2011年06月04日

村岡局

 『 村岡局 』

  幕末の勤王家・津崎矩子 ( つざきのりこ ) は、尊王家の公家・近衛忠煕 ( ただひろ ) に仕えて女中名を 『 村岡局 』 ( むらおかのつぼね ) と称しました。

  勤王家 として熱心に活動を広げ、薩摩藩士・西郷隆盛 や勤王僧・月照 などと盛んに交流を行いましたが、安政5 ( 1858 ) 年、安政の大獄 で捕らえられて京都町奉行所の厳しい取調べを受けるなど、苦難の人生を歩みました。

  明治維新後は故郷の奥嵯峨に佇む 直指庵 で、静かな余生を送りました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)人物コラム