2011年06月18日

花園

 『 花園 』

  平安時代、双ヶ丘の麓には四季折々の美しい花が咲き誇ったことから 『 花園 』 ( はなぞの ) と呼ばれ、貴族の邸宅が建ち並んでいました。

  平安初期、清原夏野が山荘を建てて双丘寺が営まれ、のちに鳥羽天皇の中宮・待賢門院 ( たいけんもんいん ) が復興した 法金剛院 ( ほうこんごういん ) や、室町初期には花園天皇が離宮を営み、のちに禅寺に改められた 妙心寺 ( みょうしんじ ) など、花園には歴史ある寺院が建ち並んでいます。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム