2012年01月29日

尾形光琳

 『 尾形光琳 』

  「 燕子花 ( かきつばた ) 図屏風 」「 紅白梅図屏風 」 などの代表作を残した江戸中期の画家 『 尾形光琳 』 ( おがたこうりん ) は、万治元 ( 1658 ) 年、京都の 呉服商・雁金屋 の当主・尾形宗謙の次男として生まれました。

  本阿弥光悦俵屋宗達 を師と仰ぎ、二条家 ( 公家 )、津軽家酒井家 ( 大名 )、三井家住友家冬木家 ( 豪商 ) などに出入りし、大和絵 ( 平安時代以来の伝統的な絵画様式 ) を革新した大胆華麗な装飾画風を大成しました。

 妙顕寺 の東隣にある塔頭・泉妙院 に尾形光琳の墓があります。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年01月29日

大阪へ浮気の旅へ♪

今日はちょっと浮気をして・・・ ( 笑 )、いつもは京都の奥深い歴史を訪ねる “ 洛を旅する ” ≪ らくたび ≫ ですが、本日は 大阪・浪速なにわ ) へやってきて ≪ なにわたび ≫ が開催されました♪

JR環状線・玉造駅 で集合して、いざ出発! 今日のテーマは “ 大坂・冬の陣 ” ということで、真田幸村 ゆかりの社寺を巡り、大阪城 まで散策するコースでした。 大阪も歴史のある街で、こちらの 興徳寺聖徳太子 の創建、僧・行基 の再興と伝えられる古刹です。

興徳寺


門前には季節を先取りするかのように 菜の花 が咲き誇り、境内いたるところに花が植えられた素敵なお寺さんでした!



境内には平成元年に建立された約10mの巨大な 准胝観音像 が・・・!



辺りは 上町台地 ( うえまちだいち ) といわれ、大阪市内でも少し高台になっているところで、歩いていると道路が上下する地形がよくわかりました。



こちらは浄土宗の 心眼寺



門の扉に 六文銭家紋 が見られるように、ここは 大坂の陣 で活躍した 真田幸村菩提 を弔って創建された寺院でした。



さて、近くには大阪らしいスポットも。 こちらの 善福寺通称 「 どんどろ大師 」 と呼ばれる、ちょっと変わった寺院ですが、「 どんどろ 」 とは・・・? それは江戸時代、大坂城代 の大名・土井利位 ( どい としつら ) が 弘法大師 に深く信仰を寄せてこちらに参拝していたことから “ 土井殿の大師 ”どいどののだいし ) が転じて 「 どんどろ大師 」 となったと伝えられているそうです、なんとも 笑いの都・大阪らしい由来 ですね! ( 爆笑 )

善福寺・どんどろ大師


また、ここは 歌舞伎 『 傾城阿波の鳴門 』 ( けいせいあわのなると ) の “ どんどろ大師・門前の場 ” の舞台としても登場することから、門前に巡礼姿の 娘・おつる母・おゆみ の嘆き悲しむ銅像がありました。



さて、私は午後には大阪・難波で他の講演予定がありましたので、ここで残念ながら離脱してしまいました。 この後も楽しい散策が続いたようで、良かったです ( その模様の速報は こちら へ )。

今後も京都のみならず、奥深い歴史を探ってあちらこちらへ行ってみたいと思います。 ちなみに、恒例の 東京 を巡る ≪ 江戸たび ≫ ですが、今年は 春期 5/13 ( 日 )秋季 10/7 ( 日 ) に開催するべく企画中です! その内容は・・・、今はまだ秘密ですが、どちらも !!! な企画を準備していますので、関西からもツアーを組んで東京で華やかに開催したいと思っています、こうご期待ください♪
  

Posted by 若村 亮  at 01:29Comments(0)らくたび日記