2011年10月07日

タラヨウ

タラヨウ 『 タラヨウ 』

  糺の森 は平安以前の 原生樹林の植生 を残す貴重な森林で、約40種600本の樹木が生い茂っています。

  糺の森に鎮座する下鴨神社の境内には 『 タラヨウ 』 というモチノキ科の樹木があり、その葉は細い棒で傷つけると黒く変色して 文字が書ける ことから、古代インドでは経文を書く時に用い、ゆえに 「 多羅葉 」 ( タラヨウ : 多羅は仏教用語 ) と名付けられました。

  日本でも昔はタラヨウの葉に文字を書いて恋文や手紙とし、その故事が 「 葉書 」 ( はがき ) の語源となりました。


同じカテゴリー(言葉コラム)の記事画像
滅法
四親王家
仮名
睦月
京野菜
玄関
同じカテゴリー(言葉コラム)の記事
 滅法 (2012-05-23 12:00)
 四親王家 (2012-02-19 12:00)
 仮名 (2012-02-05 12:00)
 睦月 (2012-01-05 12:00)
 京野菜 (2011-12-19 12:00)
 玄関 (2011-11-05 12:00)

Posted by 若村 亮  at 12:00 │Comments(0)言葉コラム

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。