2012年01月31日

冬の淡い陽射し

冬本番です、グッと冷え込んだ一日になっています。
冬らしい、やわらかな淡い日射しが照っています。。



今日は午後から打ち合わせで外出していましたが、京都市役所には今週末 2/5(日)に催される京都市長選挙の看板が大きく掲示されていました。



今週はほとんどオフィスワークですが、来週の名古屋&東京講演の準備をコツコツと続けています ( 笑 ) 名古屋・中日文化センターでは初講演になりますので、ぜひ名古屋にお住まいの方でご興味のある方は、こちら の講座を聴いてみてください♪
  

Posted by 若村 亮  at 16:05Comments(0)らくたび日記

2012年01月31日

天明の大火

 『 天明の大火 』

  京都の歴史上で最大の被害となった火災 『 天明 ( てんめい ) の大火 』 は、天明8 ( 1788 ) 年 1月30日の早朝、鴨川の東の 団栗辻子 ( どんぐりのづし : 現在の四条大橋の南、団栗橋付近 ) の民家から出火しました。

  火は強い東風に吹かれて西へと燃え広がり、北は 鞍馬口通、南は 七条通、東は 鴨川東、西は 千本通 という広大な範囲が焼け野原となってしまいました。

  諸説ありますが、天明の大火によって 焼失した家屋は18万戸 ともいわれ、京都御所二条城 なども炎上し、その復興には長い時間がかかりました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2012年01月30日

霊雲院

 『 霊雲院 』

  『 霊雲院 』 ( れいうんいん : 東福寺の塔頭 ) は、明徳元 ( 1390 ) 年に僧・岐陽方秀によって開かれました。

  書院前庭は 遺愛石 のある珍しい庭として知られていましたが、長い歴史の中で荒廃し、近年になって 重森三玲氏 により修復されました。

  「 九山八海の庭 」 とも呼ばれ、これは仏の住む世界は中央に須弥山があって九つの山と八つの海が取り囲むと考えられており、庭中央の遺愛石が須弥山、それを取り囲む白砂が九山八海をあらわしていることによります。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年01月29日

尾形光琳

 『 尾形光琳 』

  「 燕子花 ( かきつばた ) 図屏風 」「 紅白梅図屏風 」 などの代表作を残した江戸中期の画家 『 尾形光琳 』 ( おがたこうりん ) は、万治元 ( 1658 ) 年、京都の 呉服商・雁金屋 の当主・尾形宗謙の次男として生まれました。

  本阿弥光悦俵屋宗達 を師と仰ぎ、二条家 ( 公家 )、津軽家酒井家 ( 大名 )、三井家住友家冬木家 ( 豪商 ) などに出入りし、大和絵 ( 平安時代以来の伝統的な絵画様式 ) を革新した大胆華麗な装飾画風を大成しました。

 妙顕寺 の東隣にある塔頭・泉妙院 に尾形光琳の墓があります。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年01月29日

大阪へ浮気の旅へ♪

今日はちょっと浮気をして・・・ ( 笑 )、いつもは京都の奥深い歴史を訪ねる “ 洛を旅する ” ≪ らくたび ≫ ですが、本日は 大阪・浪速なにわ ) へやってきて ≪ なにわたび ≫ が開催されました♪

JR環状線・玉造駅 で集合して、いざ出発! 今日のテーマは “ 大坂・冬の陣 ” ということで、真田幸村 ゆかりの社寺を巡り、大阪城 まで散策するコースでした。 大阪も歴史のある街で、こちらの 興徳寺聖徳太子 の創建、僧・行基 の再興と伝えられる古刹です。

興徳寺


門前には季節を先取りするかのように 菜の花 が咲き誇り、境内いたるところに花が植えられた素敵なお寺さんでした!



境内には平成元年に建立された約10mの巨大な 准胝観音像 が・・・!



辺りは 上町台地 ( うえまちだいち ) といわれ、大阪市内でも少し高台になっているところで、歩いていると道路が上下する地形がよくわかりました。



こちらは浄土宗の 心眼寺



門の扉に 六文銭家紋 が見られるように、ここは 大坂の陣 で活躍した 真田幸村菩提 を弔って創建された寺院でした。



さて、近くには大阪らしいスポットも。 こちらの 善福寺通称 「 どんどろ大師 」 と呼ばれる、ちょっと変わった寺院ですが、「 どんどろ 」 とは・・・? それは江戸時代、大坂城代 の大名・土井利位 ( どい としつら ) が 弘法大師 に深く信仰を寄せてこちらに参拝していたことから “ 土井殿の大師 ”どいどののだいし ) が転じて 「 どんどろ大師 」 となったと伝えられているそうです、なんとも 笑いの都・大阪らしい由来 ですね! ( 爆笑 )

善福寺・どんどろ大師


また、ここは 歌舞伎 『 傾城阿波の鳴門 』 ( けいせいあわのなると ) の “ どんどろ大師・門前の場 ” の舞台としても登場することから、門前に巡礼姿の 娘・おつる母・おゆみ の嘆き悲しむ銅像がありました。



さて、私は午後には大阪・難波で他の講演予定がありましたので、ここで残念ながら離脱してしまいました。 この後も楽しい散策が続いたようで、良かったです ( その模様の速報は こちら へ )。

今後も京都のみならず、奥深い歴史を探ってあちらこちらへ行ってみたいと思います。 ちなみに、恒例の 東京 を巡る ≪ 江戸たび ≫ ですが、今年は 春期 5/13 ( 日 )秋季 10/7 ( 日 ) に開催するべく企画中です! その内容は・・・、今はまだ秘密ですが、どちらも !!! な企画を準備していますので、関西からもツアーを組んで東京で華やかに開催したいと思っています、こうご期待ください♪
  

Posted by 若村 亮  at 01:29Comments(0)らくたび日記

2012年01月28日

大国主命

 『 大国主命 』

  神話の登場する 『 大国主命 』 ( おおくにぬしのみこと ) は、天の象徴 である 天照大神 ( あまてらすおおみかみ ) に対して、大地を象徴する神様 とされています。

  大国主命は、神徳の高さから 大物主神 ( おおものぬしのかみ ) や 大己貴神 ( おおなむちのかみ ) など、多くの別名を持つとされています。

  下鴨神社 の本殿前に並ぶ えとの社 では、十二支の守護神 として 七つの社七つの別名 で祀られ、商売繁昌・事業繁栄の信仰を集めています。

  大国魂神 ( おおくにたまのかみ )  ( 巳・未歳 守護神 )
  顕国魂神 ( うつしくにたまのかみ ) ( 午歳 守護神 )
  大国主神 ( おおくにぬしのかみ )  ( 子歳 守護神 )
  大物主神 ( おおものぬしのかみ )  ( 丑・亥歳 守護神 )
  志固男神 ( しこおのかみ )     ( 卯・酉歳 守護神 )
  大己貴神 ( おおなむちのかみ )   ( 寅・戌歳 守護神 )
  八千矛神 ( やちほこのかみ )    ( 辰・申歳 守護神 )
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年01月27日

峨眉山

 『 峨眉山 』

  “ 普く ( あまねく ) 賢い者 ” という意があり、すべての人びとを救う賢者普賢菩薩 ( ふげんぼさつ ) は、中国・四川省 にそびえる 『 峨眉山 』 ( がびさん : 海抜3099m ) が 霊場 とされています。

  中国の仏教には 三大霊場 と呼ばれる三つの 霊山 があり、五台山 ( ごだいさん : 山西省北部 )・天台山 ( てんだいさん : 浙江省東部 )・峨眉山 ( がびさん : 四川省西部 ) が 三大霊場 に数えられています。

  五台山 は古くからの 霊山 として 仏教寺院チベット仏教寺院 が多く点在し、天台山道教 の霊山として開かれた後は 天台宗 を中心とする 仏教 の霊山となりました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)仏教コラム

2012年01月26日

普賢菩薩

 『 普賢菩薩 』

  『 普賢菩薩 』 ( ふげんぼさつ ) とは “ 普く ( あまねく ) 賢い者 ” という意味があり、仏の真理修行の徳 を司って、すべての人びとを救う賢者の菩薩 とされています。

  白象 に乗って 合掌 をしている姿が一般的で、釈迦三尊像 では 文殊菩薩 ( もんじゅぼさつ ) とともに釈迦如来の脇に侍る 脇侍 ( きょうじ ) を担っています。

  普賢菩薩女人成仏 を説く 法華経 に現れることから、特に 女性からの厚い信仰 を集めてきました。 また、辰年の守り本尊 ともされています。

第46回・京の冬の旅
≪ 非公開文化財・特別公開 ≫


相国寺塔頭 『 大光明寺 』 特別公開
 1/7(土)~3/18(日) 10~16時( 受付終了 )
 ・辰年の守り本尊・普賢菩薩を祀る
 ・普賢菩薩の霊場・中国四川省の峨眉山ゆかりの庭園
  ※詳細は 京の冬の旅・公式HP こちら
  ※公開期間中、拝観休止の日時こちら を参照ください  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)仏教コラム

2012年01月25日

初天神

 『 初天神 』

  平安時代、政治家として活躍した右大臣・菅原道真 は、左大臣・藤原時平謀略 によって 失脚 し、延喜元(901)年1月25日、九州・太宰府の地方役人として 左遷 され、京都を追われてしまいました。

  25日は菅原道真の縁日とされ、菅原道真を祀る 北野天満宮 では 毎月25日縁日天神さん が催されていますが、新年最初の縁日・天神さんは特に 『 初天神 』 ( はつてんじん ) と呼ばれ、多くの参拝者が北野天満宮を参拝して賑わいます。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2012年01月24日

下鴨神社

 『 下鴨神社 』

  森厳とした 糺の森 に包まれて鎮座する 『 下鴨神社 』 ( しもがもじんじゃ ) は、平安時代以前に創建された京都最古の神社のひとつで、京都盆地の北部に定住した 古代豪族賀茂氏 が祖先にあたる神様を祀る神社として創建しました。

  平安京遷都後は、国家安泰万民安寧 を願う 国家鎮守の神社 として崇められ、一定期間で社殿を新築して神様を旧殿から新殿へと遷す 式年遷宮の制 などが定められ、賀茂祭葵祭 ) は 国家の祭祀 として執り行われました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年01月24日

雪化粧した比叡山と北山連峰

全国的に雪が降り積もり、関東では積雪の影響で朝の交通機関に遅れなどが生じているようです。 今朝の京都も厳しい寒さとなり、比叡山は上半分が雪化粧して、北山連峰は一面の銀世界となっています。 京都市街地、今朝の最低気温は +1℃ 、明日は -2℃ の予報となっていますので、さらに冷え込みが厳しくなるようです。。



今週と来週は比較的オフィスワークをじっくりとできるスケジュールで、2月から始まる ≪ 京都観光ガイド講座 ≫ ( 詳細は こちら ) のプログラムを整えたり、4月からのツアーや書籍の企画など、今後に向けてじっくりと計画を練っています ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 09:21Comments(0)らくたび日記

2012年01月23日

摂政と関白

 『 摂政と関白 』

  『 摂政 』 ( せっしょう ) とは、国家君主である 天皇幼少病弱、国都不在などの理由で政務や国事行為を行うことができないとき、天皇に代わって “ 政を摂 ( と ) る ” ( 政務を行なう ) 役職のことです。

  『 関白 』 ( かんぱく ) とは、成人後の天皇 を助けて政務を “ 関 ( あずか ) り白 ( もう ) す ” ( 政務をつかさどる ) 役職のことです。

  摂政関白の役職は、藤原道長の子孫にあたる 近衛家九条家鷹司家一条家二条家五摂家 ( ごせっけ ) のうちで最も官位の高い者が代々就任し、明治維新まで続きました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年01月22日

開基と開山

 『 開基と開山 』

  『 開基 』 ( かいき ) と 『 開山 』 ( かいさん ) は、同じ “ 寺院を開いた人 ” を意味する言葉ですが、実際に 寺院を建立した人開基初代の住職となった人開山 とする場合がほとんどです。

  つまり、鹿苑寺 ( 金閣寺 ) の開基は足利義満 ( 将軍 )、開山は夢窓疎石 ( 禅僧 ) となります。

  ちなみに 開祖 ( かいそ ) とは “ 初めて宗派を開いた人 ” を意味し、例えば 栄西禅師 は 臨済宗の開祖 となります。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2012年01月21日

今年最初の弘法市 ≪ 初弘法 ≫

毎月21日弘法大師・空海月命日 とされて、弘法さんゆかりの 東寺 では 毎月21日 弘法市 が催されて、多くの参拝者が弘法さんの命日を偲び、千店も並ぶ露店を楽しみに訪れます。

一年最初の弘法市は ≪ 初弘法 ≫ と呼ばれ、今日は午後から雨模様になりましたが、そこは雨乞いの祈祷で平安京に雨を降らせた弘法さんゆかりの東寺ですので、雨は当然でしょうかね ( 笑 )





弘法大師・空海を祀る大師堂も、多くの参拝者で賑わっていました。

大師堂


また、東寺には 都七福神 のひとつ・毘沙門天 が祀られていて、こちらは金運upの商売繁盛を願う参拝者で賑わっていました!



今日は辰年ゆかりの社寺をめぐるバスツアーに講師として同行して、相国寺・法堂幡龍図 ( 狩野光信筆 )、京料理・六盛で手をけ弁当の昼食、建仁寺・法堂双龍図 ( 小泉淳作筆 )、東福寺・龍吟庵 の特別拝観、そして最後に 東寺・初弘法 と巡ってきました。 新春にふさわしい素敵なツアーになりました♪
  

Posted by 若村 亮  at 22:22Comments(0)らくたび日記

2012年01月21日

初弘法

 『 初弘法 』

  宝亀5 ( 774 ) 年、讃岐国 ( 香川県 ) に生まれた 空海 は、15歳で論語・史伝などを学び、18歳で京都の大学に入りました。 しかし大学の勉学に飽き足らず、山林で修行を重ねながら広く仏教の教えを学び、東大寺において正式な僧となりました。

  その後、遣唐使船に乗って中国 ( 唐 ) へ渡って 密教 を学び、帰国して 真言宗 を開きました。

  東寺において毎月21日、縁日 「 弘法さん 」 が催されていますが、一年最初の弘法さんは 『 初弘法 』 ( はつこうぼう ) と呼ばれて賑わいます。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(2)歴史コラム

2012年01月20日

東寺と西寺

 『 東寺と西寺 』

  中国・長安の都に倣って造営された 平安京 は、南端中央に正門として 羅城門 が建設され、その東西には国を護る寺として 『 東寺 』『 西寺 』二大官寺 が建立されました。

  東寺 は長い歴史の中で幾度も火災に遭いましたが、弘法信仰 を中心とする民衆の厚い信仰に支えられ、幾度も再建されて現在に至っています。

  しかし、西寺 は平安王朝の崩壊によって庇護を失って衰退の一途を辿り、天福元 ( 1233 ) 年には 五重塔が焼失 し、歴史の表舞台から永遠に姿を消してしまいました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年01月19日

東福寺の禅堂

 『 東福寺の禅堂 』

  鎌倉時代に九条家の菩提寺として創建された 東福寺 は、東大寺の規模 と、興福寺の教行 ( 教えや修行 ) にあやかって 「 東 」「 福 」 の一文字づつを取って 「 東福寺 」 と名付けられました。

  禅宗が隆盛を誇った室町から江戸時代にかけて、東福寺には千人を超える修行僧達が日夜、厳しい修行に励んでいたと伝えられています。

  室町前期に建てられた 東福寺の禅堂 は、禅堂建築としては国内最古を誇り、日夜修行に励む修行僧の座禅をずっと見守り続けてきました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年01月18日

青空の雪国は美しい!

先週の新潟は吹雪で視界なしでしたが、今日はなんと素晴らしい快晴でしょうか、越後湯沢のスキー場も最高のロケーションになっていました ( 笑 )



無事に講演が終わった後、これほどの晴天はなかなかありませんよ♪ ということで、ちょっと日本海を見に行ってみましょう! ということで、男ふたりで雪国をドライブへ ( 笑 )



新潟といえば米どころ、辺り一面は稲作の田んぼのはずですが、一面の雪原になっていました。 すべてを白く覆ってしまう雪、幻想的な光景です!



さて、日本海が見える丘の上に到着です!

新潟には美しい景色の場所を100選んだ 「 にいがた景勝百選 」 というのがあるそうですが、なんとここはその第1位に選ばれた絶景中の絶景という場所で、そこから見えた冬の日本海の風景とは・・・



どこまでも日本海の大海原が続き、はるか佐渡島を仰ぐ絶景地でした♪



丘を下りて浜辺までやってくると、向こうに桟橋のような海に続く橋が!



日本海から吹き付ける極寒の風に逆らって前へ前へ渡っていくと・・・



西の彼方に極楽浄土のような赤い夕焼けが! 漆黒の闇に包まれようとする日本海と、美しい夕焼け、そして群がる雲。。 今日は日帰りですが、新潟までやってきた甲斐がありました ( 笑 )



さて、今は東京駅を経由して、東海道新幹線に乗って、京都への帰路にあります。 京都駅着23時前予定、今日も一日、頑張りました ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 21:17Comments(0)らくたび日記

2012年01月18日

達磨大師

 『 達磨大師 』

  開運の縁起物 “ だるまさん ” は、歴史上に実在した人物 『 達磨大師 』 ( だるまたいし ) の座禅姿を模して作った張り子の玩具です。

  達磨大師 は南インドの王子として生まれ、般若多羅から教えを受け、中国に渡って禅宗を伝えたことから 中国禅宗の祖 とされています。

  中国・少林寺の洞窟内で壁に面して9年間も座禅三昧した ( 面壁九年 の修行 ) と伝えられ、天龍寺や等持院では、沈思黙考する達磨大師が参詣者を出迎えます。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(3)仏教コラム

2012年01月18日

冬の富士山

爽やかな青空と、たなびく白雲にそびえる富士山。



夕方、帰りに見る富士山は、すっかり暗くなって見えないだろうなぁ。。 一度、夕陽に照らされる赤富士を見てみたいです♪
  

Posted by 若村 亮  at 09:36Comments(0)らくたび日記

2012年01月18日

早朝、凍てつく寒さの京都

まもなく太陽が東山から昇る頃、新潟へ向けて家を出ました。 時々刻々と変わる空の色、平安の昔の人びとも同じ光景を見たかと思えば、とても感動的なことです♪



あっという間に太陽が昇って一気に明るくなり、無事に新幹線に乗り込みました。 新潟・長岡まで東京を経由して約4時間強の旅路です ( 笑 )



そうそう、京都駅の新幹線コンコースにある本屋さんでは、らくたび文庫がズラリと並べられていました。 最新刊の NO.46 『 京都の地酒蔵 』 もさっそく並んでいますので、ぜひお手にとって見てみてください♪ 朝から嬉しい風景を見て、今日一日が素敵な日になりそうです ( 笑 )



それでは、新潟へ行ってきます!
  

Posted by 若村 亮  at 08:12Comments(0)らくたび日記

2012年01月17日

ヘルシーな昼食をいただきました♪

本日、四条京町家 にて ≪ 一汁一飯と旬の一菜 ≫ 講座が開催され、おくどさんで料理を作り、様々な食材や健康のことを考える講座が行われました。



今日の講座のテーマは 【 重ね煮料理 】 ということで、旬の食材を使って陰陽調和の重ね煮料理を体験、体を整えて、自然とも調和のとれた毎日の基本食、地産地消や旬を取り入れた食の大切さを学ぶものでした。



受講された皆さんが美味しくお料理を召し上がった後、少しおすそ分けをいただきまして、私の今日のランチはとっても健康的なものになりました ( 笑 )



炒り黒豆のおこわ風ご飯 & 根菜きんぴら


鮭の粕汁


とっても美味しい昼食をいただきまして、午後からのオフィスワークもバリバリとはかどりました! 健康第一の仕事なので、普段から健康には気をつけないといけませんね ( 笑 )

さて、次回の本講座は 【 京のお酢の美味しい話 】 と題しまして、甘みを加える 「 みりん 」 と 「 砂糖 」 のお話を、江戸中期の創業・村山造酢 の代表取締役・村山忠彦 さんをお招きして実施する予定です。 次回も素晴らしい講座になると思いますので、ぜひご興味のある方は、四条京町家075-255-0804 ) までお問い合わせください♪
  

Posted by 若村 亮  at 16:54Comments(0)らくたび日記

2012年01月17日

仙洞御所

 『 仙洞御所 』

  京都御所の隣りに位置する 『 仙洞御所 』 ( せんとうごしょ ) は、江戸初期、江戸幕府によって 後水尾上皇 のために二条城の行幸御殿 ( みゆきごてん ) を移築して造営されました。

  その後に幾度も火災に遭い、建物は焼失したままで再建されていませんが、庭園は当時の姿をよく残しています。

  寛永13 ( 1636 ) 年に 小堀遠州 によって作庭され、のちの寛文4 ( 1664 ) 年に後水尾上皇によって修築されたとも伝えられ、四季折々の趣きを楽しめる名庭です。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2012年01月17日

快晴の京都

スッキリとした澄み切った青空が広がる、京都の朝です。



まだ今冬の京都はまとまった雪が降ることもなく、比叡山 ( 写真の右奥の霊峰 ) の雪化粧もなかなか見ることができません。。 連日、最高気温はふたケタまで上がっていますので、冬本番とはいえ、底冷えの寒さとなる京都にとっては少し過ごしやすい日々が続いています。

しかし、明日は再び日帰りで新潟へ、雪国へ行ってきます ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 09:44Comments(0)らくたび日記

2012年01月16日

辰年にちなんで雲龍の京菓子司・俵屋吉富へ

昨日の ≪ 京都さんぽ ≫ の最後は、辰年にちなんで 雲龍 の銘菓で知られる 京菓子司・俵屋吉富 へ♪ 



昨日は新春企画ということで 着物 で行きましょう!とお声掛けをしましたので、女性の方は美しい着物姿で華やかな散策になりました! ちょっと寒かったですが、私も着物でご案内をしてきました ( 笑 )



京菓子司・俵屋吉富では季節の生菓子と抹茶をいただくことができ、和菓子の歴史や道具などの展示も2階で見学することができます。



京菓子は芸術的ですね! いただくのがもったいない感じでしたが、それはそれということで、美味しく季節を感じながらいただきました♪



ほっとする瞬間、一服の抹茶で心が落ち着きました。。



さて、ここで解散をしてお店を出ると、ちょうど皇后杯・女子駅伝の先頭が通過! トップは大阪で、2位で京都のランナーが駆け抜けていきました!



さて、次回、若村がご案内する ≪ 京都さんぽ ≫ は、2/12(日)【 萬福寺 と 普茶料理 】 ( 詳細は こちら へ ) です。 中国風の精進料理である普茶料理をいただく特別企画ですので、ぜひご参加ください♪
  

Posted by 若村 亮  at 17:20Comments(0)らくたび日記

2012年01月16日

小正月は小豆粥を食べて招福息災を♪

1月15日小正月 と呼ばれ、小豆粥 を食べて新年の 招福息災 を願う習わし。 小正月にあたる昨日は ≪ 京都さんぽ ≫ が開催されて、まずは 下鴨神社 で執り行われた 御粥祭 へ行ってきました♪



神社の本殿で神事が執り行われ、境内のテントでは参拝者へ振る舞う小豆粥が準備されました。 さっそく参加者の皆さんの分、まとめて小豆粥をいただきまして、招福息災を願って美味しくいただきました。

小豆粥


小豆粥の中には お餅 もひとつ入っていましたが、これは 15日 ( 旧暦で 満月 の日 ) は 「 ( もち ) の日 」 と呼ばれたことから、1月15日の小豆粥には餅 ( もち ) を入れて食べる習わしに通じています。 伝統行事には奥深い歴史が秘められていますね ( 笑 )

その後、下鴨神社の 相生社河合神社 を参拝し、鴨川を越えて 幸神社 ( さいのかみのやしろ ) で縁結びを願い、さらに 京の冬の旅 で特別公開中の相国寺塔頭・大光明寺 ( 18年ぶりの特別公開 ) へと散策しました。

つづく・・・  

Posted by 若村 亮  at 16:55Comments(0)年中行事

2012年01月16日

松尾大社

 『 松尾大社 』

  『 松尾大社 』 ( まつのおたいしゃ ) は、大宝元 ( 701 ) 年、秦忌寸都理 ( はたのいみきとり ) が背後の松尾山大杉谷の磐座 ( いわくら ) の神霊を勧請し、現在の場所に社殿を造営したのが始まりと伝えられています。

  平安京遷都後は賀茂社とともに 皇城鎮護の神 として厚い信仰を集め、中世以降は 醸造の神 としても人びとの信仰を集めてきました。

  松尾大社には 重森三玲 氏の作庭による、磐座の庭 ・ 曲水の庭 ・ 蓬莱の庭という昭和の名庭 「 松風苑三庭 」 があります。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年01月16日

東京講座も無事に終えて・・・

木曜日の夜は東京・入谷で 「 しゃぶしゃぶ新年会 」 でしたが、金曜~土曜日も東京で毎月講演しているレギュラー講座があり、学習院 をはじめ、NHK文化センタークラブツーリズム三越カルチャーサロン と、2日間で4講座を講演してきました ( 笑 )

学習院 in 東京・目白キャンパス


また、翌 2月~3月 にかけて、単発特別講座名古屋 ・ 湘南 ・ 東京 などで開催されますので、下記の講座一覧の中からご興味のある講座がありましたら、ぜひご参加ください♪

2/9(木)  名古屋・中日文化センター / 詳細は こちら
 3/8(木)  湘南・朝日カルチャー    / 詳細は こちら
  3/8(木)  東京・プランタン銀座    / 詳細は こちら
   3/16(金) 京都・朝日カルチャー梅田 / 詳細は こちら
  

Posted by 若村 亮  at 00:40Comments(0)東京日記

2012年01月16日

【 京都 】 2012年3月 朝日カルチャー梅田 京都散策

【 京都現地 】 2012年3月 朝日カルチャー梅田 京都・現地散策講座


老舗料亭 ≪ 京料理 ちもと ≫ のお雛祭りと
京の冬の旅・特別公開 ≪ 長講堂 ≫

朝日カルチャーセンター梅田において、
3月16日(金)、早春に華やぐ京都の町を歩いて、料亭 ≪ ちもと ≫ で
お雛祭りの京料理をいただき、特別公開の長講堂を拝観します!

■ 講座名
   ≪ 京料理 ちもと ≫ のお雛祭りと 特別公開 ≪ 長講堂 ≫
■ 講師
   若村 亮 ( 京都の旅 (株) らくたび代表取締役 )
■ 講座概要
創業約三百年の老舗 ≪ 京料理 ちもと ≫ は、鴨川と東山を望む京情緒を残した木造3階建の本格数寄屋造りの店構え。 毎年3月に入ると2階の松の間に畳6畳を埋めるほどの雛飾りやお道具が並び、中でも紫宸殿写しの古雛は目を引きます。 若女将による “ 京の雛祭り ” のお話と、華やかな 「 雛ご膳 」 をいただきます♪ また、京の冬の旅・特別拝観の ≪ 長講堂 ≫ は、後白河法皇が建立した寺仏堂。 丈六の阿弥陀仏像、後白河法皇坐像など特別拝観します!
■ 講座日程
   3月16日(金) 11:30 ~ 15:30
■ 講座場所
   京都現地散策 ( 集合場所など詳細は受講申込時に連絡あり )
■ 受講料
   会員 15,540円 / 一般 15,855円 ( 入会不要 )
■ 詳細・お申込みは・・・
   1、 講座の詳細は こちら をご覧ください。
   2、 受講のお申込みは・・・
     1)、ホームページからのお申込みは こちら へ
     2)、 お電話でのお申込みは・・・
         朝日カルチャー梅田 06-6348-1450
         受付時間 : 月~金 9:30~18:30 / 土 9:30 ~ 17:30
     3)、 窓口でのお申し込みは・・・
         センター受付にて受講申込みをお受けいたします。
         受付時間 : 月~金 9:30~18:30 / 土 9:30 ~ 17:30
     4)、 朝日カルチャー梅田 のHPは こちら をご覧ください。
  

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2012年01月16日

【 東京 】 2012年3月 プランタン銀座 特別講座

【 東京 】 2012年3月 プランタン銀座 特別講座


桜が咲き誇る春の京都へ♪
お花見 & 素敵なご利益さんぽ

3月8日(木)、東京・プランタン銀座において、
桜が咲き誇る京都とっておきの桜スポットとともに、
社寺のとっておきご利益さんぽをご紹介します!

■ 講座名
   桜が咲き誇る春の京都へ♪
      お花見&素敵なご利益さんぽ

■ 講師
   若村 亮 ( 京都の旅 (株) らくたび代表取締役 )
■ 講座概要
4月の京都は満開の桜に包まれて、春爛漫の風情になります。 千年の都に咲く雅な桜を愛でながら京都の神社やお寺を巡り、さらに素敵なご利益を願ってお参りしてみませんか。 恋愛成就、開運金運、健康長寿など、京都の社寺はあらゆるご利益を授けてくれます♪ 本講座では、春の桜スポットをたっぷりご紹介しながら、各社寺のご利益やお守りなどをご紹介します。
■ 講座日程
   3月8日 ( 木 ) 18:45 ~ 20:45
■ 講座場所
   プランタン銀座 ( アクセスは こちら へ )
■ 受講料
   3,990円 ( 社寺ご利益アイテム付き / 入会金不要 )
■ 詳細・お申込みは・・・
   1、 お電話でのお申込みは・・・
       電話 / エコールプランタン 03-3567-7235
   2、 講座の詳細は こちら をご覧ください。
   3、 エコールプランタンのHPは こちら をご覧ください。
  

Posted by 若村 亮  at 00:20Comments(0)東京