京都御所が特別公開されます。

  春と秋に催される例年の一般公開コース ( 紫宸殿・清涼殿・小御所など ) に加えて、通常は非公開の 皇后宮常御殿飛香舎若宮姫宮御殿朔平門 などが特別に公開されます。

  『 皇后宮常御殿 』 ( こうごうぐうつねごてん ) とは、かつて皇后や女性女官などが日常を過ごした 男子禁制エリア で、天皇が日常を過ごした 御常御殿 ( おつねごてん ) のはるか北側に位置しています。


天皇皇后両陛下御結婚満50年記念
京都御所特別公開

  4月23日 ( 木 ) ~ 29日 ( 水・祝 )
  午前9時 ( 開門 ) ~ 午後3時30分 ( 閉門 )  

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2009年04月01日

京都府庁旧本館・中庭

 『 京都府庁旧本館 ・ 中庭 』

  明治37 ( 1904 ) 年に竣工した 京都府庁舎 ( 現在の 旧本館 ) は、現役の官公庁舎としては日本最古の建物となります。

  京都府技師の松室重光など日本人建築家によって設計され、外観は ネオ・ルネサンス様式の煉瓦造 で、ロの字型の建物には正庁や知事室・議場など大小55室が設けられています。

  建物に囲まれた中庭は、7代目・小川治兵衛 によって設計された庭園であり、春になると見事な枝垂れ桜が満開の花を咲かせます。

『 京都府庁旧本館 春の一般公開 ・ 観桜会 』  京都府庁
   3月23日(月)~ 4月5日(日) 10時~18時
   旧知事室、正庁、旧貴賓応接室、などを公開
   中庭の見事な枝垂れ桜も一般公開

   参考 : 京都府庁 旧本館 観桜会と開花状況  

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2009年02月21日

一条通

 『 一条通 』

  平安時代の 『 一条通 』 は平安京の北端の大路にあたり、その一条通が堀川をまたぐ橋がご存知 「 一条戻橋 」 です。

  平安時代の学者・三善清行 の葬列がこの橋を渡る際、父の訃報に急ぎ紀州から帰った息子の 浄蔵 が棺にすがって祈ると、父が一時生き返って抱き合ったと伝えられ、以来 「 戻橋 」 と呼ばれるようになりました。

  一条通をさらに西へ歩くと 大将軍商店街 となり、ここは室町時代、捨てられた道具が恨みから妖怪になって夜行した という伝説が残されています。  

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2009年01月16日

仙洞御所

 『 仙洞御所 』

  京都御所の隣りに位置する 『 仙洞御所 』 ( せんとうごしょ ) は、江戸初期、江戸幕府によって 後水尾上皇 のために二条城の行幸御殿 ( みゆきごてん ) を移築して造営されました。

  その後に幾度も火災に遭い、建物は焼失したままで再建されていませんが、庭園は当時の姿をよく残しています。

  寛永13 ( 1636 ) 年に 小堀遠州 によって作庭され、のちの寛文4 ( 1664 ) 年に後水尾上皇によって修築されたとも伝えられ、四季折々の趣きを楽しめる名庭です。  

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2008年12月09日

王政復古の大号令

 『 王政復古の大号令 』

  江戸幕府15代将軍・徳川慶喜 が征夷大将軍の職を辞して政権を朝廷に返上する 「 大政奉還 」 ( たいせいほうかん ) を宣言し、慶応3(1867)年12月8日、京都御所内の小御所で 「 小御所会議 」 ( こごしょかいぎ ) が開かれました。

  今後の方針を決めるため、天皇や公家、主な大名や藩士が集まって会議を行い、翌12月9日、朝廷は 『 王政復古の大号令 』 ( おうせいふっこのだいごうれい ) を発して、政権が幕府から朝廷に移ったことを宣言しました。  

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2008年09月27日

京都守護職

 『 京都守護職 』

  幕末に江戸幕府が設立した役職のひとつ 『 京都守護職 』 ( きょうとしゅごしょく ) は、文久2 ( 1862 ) 年、宮中の警備市中の治安維持 を目的に創設され、会津藩主・松平容保 ( かたもり ) がその任に就きました。

  現在の 京都府庁京都守護職上屋敷 が建てられていた場所にあたり、慶応3 ( 1867 ) 年 12月に京都守護職が廃止された後、その跡地に京都府庁が移転しました。

  京都府庁の正門脇に京都守護職屋敷跡を示す石碑が立っています。

地図 : 京都守護職屋敷跡碑  

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2008年09月21日

閑臥庵

 『 閑臥庵 』

  烏丸通鞍馬口東入ルに建つ 『 閑臥庵 』 ( かんがあん ) は、江戸初期に 後水尾法皇王城鎮護 のために貴船から 鎮宅霊符神 ( ちんたくれいふしん : 陰陽道の最高神 とされ、北辰 【 北極星・北斗七星 】 をあらわす神 ) を遷して祀ったことに始まります。

  閑臥庵は 黄檗宗 ( おうばくしゅう : 曹洞宗・臨済宗と並ぶ日本三禅宗のひとつ ) の禅寺で、中国伝来の精進料理である 普茶料理 ( ふちゃりょうり ) をいただくことができます。

地図 : 閑臥庵  

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2008年09月20日

鯖街道

 『 鯖街道 』

  京都から日本海側の 若狭 ( わかさ ) 地方へ通じる街道は 若狭街道 と呼ばれ、その街道を通じて日本海の豊かな海の幸が京都に運び込まれていました。

  特に 若狭の名産 である ( さば ) を運んだ街道であることから、昔から 鯖街道魚街道 とも呼ばれていました。

  また、若狭街道の京への出入り口 は多くの行商人が出入りする町として栄えたことから、いつしか 「 出町 」 ( でまち ) と呼ばれるようになりました。

地図 : 鯖街道口 石碑  

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