2018年05月02日

≪ 長岡京市といえば、たけのこ! 発祥の地へ ≫

天皇陵めぐりでは、土御門天皇の金原陵を参拝した後、さらに長岡京市の歴史を探る散策へ。



かつて海印寺と呼ばれる古刹があり、その歴史を唯一受け継ぐ寂照院には、曹洞宗祖・道元禅師が日本で初めて孟宗竹を植えたという歴史が石碑に刻まれています。



ここが発祥となって、長岡京市の名物 “ たけのこ ” が今、あるんですね~! ( 笑 ) さて、その後は鬱蒼とした林の上へと続く石段を上り・・・



辺りの産土神 ( うぶすながみ / その土地の神様 ) として崇められてきた走田神社を参拝してきました。



さて、次回の天皇陵めぐり散策は・・・ ↓↓↓↓↓

◆ 京都さんぽ ≪ 歴代天皇の陵墓めぐり ≫ シリーズ
5/5(土祝) 南北朝時代・乱世を生き抜いた歴代天皇を偲ぶ
公式HP http://rakutabi.com/media/event/article/2200
  

Posted by 若村 亮  at 14:03Comments(1)西山・長岡

2018年05月02日

らくたび京都さんぽ ≪ 歴代天皇の陵墓めぐり ≫ シリーズ

昨年から続く 歴史散策シリーズ ≪ 歴代天皇の陵墓めぐり ≫ が先日、開催されまして、長岡京市の山麓にある 第83代・土御門天皇 ( つちみかどてんのう ) の陵墓を30名を超える参加者の皆さまと一緒に参詣してきました!



鎌倉初期、承久の乱に敗れた天皇方は流罪となり、第82代・後鳥羽天皇は隠岐へ、第84代・順徳天皇は佐渡へ流されましたが、承久の乱には反意を表していた土御門天皇は鎌倉幕府から処罰の対象とされませんでしたが、後鳥羽上皇などが流罪となる中で自らだけが京都にいることは忍びないとして、自ら土佐へ流されることを申し出ました。



その後、土佐国 ( 現・高知県 ) から阿波国 ( 現・徳島県 ) へ移り、そのまま阿波国で崩御して火葬されたと伝えられています。



その後、生母ゆかりの金原寺 ( こんげんじ ) に天皇陵が定められたとされ、現在、宮内庁管轄の金原陵 ( かねがはらのみささぎ ) が土御門天皇の陵墓とされています。



今回の散策では、天皇陵はわずかひとつでしたが、承久の乱の話しや、土御門天皇の人柄など、たっぷりとご案内をさせていただきました ♪ ( 笑 )



さて、次回 5/5(土祝) は京都・西陣の地を巡りながら、激動の南北朝時代を生きた歴代天皇ゆかりの社寺史跡をご案内します、こうご期待ください!

◆ 京都さんぽ ≪ 歴代天皇の陵墓めぐり ≫ シリーズ
5/5(土祝) 南北朝時代・乱世を生き抜いた歴代天皇を偲ぶ
公式HP http://rakutabi.com/media/event/article/2200
  

Posted by 若村 亮  at 13:39Comments(2)西山・長岡

2018年04月23日

4/22(日) 牡丹の名所 ≪ 乙訓寺 ≫ in 長岡京市


昨日の味めぐり講座では、たけのこ尽くしの料理をいただいた後、季節の花 「 牡丹 ( ぼたん )」 が大輪の花をちょうど咲かせている、長岡京市の乙訓寺 ( おとくにでら ) へ行ってきました。



飛鳥時代の創建とも伝えられる古刹で、長岡京遷都に関わる事件で早良親王が幽閉された歴史も有しています。



乙訓寺は、牡丹の一大名所です。











迫力あふれる大輪の牡丹の花が、ゆっくりと風に揺らる風景は、ほんとに素敵な春のひとコマでした ♪
  

Posted by 若村 亮  at 23:49Comments(1)西山・長岡季節の花・紅葉

2017年11月14日

11/14(火) 秋が深まる ≪ 勝持寺 ≫

連日の西山界隈の古社寺巡りを行い、昨日は秋晴れの勝持寺、本日は秋雨の勝持寺と、どちらも美しい秋の風景が広がる勝持寺の境内でした。

勝持寺・仁王門


雨に打たれる、紅葉。



格子の奥に広がる、紅葉。



石灯籠に散った、紅葉。



石畳の参道に散った、紅葉。



深まる秋を感じる、紅葉。



秋の彩りが重なる、紅葉。



深まる秋を感じる、素敵な勝持寺でした~♪ ( 笑 )

◆ 勝持寺 ◆
公式HP http://www.shoujiji.jp/
  

Posted by 若村 亮  at 23:08Comments(0)西山・長岡季節の花・紅葉

2016年04月30日

京都さんぽ ≪ 乙訓寺の牡丹、光明寺の新緑へ ≫

今日は 京都さんぽ が開催されまして、らくたびガイド として活躍していただいている 講師・山下さん のご案内で、長岡天満宮乙訓寺光明寺 を巡ってきました。 本日は講師ではなく、添乗スタッフ として一緒に楽しんできました~ ( 笑 )

乙訓寺


先日の味めぐりでも訪ねましたが、牡丹の名所 です!

牡丹 ( ぼたん )


乙訓寺から徒歩約20分、法然上人弟子・蓮生 ゆかりの 光明寺 へ。

浄土念仏 を称えた 法然上人 初めて その 教えを説いた場所 とされることから、門前には 「 浄土門根元地 」 と刻まれた石碑が立っています。

■ 西山浄土宗 総本山 光明寺
公式HP http://www.komyo-ji.or.jp/


時折照らす太陽が、新緑をさらに美しく輝かせてくれました~!



山下講師の熱い語りから、法然上人と弟子・蓮生についての歴史や逸話を学び、そして御影堂と阿弥陀堂の参拝を行いました。



法然上人の遺骸を入れていたと伝えられる石棺です。



勅使門


清々しい新緑の中、静かに佇む光明寺を、ゆっくりと参拝しました ( 笑 )

GW期間中らくたび では様々な 散策 を実施します、お楽しみに!
詳細はこちらへ http://www.rakutabi.com/sanpo_sp1.html#s20160501

  

Posted by 若村 亮  at 01:59Comments(0)西山・長岡季節の花・紅葉

2016年04月26日

乙訓寺 ≪ 牡丹 / ぼたん ≫

さて、長岡天満宮から歩いて約30分、大輪牡丹 が咲く 乙訓寺 へ。

■ 乙訓寺 ( おとくにでら )
公式HP http://www.eonet.ne.jp/~otokunidera/


創建は古く、推古天皇の勅願寺 として格式高い歴史を有し、長岡京遷都後に暗殺事件の黒幕として 早良親王 が乙訓寺に 幽閉 され、また平安京遷都後に 弘法大師・空海別当 ( べっとう : 統括管理する責任者 ) に 任命 されるなど、長い歴史格式の高さ を誇ってきました。

早良親王・供養塔


奈良の牡丹の名所、長谷寺 より株分けされたという、乙訓寺の牡丹



彩り豊かな 大輪の牡丹 が、あちらこちらに咲いています!



まさに、満開!!







珍しい花びらの牡丹 ですね~



まだまだ、乙訓寺の牡丹は見頃が続きます。



今週末 29日(金・祝)には、京都さんぽ でも 長岡天満宮乙訓寺 を巡り、さらに 新緑 が輝く 粟生光明寺 も拝観する予定です。 ぜひ、ご参加をお待ちしています!

■ 4月29日(金・祝) 京都さんぽ 【 春の長岡京へ 】
詳細・申込み : http://www.rakutabi.com/sanpo_sp1.html#s20160429
※ 若村も添乗として同行する予定です♪
  

Posted by 若村 亮  at 00:35Comments(0)西山・長岡季節の花・紅葉

2016年04月25日

季節を味わう ≪ たけのこ料理 ≫ in 錦水亭

長岡天満宮 を参拝した後は、やっぱり、錦水亭・たけのこ料理 です ( 笑 )

■ たけのこ会席 ≪ 錦水亭 ≫
公式HP http://www.kinsuitei.co.jp/


朝採れ新鮮“ たけのこ ” を味わう、たけのこフルコース です!

たけのこ田楽 / 木の芽和え


若竹すまし汁


これが、がっつり大ボリュームの 名物 “ じきたけ ” です、やわらかい~♪

じきたけ


たけのこの、お造りです。 新鮮ならでは!です。

のこ造り


むしたけ


香ばしい、たけのこの香りが素敵です~♪

焼竹


てんぷら


酢の物


こちらも 名物たけのこ飯 です!

のこめし


水物 メロン


メロン以外すべて “ たけのこ ” 料理で、まさに、たけのこ尽くし です!

さて、美味しい昼食の後は、約20分ほど歩いて、牡丹 の名所・乙訓寺 へ。
  

Posted by 若村 亮  at 21:04Comments(0)西山・長岡京料理

2016年04月25日

長岡天満宮 ≪ 霧島躑躅 / きりしまつつじ ≫

昨日は 毎月第4日曜日 に開催している、らくたび主催 ≪ 京都の隠れた社寺と四季の味めぐり ≫ 現地散策講座 が開催されまして、季節の花 “ 霧島躑躅 ” の名所として賑わう 長岡天満宮 と、境内に約2,000株の “ 牡丹( ぼたん ) が咲く 乙訓寺 へ行ってきました。

■ 長岡天満宮
公式HP http://www.nagaokatenmangu.or.jp/


鳥居から八条ヶ池の中をゆく表参道は 霧島躑躅 の並木が見事で、圧巻の彩りを見るために多くの人びとで大賑わいでした~! ( 笑 )



今年は天候に恵まれているおかげで、霧島躑躅の開花も例年より早かったようで、陽当たりが良いところはすでに花が終わり、やや日影げの北側が見頃でした~♪



参拝の人も多かったです~、本殿前は長蛇の列です。



天満宮 といえば “ 丑 ( うし ) です。 別名 “ なで牛 ” ともいわれ、頭をなでると頭が良くなり、足腰をなでると足腰の痛みが無くなるとか。



花粉症でちょっと苦しんでいるので、鼻をなでてお参りしました~ ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 20:20Comments(0)西山・長岡季節の花・紅葉

2009年09月25日

善峯寺

 『 善峯寺 』

  西山に位置する門跡寺院であることから 「 西山の宮 」 とも称された 『 善峯寺 』 ( よしみねでら ) は、平安中期の長元2 ( 1029 ) 年、源算上人 が西山に小堂を建て、自ら刻んだ 十一面千手観音像 を祀ったことに始まります。

  長元7 ( 1034 ) 年には 後一条天皇 から 「 良峯寺 」 の寺号を賜り、以来、歴代天皇からの崇敬も厚く、観音信仰の広まりとともに 西国三十三所観音霊場第20番札所 として多くの参拝者から崇敬を集めてきました。

『 吉峯寺 西国三十三所結縁御開帳 』 吉峯寺
  9月1日~30日
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(2)西山・長岡

2009年04月25日

長岡天満宮

 『 長岡天満宮 』

  長岡京市に鎮座する 『 長岡天満宮 』 ( ながおかてんまんぐう ) は、平安前期の政治家・菅原道真公 がしばしば訪れて詩歌管弦を楽しんだ場所といわれ、左遷されて太宰府へ赴く際に名残りを惜しんで当地から京の都を振り返ったことから 「 見返り天神 」 とも呼ばれています。

  境内の八条ヶ池に咲き誇る 霧島躑躅 ( きりしまつつじ ) は、樹高が約2.5m、樹齢が130年前後といわれ、今まさに 真紅の花 を咲かせています。  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)西山・長岡

2007年05月28日

十輪寺

 『 十輪寺 』

  西山の大原野にたたずむ 『 十輪寺 』 ( じゅうりんじ ) は、平安時代の歌人として知られる 在原業平 ( ありわらのなりひら ) が晩年に隠棲した場所と伝えられ、別名 「 なりひら寺 」 と呼ばれています。

  業平は恋焦がれた 藤原高子 ( ふじはらのたかいこ ) が大原野神社へ参詣した折、貴族が野遊びの一種として好んだ 塩焼き を行い、空高く紫の煙をたなびかせて想いを伝えたといわれています。

  元慶4 ( 880 ) 年 5月28日 ( 今日 )、業平は生涯を閉じ、十輪寺で静かに眠っています。

地図 : 十輪寺  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)西山・長岡