2012年05月23日
滅法
2012年02月19日
四親王家
2012年02月05日
仮名
中国伝来の 漢字 を 「 真名 」 ( まな ) と呼ぶのに対し、日本で生まれた音節文字 ( 一字が一音節を表す文字 ) を 『 仮名 』 ( かな ) といいます。
古くは漢字の音や訓によって 「 波流 ( 春 ) 」 や 「 八間跡 ( やまと ) 」 のように、漢字本来の意味とは異なる日本語の音を表記した 「 万葉仮名 」 ( まんようがな ) が用いられ、それが次第に簡略化されて 「 伊 → イ / 宇 → ウ 」 のような漢字の画の一部分より作られた 「 片仮名 」 ( かたかな ) が生まれました。
また、漢字の筆画をくずした草書体から草仮名をへて 「 平仮名 」 ( ひらがな ) も生まれました。
2012年01月05日
睦月
2011年12月19日
京野菜

京都は山々に囲まれた 盆地 であり、海の幸 をもたらす 日本海 や 瀬戸内海 から遠く離れているため、昔は新鮮な海産物を手に入れることが非常に困難でした。
したがって、市街近郊で栽培される新鮮な野菜が人びとの食生活を支え続け、京都は野菜を中心とする 蔬菜文化 が発展しました。
現在では 『 京野菜 』 として全国に流通していますが、賀茂なす、九条ねぎ、聖護院だいこん、鹿ケ谷かぼちゃ、伏見とうがらし、壬生菜 など、どの京野菜にも栽培された 京都近郊 ( 江戸時代の市街地の近郊地 ) の地名 が付いています。
2011年11月05日
玄関
一般的に 建物の正面の出入り口 を 『 玄関 』 ( げんかん ) といいますが、その語源は “ 玄妙の道に入る関所 ” ともいわれ、禅寺 において 悟りを求める道 の 入り口 となる 門 のことを 「 玄関 」 と呼ぶことに由来しています。
“ 玄妙 ” ( げんみょう ) とは 道理や技芸が奥深い微妙な様子 を表す言葉で、禅寺で追い求める悟りの道は奥深く玄妙であることから、禅寺・方丈の入り口に立つ門を “ 玄妙の道に入る関所 ” として 「 玄関 」 と呼ぶようになったと伝えられています。
2011年10月07日
タラヨウ
2011年09月19日
檜舞台を踏む
2011年09月12日
中秋の名月
2011年06月11日
梅雨
2011年05月21日
うどん

『 うどん 』 は江戸時代の中頃に食文化として広がったと言われていますが、弘法大師空海 の出身地であり、お遍路さんで知られる香川県では、空海が唐より密教とともに日本に伝えたと語られ、現在も 讃岐うどん として親しまれています。
当時、唐から伝えられたのは小麦粉の生地に餡などを包んだ 「 こんとん 」 と呼ばれる唐菓子とされ、それを温めて食べた 「 うんとん 」 が 「 うどん 」 に通じる食べ物と考えられています。
2011年03月17日
殿司
2011年03月12日
御璽と国璽
2011年03月09日
数珠

数多くの玉を糸で貫いて輪形にした法具を 『 数珠 』 ( じゅず ) といいます。
古代インドのバラモン教で用いられた道具を原型とし、のちに釈迦によって仏教でも用いられ、中国から日本へ伝来したとされています ( 諸説あり )。
一般的な数珠の玉の数は煩悩の数とされる 108個 を基本とし、唱えた念仏の回数を数える 時に玉をつまぐる目的で用いられたことから、鎌倉時代に入って 浄土の教え が流行して念仏が盛んになるとともに世間一般に広く普及しました。
2011年03月06日
浮世絵
“ 浮世 ” ( うきよ ) とは、“ 憂き世 ” ( うきよ : つらい世の中 ) と “ 浮世 ” ( ふせい : はかない世の中 ) のふたつが重なり合った言葉で、今の世の中 ( 俗世間 ) という意味になります。
江戸時代、浮世の風俗を題材に描かれた肉筆画や多色刷りの版画 ( 錦絵 ) を 『 浮世絵 』 ( うきよえ ) といい、芝居・遊里・相撲など町人階級の好んだ風俗や似顔絵・風景などが多く描かれました。
明治時代になると浮世絵は軽んじられ、多くの優れた作品が海外に散逸してしまいました。
2011年01月12日
立砂
2011年01月11日
鏡開き
2011年01月10日
えびす神
2011年01月09日
七福神

福徳をもたらす七体の神 『 七福神 』。
商売繁盛 「 ゑびす神 」、開運招福 「 大黒天 」、七福即生 「 毘沙門天 」、福徳自在 「 弁財天 」、延寿福楽 「 福禄寿神 」、不老長寿 「 寿老神 」、諸縁吉祥 「 布袋尊 」。
七福神の福徳を授かるために巡拝する 『 七福神めぐり 』 は昔から盛んに行われ、新年を迎えた1月の巡拝は特に功徳が大きいとされています。
都七福神めぐり、京都七福神めぐり、京洛七福神めぐり など、巡拝ルートと社寺 ( 重複する社寺もある ) は幾多もあり、それは七福神に対する京都の人びとの 厚い信仰 と 人気 のあらわれ です。
『 都七福神めぐり 』 1月1日~31日
ゑびす神 恵美須神社
大黒天 松ヶ崎大黒天
毘沙門天 東寺
弁財天 六波羅蜜寺
福禄寿神 赤山禅院
寿老神 革堂 ( 行願寺 )
布袋尊 萬福寺
2011年01月08日
初ゑびす

商売繁盛
笹持って来いー!
ゑびす囃子 ( えびすばやし ) が飛び交う 恵美須神社 ( えびすじんじゃ ) では、8日から12日にかけて 『 初ゑびす 』 が行われ、商売繁盛を願う多くの参拝者で賑わいます。
笹 は松竹梅の竹の葉で縁起が良く、“ 節目正しく真っ直ぐ ” “ 葉が常に青々と繁る ” ことから 家運隆昌 や 商売繁盛 に通じるとされ、その笹の先に福俵 ・ 宝船 ・ 熊手などの縁起物をつけた 福笹 を持ち帰る習わしです。
8日 餅つき神事・湯立て神楽
9日 午後2時 宵ゑびす祭
10日 午後2時 初ゑびす大祭
11日 午後8時 のこり福祭
12日 午後8時 撒福祭
2011年01月05日
睦月
2010年12月04日
臘月
2010年10月01日
神無月
2010年09月01日
長月
2010年08月25日
法名
2010年08月09日
浄玻璃の鏡 と 人頭杖
2010年08月07日
六道の世界
2010年07月30日
梨園
2010年07月22日
黄檗宗
2010年07月08日
文月

陰暦七月 の 異名 を 『 文月 』 ( ふみづき ) といいます。
文月の語源は、7月7日 の 七夕 ( たなばた ) において短冊に歌や字を書いて献じたり、書物を夜風にさらす風習があったことに由来すると言われています。
また、稲の穂が膨らむ月 であることから ほふみづき ( 穂含み月 ) や ふくみづき ( 含み月 ) が転じて、ふみづき ( 文月 ) になったとも言われています。
現在の新暦では7月は夏ですが、文月 といえば 秋をあらわす季語 になります。