2012年06月18日

紫陽花が咲く ≪ 大原・三千院 ≫

三千院 を巡っている頃は、梅雨らしい本格的な雨になり、往生極楽院 の周りに広がる苔庭も生き生きとしていました ( 笑 )

三千院・往生極楽院




紫陽花 は咲き始めという感じで、来週あたりも楽しめそうです!



大原 は古く 天台声明の根本道場 として創建された 「 魚山 ・ 大原寺 」 ( ぎょざん ・ だいげんじ ) の歴史を受け継ぐことから 「 大原 」 ( おおはら ) と呼ばれるようになり、天台声明を伝えた 慈覚大師・円仁 ゆかりの地でもあります。



9/1(土) 10:40~16:30  円仁本・出版記念
第3弾・比叡山完結編 ≪ 延暦寺・横川 ≫ へ
  慈覚大師 ≪ 円仁 ≫ ゆかりの横川を訪ねて・・・


※詳細は、らくたびHP ( こちら ) をご覧ください。

9/1(土) 京都さんぽ 【 円仁本 出版記念 】 「 比叡山・横川 慈覚大師・円仁ゆかりを訪ねて 」 では、慈覚大師・円仁 が開いた 延暦寺・横川 を訪ねて、さらに比叡山にある ロテル・ド・比叡美味しいフレンチランチ をいただく企画を予定しています。 京都市内・出町柳駅からの 往復完全送迎付 での 比叡山・横川の参拝 となりますので、ぜひご期待いただきまして、ご参加をお待ちしています♪
  

Posted by 若村 亮  at 10:49Comments(4)らくたび日記

2012年06月18日

梅雨に濡れて輝く ≪ 大原・寂光院 ≫

土曜日に開催されました 京都さんぽ 「 建礼門院ゆかりの寂光院 と 紫陽花が咲く三千院 」 は、梅雨らしい雨が降って雲が山間にたなびく 幻想的な大原の里 を巡ってきました♪

寂光院・参道


雨に洗われた新緑は、ますます輝きを増していました ( 笑 )



平安末期、壇ノ浦で滅んだ平家一門と、我が子・安徳天皇の菩提を弔って 寂光院 に隠棲をした 建礼門院徳子。 その歴史を伝える古刹です。。



庭園


寂光院を拝観した後は、料理旅館・魚山園 で食事をいただいて、天台声明の根本道場 としての歴史を受け継ぐ大原の古刹・来迎院 と、紫陽花 が咲く 三千院 を巡ってきました!
  

Posted by 若村 亮  at 10:29Comments(0)らくたび日記

2012年06月17日

旧日本銀行・京都支店

 『 旧日本銀行・京都支店 』

  三条通は古くから東海道の西の起点として賑わい、明治になると 銀行保険会社郵便局 などの 近代建築 が建ち並びました。

  明治39 ( 1906 ) 年には日本近代建築の祖と称される 辰野金吾 ( たつのきんご ) によって、赤の煉瓦と白の花崗岩を装飾的に配した 日本銀行 京都支店 が建設されました。

  その後の昭和40 ( 1965 ) 年、京都支店は河原町二条に移転し、三条通の旧京都支店の建物は博物館として保存され、現在は 京都府京都文化博物館京別館 として公開されています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年06月16日

嘉祥菓子

 『 嘉祥菓子 』

  6月16日 ( 今日 ) は 『 和菓子の日 』 ( 全国和菓子協会制定 ) です。

  その由来は、嘉祥元 ( 848 ) 年 6月16日、宮中において16種の菓子を供えて疫病退散を祈願する 『 嘉祥の儀 』 ( かじょうのぎ ) にはじまると伝えられ、室町時代以降は武士の間でも嘉祥の儀が重んじられました。

  江戸時代、幕府では江戸城の大広間に2万個を超える菓子が並べられ、大名や旗本が徳川将軍から菓子を賜る儀式が行われました。

  嘉祥食 ( かじょうぐい ) とも呼ばれ、今日は和菓子を食べる吉日です。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年06月15日

巴の文様

 『 巴の文様 』

  神紋や家紋に見られる 『 巴 』 ( ともえ ) は、日本の伝統的な文様のひとつであり、コンマ 【 ,】 や勾玉 ( まがたま : 古代の宝器 ) のような形をしています。

  「 ともえ 」 の語源は 「 鞆絵 」 であり、弓を射る時に使う鞆 ( とも ) を形取ったものといわれています。

  「 巴 」 を円形に配すると 二つ巴 ( ふたつどもえ ) や 三つ巴 ( みつどもえ ) となり、これらの文様は 水が渦を巻いている形 をしていることから、火災除け の願いを込めて、社寺や民家の屋根瓦や土蔵などに好んで用いられています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2012年06月14日

≪ 町家 cafe ☆ Hibana ≫ in 四条京町家

京都は、うだるような暑い一日になっています。。。



さて、四条京町家 では今日から計6回、京都産を中心に国産木材にこだわった木の製品を扱うお店 「 株式会社 Hibana 」 さんが、四条京町家のお座敷で 七輪 を使ったデザートを焼いていただくことができる ≪ 町家 café ☆ Hibana ≫ を開催しています!



6/14(木)、15(金)、17(日)、21(木)、22(金)、24(日) 合計6回の開催企画で、今日が初日ということで、らくたびスタッフ総出 で七輪でデザートを焼いてみようということになりました ( 笑 ) 



七輪のセットも、ばっちり準備されていました!



お品書は、フルーツ ( リンゴ or バナナ )せんべいマシュマロ八つ橋 の中から 2つ を選んで七輪で焼くんです ( 笑 )

リンゴ & 八つ橋


さてさて、みんなで一斉に七輪にのせて焼いていま~す ( 笑 )



こんがり、香ばしい八つ橋の香りが漂ってきました!



外はカリッと、中は餡の、これはなかなか美味しいデザートです♪



フルーツはちょっと時間がかかりますよ~ ( 笑 )



できました~! 柔らかいりんごで、甘みたっぷりです ( 笑 )



最後に、哀愁ただようマシュマロを♪



これはなかなか楽しい七輪体験です!



この 七輪体験300円 という安い値段で、さらに焼いたデザートの他に お茶コーヒー無料 でいただけますので、とっても お得&楽しい町家カフェ です、ぜひ皆さんも期間中に四条京町家へお越しください♪



■ 株式会社 Hibana
  公式HP : http://hibana.co.jp/
  

Posted by 若村 亮  at 15:54Comments(0)らくたび日記

2012年06月14日

夕顔

 『 夕顔 』

  堺町通松原上る西側に 「 源語伝説 五條辺 夕顔之墳 」 と刻まれた石碑があり、付近の町名を 「 夕顔町 」 といいます。

  『 夕顔 』 ( ゆうがお ) とは、源氏物語54帖のひとつ < 夕顔 > 巻に登場する女性で、頭中将と結ばれましたが本妻の嫉妬を恐れて身を隠し、五条の荒れ果てた家 ( 石碑の立つ地が想定地 ) に住んでいたとされています。

  その後、若き光源氏が夕顔の所に通うようになりましたが、物怪 ( もののけ ) によって急死してしまいました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年06月14日

梅雨の中休み?! ≪ 快晴の京都 ≫

真っ青な空が広がる京都。 朝の風は爽やかですが、本日の予想最高気温は 29℃ ということで、夏の暑さになりそうです ( 汗笑 )



せっかくの晴天ですが、今日は終日オフィスワークの予定です ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 09:11Comments(0)らくたび日記

2012年06月13日

藤森神社

 『 藤森神社・紫陽花苑 』

  深草 ( ふかくさ ) に鎮座する 『 藤森神社 』 ( ふじのもりじんじゃ ) は、神功皇后 ( じんぐうこうごう ) が 軍旗武具 を深草の地に埋めて祀ったのがはじまりと伝えられ、摂政3 ( 203 ) 年の創建と伝えられる京都でも最古の神社のひとつです。

  6月になると藤森神社の境内には約3500株の色鮮やかな 紫陽花 が咲き誇り、毎年 6月15日に催される 紫陽花祭 では、献花や献茶、神楽の奉納などが執り行われています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年06月12日

明治時代の近代庭園 ≪ 無鄰菴庭園 ≫

さてさて、南禅寺の境内を後にして、明治・大正時代の政治家で 「 最後の元老 」 と称された 山県有朋 ( やまがたありとも ) の旧別邸 「 無鄰菴 」 ( むりんあん ) に行ってきました。

無鄰菴庭園




花菖蒲が、深い紫色の花を咲かせています。





雨に洗われて、新緑がとっても輝いていました♪



■ 無鄰菴
   公式HP : http://www.city.kyoto.jp/bunshi/bunka/murin_an/murin_an_top.html
  

Posted by 若村 亮  at 23:33Comments(0)らくたび日記

2012年06月12日

江戸初期を代表する枯山水庭園 ≪ 金地院庭園 ≫

南禅院鎌倉末期の池泉庭園 を鑑賞した後は、一気に時代と作風を変えて、小堀遠州 ( こぼりえんしゅう ) が作庭した、江戸初期を代表する枯山水庭園 が広がる 「 金地院 」 ( こんちいん ) を拝観しました。

金地院庭園


巨石を配した 鶴島・亀島 から 「 鶴亀の庭 」 とも称されています。

亀島


鶴島


枯山水庭園のほかに、入口に近い池泉庭園には 睡蓮 の花も!



池のほとりには 半夏生 ( はんげしょう ) と 花菖蒲 ( はなしょうぶ ) もあり、こちらは見頃まであと少し・・・という感じです。



紫陽花 も、美しい花を咲かせていました!



雨に濡れた紫陽花も、また風情たっぷりです。



梅雨の季節の庭園は、雨に濡れて趣きを増して素敵です♪
  

Posted by 若村 亮  at 18:37Comments(0)らくたび日記

2012年06月12日

鎌倉末期の名勝・池泉庭園 ≪ 南禅院庭園 ≫

今日は梅雨らしい雨が降るなか、京都リビング 主催となる現地散策講座が開催されて、雨で輝く庭園美 を訪ねて南禅寺の 「 南禅院 」「 金地院 」、そして山県有朋の旧別邸 「 無鄰菴 」 へ行ってきました!

鎌倉末期、亀山天皇が営んだ離宮 「 禅林寺殿 」 が禅寺に改められて 「 南禅寺 」 ( なんぜんじ ) となり、また 禅林寺殿の持仏堂「 南禅院 」 ( なんぜんいん ) に受け継がれています。

南禅院庭園


庭園は亀山天皇が営んだ離宮の歴史を受け継ぐ、鎌倉末期の貴重な庭園の遺構とされ、今の季節は梅雨で苔が生き生きとして、とっても素敵な風景を見ることができます。



池には 睡蓮 が咲いていました♪



■ 南禅寺塔頭 「 南禅院 」
  公式HP : http://www.nanzen.net/keidai_nanzenin.html
  

Posted by 若村 亮  at 18:21Comments(0)季節の花・紅葉

2012年06月12日

あじさい

 『 あじさい 』

  梅雨 に見頃を迎える花といえば 『 あじさい 』 です。

  あじさい の語源は あづさい といわれ、あづ≪ 集まる ≫ の意味があり、さいさあい ( 真藍 ) が転じた言葉で ≪ 藍色が集まったもの ≫ の意味があり、つまり青い花が集まって咲く様子を表した言葉とされています。

  漢字の 紫陽花 は、古く中国の詩人・白居易が別の紫色の花に名付けたものでしたが、平安時代の学者・源順 ( みなもとのしたごう ) がこの漢字をあてたことから誤って広まったと伝えられています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年06月12日

らくたび京都講座 ≪ 京都・千年の歴史 ≫

らくたび主催 - 大人の京都学講座 -
≪ 京都・千年の歴史 ≫ 1年間12回シリーズ



■ 6月16日(土) 第3回講座 ※1回単位で受講可能
≪ 平安時代・中期 ≫ -天皇の治世と華やかな貴族社会-
嵯峨天皇、宇多天皇、醍醐天皇など天皇による政治から、次第に権力を手にした貴族・藤原氏による摂関政治へと時代は移ろい、華やかな貴族社会が展開されました。今回は平安時代の前期から中期の歴史に迫ります!

  ● 講師 : 若村亮 ( らくたび代表取締役 )
  ● 会場 : 京染会館 ( 四条西洞院・北西角 ) 6階・大会議室2
           http://www.kyozomekai.or.jp/access/index.html
  ● 時間 : 受付開始 17:15~ 講座 17:30~19:30
  ● テキスト : 毎回資料を配布します
  ● 受講料 : 一般/2,500円 会員/2,000円 学生/500円
           ※学生は社会人学生を除きます
           ※学生の方は学生証をご提示ください
  ● お申し込み
    1、らくたびHP 下記サイトより 
        http://www.rakutabi.com/k_kouza_2010.html#waka1 
    2、電話 075-257-7321 ( 受付 9:00~18:00 )

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らくたび主催 - 大人の京都学講座 -
≪ 京都・千年の歴史 ≫ 1年間12回シリーズ

■ 講座の主旨
千年の都と称される京都。太古の古代豪族の時代に歴史が始まり、平安遷都で天皇が住む都となってからは、つねに政治・文化の中心地として栄枯盛衰を積み重ねてきました。本講座では、時代別に歴史の流れをわかりやすく把握し、その歴史が刻まれた京都の残るゆかりの社寺史跡を紹介します。歴史的な背景や想いを知れば、京都の社寺史跡もまた違った魅力を感じさせてくれます。

■ 1年間の講座の詳細 ※毎月第3土曜日 ※ 1回単位で受講可能
 4月  飛鳥・奈良時代   古代豪族・秦氏と賀茂氏の力
  5月  平安時代・前期   平安京遷都と輝く平安新仏教
   6月  平安時代・中期   天皇の治世と華やかな貴族社会
    7月  平安時代・後期   貴族社会の衰退と末法思想の影
     8月  平安時代・末期   上皇の院政と源平争乱の時代へ
      9月  鎌倉時代       武家政権の樹立と鎌倉新仏教
 10月  南北朝時代     南朝と北朝の対立から統一へ
  11月  室町時代      足利政治の盛衰と文化の確立
   12月  戦国時代      群雄割拠の動乱から全国統一へ
    1月  江戸時代・前期   徳川将軍家の威光と泰平の時代
     2月  江戸時代・後期   幕府政治の衰退から動乱の幕末へ
      3月  明治時代以降    東京遷都の影響から殖産興業へ
  

Posted by 若村 亮  at 10:00Comments(0)京都

2012年06月12日

東京・多摩あるき ③ ≪ 新選組局長・近藤勇 生家跡 ≫

続いて、多摩地方と京都のつながりといえば、新選組局長 として歴史に名を刻んだ 近藤勇 ( こんどういさみ ) の 生家跡菩提寺 です!

近藤勇 像


近藤勇と天然理心流 碑


近藤家菩提寺 「 龍源寺 」


龍源寺・本堂


境内の奥には 近藤家の墓 があり・・・



近藤勇の墓 もあり、静かに眠っていました。。



さて、少し歩いたところに、近藤勇の生家跡 が! 産湯の井戸 も♪



隣りには、近藤勇を称えた神社も。



副長・土方歳三 の生家は学生時代に訪ねたことがありましたが、局長・近藤勇 の生家跡は今回、初めて訪ねました。 学生時代、理系であった私のハートに、歴史に目覚める炎を灯した新選組の歴史と足跡。 これで近藤勇と土方歳三の生家をどちらも訪ねたことになり、今回の近藤勇ゆかりの地を巡ったことは、ずーっと忘れない思い出になるでしょう! ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 00:29Comments(2)東京日記

2012年06月12日

東京・多摩あるき ② ≪ 深大寺&名物・深大寺蕎麦 ≫

さて、布多天神社 から歩いて、天台宗の古刹・深大寺 ( じんだいじ ) へ!



以前、東京上野の 寛永寺 を訪ねた際に、ここ 深大寺の歴史 と、さらに 名物 として 深大寺蕎麦 があることを知り、これはぜひ行ってみたいなぁ! と思っていましたが、まさかこんなに早く深大寺の参拝が実現するとは♪

この辺りは米作りには適さない土地で、その代わりに蕎麦を作り始めて名物になったともいわれ、とにかく現在、門前町は蕎麦のお店がズラリ! です ( 笑 )



江戸末期の文久年間に創業した 深大寺蕎麦 「 嶋田家 」 へ。



暑い日だったので、ツルッとした喉越しを期待して 「 とろろ蕎麦 」 を♪



名物・深大寺蕎麦 です!



とろろも、とろとろです ( 笑 )



さて、深大寺蕎麦を美味しくいただいた後は、いよいよ 深大寺 へ。



趣きある山門です!







植木屋さんからの信仰が厚いのでしょうか、「 木 」 の文字を象った面白い形の灯明台 ( ? ) がありました ( 笑 )



さすが蕎麦が名物の地、日本唯一の 「 そば守観音 」 が祀られています!



「 そばつゆ 」 の瓶を持っているのでしょうか~ ( 笑 )



元三大師堂です。



名物の深大寺蕎麦も美味しく、念願の深大寺を参拝しました♪
  

Posted by 若村 亮  at 00:00Comments(0)東京日記

2012年06月11日

東京 ・ 多摩あるき ① ≪ 布多天神社 ≫

全国的に梅雨入りしましたが、昨日の東京は早くも梅雨の中休み?でしょうか、朝からスッキリとした青空が広がる快晴の一日となりました ( 笑 )

東京・新宿


さて、一昨日で東京講演のスケジュールは終了していましたが、東京でもう一泊して、昨日は 多摩地方歴史 を訪ねて散策に行ってみました♪

調布市 ・ 布多天神社へ


調布市 には、「 ゲゲゲの鬼太郎 」 の作者・水木しげる さんのスタジオがあって地域振興にも尽力しているそうで、商店街に 「 鬼太郎 」 が!

ゲゲゲの鬼太郎




ねずみ男は中華店の前で寝転がっていました ( 笑 )

ねずみ男


一反もめんに乗った、ねこ娘も!

一反もめん ・ ねこ娘


素晴らしい天気に、塗り壁はお昼寝でしょうか、眠そうですね~ ( 笑 )

塗り壁


さて、約二千年前の創建と伝えられ、平安時代の書物にも名が記される、多摩地方でも有数の古社・布多天神社 ( ふだてんじんじゃ ) へ。

布多天神社


ちょうど、大骨董市 が開催される日だったようです♪



祭神として、少彦名命 ( すくなひこなのみこと ) と、菅原道真公 を祀るそうです。



さてさて、多摩あるき は始まったばかり、続いて 深大寺 へ向かいました!
  

Posted by 若村 亮  at 20:48Comments(0)東京日記

2012年06月11日

梅雨

 『 梅雨 』

  毎年6月11日頃を 入梅 ( にゅうばい ) といい、暦の上では 梅雨に入る日 とされてきました。

  古く中国では ≪ 黴 ( かび ) の生えやすい時期の雨 ≫ より 黴雨 ( ばいう ) と呼び、≪ 梅の熟れる時期の雨 ≫ でもあるため 梅雨 ( ばいう ) と変化して日本に伝えられたようです。

  『 梅雨 』「 つゆ 」 と読むようになったのは江戸時代以降のことで、梅の実が熟れて潰れることから ≪ 潰ゆ ≫ ( つゆ ) となったなど諸説あります。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年06月10日

宇治橋 ・ 三の間

 『 宇治橋 ・ 三の間 』

  宇治川 に架かる 宇治橋 は、大化2 ( 646 ) 年、奈良・元興寺の僧・道登 ( どうと ) によって架けられた 日本最古の橋 と伝えられています。

  宇治橋には、古くは西詰から三つ目の柱間に設けられていたことから名付けられた 『 三の間 』 と呼ばれる場所があります。

  三の間の記述が見られる最も古い記録は、永禄8 ( 1565 ) 年、戦国武将・松永秀久茶人・千利休 らを招いた茶会の際、宇治橋・三の間から汲み上げた水を茶会に使ったと伝えられています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年06月09日

稲荷造

 『 稲荷造 』

  伏見稲荷大社本殿 は、応仁の乱の兵火によって焼失し、のちの明応8 ( 1499 ) 年に再建され、修復を重ねて現在に至っています。

  社殿建築としては大型に属しますが、細部に注目すると、装飾金具や牡丹唐獅子・唐草などの彫刻を意匠とする蟇股などに、安土桃山時代力強さ優美な趣き が伝えられています。

  社記には 「 御本殿五社相殿ウチコシナガシ作四方ニ高欄有ケタ行五間五尺ハリ行五間五尺 」 とあり、『 稲荷造 』 とも称されています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年06月08日

≪ 深川芭蕉庵 旧地 ≫ 東京 ・ 芭蕉稲荷大明神

昨日、打ち合わせの後、少し東京まちあるきをして、清澄白河駅 から隅田川へ歩く途中にある ≪ 深川芭蕉庵 旧地 ≫ を訪ねてみました♪

芭蕉稲荷大明神


当地は 「 俳聖 」 と称される 松尾芭蕉 が拠点とした 「 深川芭蕉庵 」 があった場所だそうです。



稲荷神 といえば、神使 「 狐 」。 鋭い目で守護していますね ( 笑 )



松尾芭蕉は、この深川の庵から全国へと旅に出たといい、旅の紀行文 として知られる 『 奥の細道 』 の旅立ちも、この庵から出発したそうです!

『 奥の細道 』 旅立・記念碑


 古池や
   蛙飛び込む
        水の音
 -松尾芭蕉-



石造の が、石碑のほとりにいました ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 18:18Comments(0)東京日記

2012年06月08日

≪ 東京・隅田川 ≫

昨日、午前中に名古屋で講演を行った後、午後は東京へと移動しました。

隅田川


東京も太陽がギラギラと照りつけ、少し暑い一日でした ( 汗 )



おっと、先日に乗船した水上バスがやってきました♪



5/13 ( 日 ) 「 江戸たび 」 から早くも一ヶ月、時間の流れを感じます ( 笑 )



さて、明日まで東京で頑張ります~!
  

Posted by 若村 亮  at 17:55Comments(0)東京日記

2012年06月08日

六勝寺

 『 六勝寺 』

  平安神宮 をはじめ、京都府立図書館京都市美術館国立近代美術館 などが建ち並ぶ 岡崎一大文化ゾーン として市民に親しまれていますが、かつて平安末期には、第72代・白河天皇 が上皇となって 院政 を行った 一大政治ゾーン でもありました。

  また、白河院付近には 皇室の御願寺 として 法勝寺尊勝寺最勝寺円勝寺成勝寺延勝寺 の六寺が相次いで建立され、いずれも 「 勝 」 の字を含むことから総称して 『 六勝寺 』 ( ろくしょうじ ) と呼ばれ、一大仏教ゾーン を形成していました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年06月07日

糺の森

 『 糺の森 』

  高野川賀茂川 が合流する三角州地帯に広がる森林は、古くから 『 糺の森 』 ( ただすのもり ) と呼ばれています。

  太古の昔から広大な 原生林 が一帯に広がっていましたが、長い歴史の中で戦乱や政策などによって森林は小さくなり、現在では約12万4千平方メートル ( 東京ドームの約3倍 ) の森林となっています。

  糺の森には 下鴨神社 が鎮座し、平安時代から天皇や貴族が 禊ぎ祓いの地 として訪れ、『 源氏物語 』 や 『 枕草子 』 などの物語にも登場しています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(2)京都コラム

2012年06月06日

愛宕念仏寺

 『 愛宕念仏寺 』

  愛宕神社一之鳥居から奥へとさらに鳥居本を歩くと、古刹 『 愛宕念仏寺 』 ( おたぎねんぶつじ ) が山麓に佇んでいます。

  寺伝によれば、奈良時代に第48代・称徳天皇によって 旧愛宕 ( おたぎ ) ( 現在の東山区松原通大和大路東入 ) に創建されたと伝えられ、大正11 ( 1922 ) 年、奥嵯峨の鳥居本に移転しました。

  本堂 ( 重文 ) は 鎌倉中期の和様建築の貴重な遺構 で、周囲の境内には千二百体におよぶ 羅漢 ( らかん ) の石像 が立ち並んでいます。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年06月06日

快晴の京都!

京都は朝からカンカン照りで、真夏のような暑さになる予報です。。



太陽の前を金星が通過する天文ショーが見られるとあって、自転車通勤の途中にも、あちらこちらの会社でメガネをかざしてビルから出てきて観測している様子を見かけました ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 09:58Comments(0)らくたび日記

2012年06月05日

ちょっと休憩&打ち合わせ ≪ 一乗寺・中谷 ≫

散策終了後、一乗寺といえば ≪ 一乗寺・中谷 ≫ さん ということで、和洋コラボ した 名物スイーツ 「 絹ごし緑茶てぃらみす 」 をいただきながら、今後の企画の打ち合わせなどを行いました!

絹ごし緑茶てぃらみす & コーヒー セット


なめらかな生クリームの中には、最高級丹波産小豆黒豆うぐいす豆 をトッピングしているんですよ~ ( 笑 )



ほっこりした、ひとときでした♪

■ 一乗寺 中谷
  公式HP http://ichijouji-nakatani.com/
  

Posted by 若村 亮  at 20:15Comments(0)甘味・スイーツ

2012年06月05日

≪ 詩仙堂 ≫ サツキが見頃に♪

今日は KBS京都 「 ほっかほかラジオ 」 リスナーの皆さんと京都を散策する 「 おき・らくたび 」 が開催されて、比叡山の麓、一乗寺界隈の社寺を巡ってきました。 美しい庭園の ≪ 詩仙堂 ≫ は、サツキ が見頃に♪

詩仙堂


江戸初期、文化人・石川丈山花鳥風月 を感じながら隠棲した場所とあって、静けさ自然あふれる風景 は、まさに 癒しの空間 です ( 笑 )



サツキが見頃を迎えて、庭園はさらに趣きを増しています!



珍しい 「 京鹿子 」 ( きょうがのこ ) も美しい花を咲かせています。



池のほとりには、花菖蒲 の可憐な花も。



まさに花の季節ですね、詩仙堂は今、超オススメです♪
  

Posted by 若村 亮  at 20:00Comments(0)季節の花・紅葉

2012年06月05日

池田屋事件

 『 池田屋事件 』

  元治元 ( 1864 ) 年 6月5日夜半、新選組 は三条小橋の旅籠・池田屋 において 尊王攘夷派の志士 20数名が密議を行なっていることを察知し、局長・近藤勇 率いる隊士数名が池田屋を襲撃し、約2時間に及ぶ激闘の末、尊王攘夷派に大打撃を与えました。

  この 『 池田屋事件 』 によって尊王攘夷派の有力な志士が数多く戦死しましたが、三条大橋南西2個目の擬宝珠 ( ぎぼし ) に現在も残る傷は、この池田屋事件の激闘による 刀傷 と伝えられています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2012年06月04日

≪ 夏のしつらい ≫ in 京都・四条京町家

一昨日の土曜日に、夏のしつらいに衣替えをした四条京町家。



風が吹き抜ける涼しげな建具に変わり、見た目にも涼やかです♪



通り庭を吹き抜ける風が、ちょうど心地良い季節です ( 笑 )



来月には祇園祭が執り行われる京都、暑い夏はもうすぐそこですが、四条京町家は夏を迎える準備万端です!
  

Posted by 若村 亮  at 14:16Comments(0)らくたび日記