2011年12月31日

大晦日

 『 大晦日 』

  旧暦では毎月の最終日を 晦日 ( みそか ) といい、12月の晦日は一年最後の晦日であることから 『 大晦日 』 ( おおみそか ) といいます。

  三十路“ みそじ ” と発音するように “ みそ ”“ 三十 ” であり、“ みそか ”“ 三十日 ( 旧暦の月の最終日 ) を意味しました。

  大晦日の夜は除夜の鐘を聞き、煩悩 ( ぼんのう ) を除いて清らかな心で新年を迎える習わしです。


本年も 『 京都の旅コラム 』 をご愛読いただき、ありがとうございました。
皆さま、良いお年をお迎えください。 若村

  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2011年12月30日

をけら詣り

 『 をけら詣り 』

  『 をけら詣り 』 とは、大晦日から元旦の未明にかけて 八坂神社 を参詣し、釣り灯籠に焚かれた 神火 ( しんか ) を縄に移して家に持ち帰る習わしです。

  神火をけら火 といわれ、薬草の 白朮 ( をけら ) が一緒に燃やされて刺激的な香りがすることから 厄除けの神火 とされています。

  吉兆縄に火を移して消えないようにクルクルと縄を回しながら家まで持って帰り、元旦の朝、をけら火で沸かした湯で 大福茶 を飲み、雑煮 を焚いて食べて新年の 無病息災 を願う習わしです。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2011年12月29日

除夜

 『 除夜 』

  一年の最終日の夜を 『 除夜 』 ( じょや ) といい、昔から 年神 ( としがみ : 正月に家々で祀る神様 ) を迎えるために一晩中起きている習わしがあり、除夜に早く寝てしまうと “ 白髪になってしまう ”“ 顔に皺 ( しわ ) がよる ” という俗信が言い伝えられてきました。

  また、寺院で除夜に撞き鳴らす鐘を 除夜の鐘 といい、鐘の音は人びとの魔・悪・邪・罪・苦などを祓うとされ、108の煩悩を除く意味を込めて108回の鐘が撞かれます。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2011年12月28日

≪ 四条京町家の大掃除 ≫

今日で仕事納めとなるため、午後からオフィスの大掃除と、四条京町家の大掃除を行って、これで良い年越しができそうです ( 笑 )



新年は1月5日(木)から始業しますので、それまで、らくたびオフィスも1週間の年末年始の休みに入ります。

個人的には京都の年末年始の様子をまだまだブログなどでお届けしますが、会社としては今日でひとまず休みに入ります。

皆さん、本年もお世話になりました、よいお年をお迎えください♪
  

Posted by 若村 亮  at 17:08Comments(6)らくたび日記

2011年12月28日

花街の年越し

 『 花街の年越し 』

  花街・祇園 では、現在でも100名を越える芸舞妓さんが江戸時代から続く おもてなしの文化 を受け継いでいます。

  花街の年越し では、ひいきのお客さん芸舞妓さん へ渡す 福玉 という習わしがあり、蹴鞠より少し大きな福玉を割ると、中には 箪笥鏡台 など暮らしの道具のミニチュアや、小さな 人形 ( かんざし ) や ( くし ) など、様々な小物が入っています。

  除夜の鐘を聴きながら福玉の中の小物を見せ合う、それが昔から続く花街の年越し風景です。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)季節コラム

2011年12月27日

京の台所・錦市場

 京の台所 『 錦市場 』

  正月料理を買い求める人びとで賑わう 京の台所 『 錦市場 』 ( にしきいちば ) のある 錦小路 ( にしきこうじ ) は、古くは 具足 ( ぐそく : 家具や調度品のこと ) を売る店が並んでいたことから 具足小路 と呼ばれていました。

  その後、いつしか四条通の南にある 綾小路 ( あやのこうじ ) に対して 錦小路 と呼ばれるようになったと伝えられています ( 諸説あり )。

  付近は 清冷な地下水 が豊富に湧き出ることから魚や鳥の貯蔵に適し、安土桃山時代頃から 魚鳥市場 として栄えはじめ、江戸時代には幕府より 魚問屋の称号 が許されて本格的な 魚市場 となりました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2011年12月26日

神仏習合

 『 神仏習合 』

  日本は古来より、八百万の神 ( やおよろずのかみ ) を信仰する形態が存在し、山には山の神、川には川の神など、様々な場所に神が宿ると考えてきました。

  その後、大陸 から 仏教 が伝来し、仏教は外来の宗教ではありましたが、日本は仏教を柔軟に受け入れ、神道仏教混合 した 『 神仏習合 』 ( 習合 : しゅうごう : 異なる信仰が合わさること ) の時代が長く続きました。

  明治になり、神仏分離令 によって神道と仏教が分けられました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2011年12月26日

ちらほら 雪の京都

全国的に寒波が到来して大雪のところもありますが、京都もグッと冷え込んだ朝を迎えて洛北・北山方面は雪景色となっているようです。



比叡山も白い雲に覆われて、雪に見舞われているのではないでしょうか。 市街地でも朝から雪が降ったり止んだりと、冬らしい天気になっています。。
  

Posted by 若村 亮  at 11:57Comments(1)らくたび日記

2011年12月26日

厄除けぜんざい♪ in 八坂神社

さて、今年最後の散策も八坂神社で終わり、解散となりましたが、やっぱり! 散策後には甘いものが欠かせません~ ( 笑 ) ということで、八坂神社の境内にある 喫茶 ≪ 栴檀 ≫ ( せんだん ) で、神社で厄除け祈願をしたお餅を用いたおぜんざいをいただくことにしました♪





寒い冬に、あたたかいおぜんざい、最高ですね!



おぜんざいに入っているお餅は 厄除け祈願 をしたお餅ということで、旧年の厄除けに感謝しながら、新年への願いを込めてありがたくいただきました♪



やっぱり甘いものは、別腹ですね ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 11:52Comments(0)甘味・スイーツ

2011年12月26日

迎春準備が進む ≪ 八坂神社 ≫

イルギオットーネで美味しいイタリアンをいただいた後は、天下人・豊臣秀吉の正室ねねが晩年を過ごした場所にあたる 圓徳院 ( えんとくいん ) の拝観へ。 その後、八坂神社 を参拝して解散となりました。



をけら詣り の釣り灯籠の準備など、年始の初詣の準備も万全ですね♪
をけら詣り の詳細は こちら



八坂神社の広大な境内には、小さな社がたくさん点在していますが、こちらは最近、縁結びのご利益で大人気となっている 大国社 です。



こちらの御祭神・大国主神 は神話の中では子だくさんとして知られ、良縁が多いことに通じることから出雲大社なども 良縁祈願・縁結び のご利益で厚く信仰されています。



女性に大人気なのが・・・、こちらの ハート型の絵馬
ご利益もひときわありそうですね♪



さて、こちらは 祇園蛭子社 といい、商売繁盛 のご利益で親しまれているえべっさんが祀られています。 新年1月10日の本ゑびすには多くの人びとが参拝に訪れて、新年の商売繁盛を願います。





八坂神社は、いよいよ迫る新春・初詣に向けて、準備万端です!
  

Posted by 若村 亮  at 11:35Comments(0)らくたび日記

2011年12月26日

イタリアン ≪ イルギオットーネ ≫

昨日は今年最後の 『 京都の隠れた社寺と四季の味めぐり 』 散策が催されて、京阪・祇園四条駅から建仁寺の境内を歩いて、法観寺・八坂の塔の北側にお店を構える 笹島シェフイタリアン ≪ IL GHIOTTONE ≫ ( イルギオットーネ ) へ♪ 12月25日のクリスマスによく予約が取れたなぁ~! ということですが、半年以上前から計画して、ちょうど本講座の開催が第4日曜日ということもあってクリスマスと重なりましたので、イルギオットーネでスペシャルランチとしました ( 笑 )

店構えはとっても静かな一軒家で、法観寺の五重塔のすぐ北側です!



素敵な店内、貸し切りです♪



美味しいお料理には美味しいワインを、ということで、白シャルドネ系を。



まずは一品目から・・・

温かい百合根のスフレと たっぷりのうに


上にのった、たっぷりのうにが~~~!



こちらは、大きな聖護院大根の下にマグロのタルタルが隠れて、りんごと辛味大根のソースをあわせていただくととっても爽やかで、素敵な一品でした。

マグロのタルタルと 聖護院大根のカネロニ仕立て
りんごと辛味大根のソース



柚子の爽やかな風味がただよう一品、大皿の橫には、身はしっとり、外はカリカリに焼いた甘鯛があり、かぶら蒸しの中に落とし込んでいただきました。 いや~、今日一番の感動!と思っていたら、まだまだこの後にも驚きのお料理が・・・ ( 笑 )

甘鯛のかぶら蒸し仕立て 黄柚子の香り


最初のうにに続いて、次はあわび! 大きく柔らかいあわび、最高です!

やわらかアワビのコンフィ
含め煮にした海老芋のフリットと 菊菜のグリーンソース



まだまだ感動は続き・・・、くも子 ( 白子 ) たっぷりのパスタです! 濃厚な味ですが、ちょっと少なめの量がまた美味しくいただける秘密なんでしょうね。

くも子と九条ねぎのスパゲッティー


こちらも濃厚なリゾット! もう言葉も出ない美味しさでした♪

芽キャベツと生ハムのリゾット トリュフ風味


ようやく最後のメインへ。 柔らかい鴨肉に、柚子こしょうをそっと添えていただくと、とっても美味しかったです。 しかし、お皿の上はもう、芸術のような感じです ( 笑 )

シャラン産鴨肉の炭火焼き
大根のフリカッセと大根葉のソース 柚子こしょう



お口直しに・・・

オレンジシャーベット


最後はデザート。 パイの上にイチゴがのり、下のアイスへ割って落とし込んでいただく一品でした。

デザート


あわせて紅茶をいただきましたが、この紅茶がとっても上品な香りで、最後の最後まで素晴らしイタリア料理を堪能することができました! ほんとうに、素敵なクリスマスランチとなりました♪

■ イルギオットーネ : 公式HPは こちら


  

Posted by 若村 亮  at 10:41Comments(0)ランチ

2011年12月25日

終い天神

 『 終い天神 』

  菅原道真公 を祀る 北野天満宮 では、毎月25日に縁日 「 天神 ( てんじん ) さん 」 が催され、今年最後となる12月25日の縁日は 『 終 ( しま ) い天神 』 と呼ばれて多くの人びとが参拝に訪れます。

  神社の境内には露店が所狭しと並び、しめ飾り鏡餅 などの正月用品を買い求める人びとで賑わいをみせます。 まだ薄暗い早朝から商いを始める露店もあり、骨董好きの人は懐中電灯を片手に熱心に見て歩きます。

  終い天神の北野天満宮は、早朝から深夜まで熱気に包まれます。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2011年12月24日

≪ 御影堂 大修復へ ≫ in 京都・知恩院

今日は今年最後の 京都さんぽ が開催されて、日本語 → 英語通訳ガイド祇園 から 建仁寺八坂神社知恩院青蓮院 と東山の名刹古社を巡ってきました。

今年の秋に 法然上人800年大遠忌法要 が執り行われた 浄土宗総本山・知恩院 ですが、法然上人を祀る 御影堂 ( みえいどう ) では明日 ( 12/25 )、御身拭式 ( おみぬぐいしき ) が執り行われて、法然上人像を布で拭って清められます。 その後、実は 遷座式 ( せんざしき ) という儀式も執り行われて、法然上人像 を御影堂から修復を終えたばかりの集会堂へと遷し祀り、こちらの御影堂が 平成30年末 まで 約8年 にわたる 大修復 に入ります。

知恩院・御影堂 ( 国宝 ) / 寛永16( 1639 )年 徳川家光の寄進


明日の御身拭式が終わると、明後日から御影堂での参拝はしばらく不可となりますので、今日は貴重な参拝になりました ( 笑 ) しかも、他の儀式が今日は執り行われたようで、御影堂の回廊にずらりと僧侶が並んで念仏を称えながら巡っていきました!



明日の御身拭式 ( 午後1時~ ) は御影堂内に念仏が響き渡る荘厳な儀式になりますので、修復前に執り行われる最後の儀式となりますので、ぜひ参拝に訪れてみてください!
  

Posted by 若村 亮  at 17:56Comments(0)らくたび日記

2011年12月24日

御身拭式

 『 御身拭式 』

  平安末期、修行を終えた 法然上人 は比叡山を下り、黒谷 ( 現在の金戒光明寺 ) や 吉水 ( 現在の知恩院 ) に小さな庵を組んで念仏道場としました。

  法然上人は “ 南無阿弥陀仏の念仏を唱えれば、誰でも救われる ” という 専修念仏 ( せんじゅねんぶつ ) の教えを民衆に説き、それまで特権階級のものであった仏教を民衆のものとしました。

  毎年12月25日、知恩院 では 『 御身拭式 』 ( おみぬぐいしき ) が行なわれ、法然上人像を香染めの羽二重で拭いて新年の多幸を祈ります。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2011年12月23日

一陽来復

 『 一陽来復 』

  を六つずつ組み合わせた六四卦 ( け ) によって変化の法則を説く 易経 ( えききょう : 古代中国・周の占い書 ) では、全ての事象は陰と陽の気が増減を繰り返して生じていると考えられています。

  太陽の出ている時間が最も短くなる 冬至陰が極まる日 とされ、その冬至を境目として易経の卦に一陽がかえる ( 一つ陽が復活する ) ことから、“ 陰極まりて陽生ず ” となる 冬至『 一陽来復 』 ( いちうようらいふく ) と呼び、これから夏へ向って陽の気が日々増していきます。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2011年12月23日

≪ 神社も迎春準備 ≫ in 京都・護王神社

京都御所の西に鎮座する護王神社 ( ごおうじんじゃ ) でも迎春準備が進められ、舞殿には来年の干支 「 辰 」 の大きな絵馬が掲げられています!





さて、今日はオフ日ですが、らくたびガイドさんのスキルアップのために一日、トレーニングを行います。 来年春頃からさらに魅力的な散策ツアーをどんどんと開催したいと思っていますので、まずはレベルアップです! こうご期待ください ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 09:59Comments(0)らくたび日記

2011年12月23日

KBS京都 ≪ 笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ ≫ 公開生放送

京都の放送局として市民に愛されてきたKBS京都が、今年創立60周年を迎えて、今日は様々なイベントが催される中、ほっかほかラジオもKBSホールからリスナーの皆さんに生で見ていただきながらの生放送を行いました!

準備風景


もう、パーソナリティーの笑福亭晃瓶さんは、ばっちり準備OK! 



この後、リスナーの皆さんがホールへと入場されて、ほっかほかニュースペッパーのコーナーが始まり、私も出演して師走の風物詩とされる 「 終い天神 」 や 「 京の台所・錦市場 」 の話題をお届けしました♪
  

Posted by 若村 亮  at 09:52Comments(2)らくたび日記

2011年12月23日

≪ 一陽来復 ≫ in 京都

昨日 ( 12月22日 ) が太陽の出ている時間が最も短い 冬至 ( とうじ ) で、冬至陰が極まる日 とされ、その冬至を境目として易経の卦に一陽がかえる ( 一つ陽が復活する ) ことから、“ 陰極まりて陽生ず ” となる 冬至≪ 一陽来復 ≫ ( いちうようらいふく ) と呼び、これから夏へ向って陽の気が日々増していきます。

そうなんです、もう暦は夏に向かって折り返した! ということです ( 笑 )



今朝の京都、左手の北山方面は白い雲が多って山々は雪化粧していました。 3連休はグッと冷え込んで真冬の寒さになりますが、どうぞ皆さん、お体をご自愛いただきまして、素敵なクリスマス、年の瀬をお過ごしください♪
  

Posted by 若村 亮  at 09:43Comments(0)らくたび日記

2011年12月22日

冬至

 『 冬至 』

  12月22日は 『 冬至 』 ( とうじ ) にあたり、太陽の南中高度が1年で最も低くなり、昼間が最も短く、夜が最も長くなります。

  昔から京都では冬至に おかぼのたいたん ( かぼちゃを焚いたもの ) を食べて、中風除け厄除け としてきました。

  この習わしは、古代中国において 黄色魔除け難除け と考えられ、太陽 ( = 黄色 ) の力が最も弱まる冬至の日にかぼちゃ ( = 黄色 ) を食べて、厄除けや難除けとしたことに由来しています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2011年12月21日

12/24(土) ≪ 日本語&英語ガイドで巡る京都 ≫

12/24(土) クリスマス記念イベンド / らくたび&和来堂コラボ企画
≪ 日本語&英語ガイドで巡る京都さんぽ ≫



12/24(土)聖夜のクリスマスを記念して、日本語英語 のガイドを聞き比べながら巡る スペシャルガイド企画 を実施します♪ 祇園・・・建仁寺・・・八坂神社・・・知恩院・・・青蓮院 と巡り、神道と仏教禅と浄土の教えお茶屋と芸舞妓さん除夜の鐘と初詣 など、普段は日本語で聞いて理解していることも、英語に訳すると “ こうなるのか! ” というような驚きがあり、それはきっと 日本文化の新発見・再認識 にも繋がるはずです ( 笑 )

日本語ガイド若村 が担当しますが、通訳して 英語ガイド を担当いただく方は、和来堂・スペシャル通訳案内士として活躍する人気の女性・玉田三絵 さん ( 詳細プロフィールは こちら ) です♪ 国内外から高い評価の英語ガイドにご期待ください!

英語の勉強に、通訳ガイドを目指してみたい!という方にもオススメです。
今年最後の京都さんぽです、皆さんのご参加をお待ちしています♪

■ 本企画の詳細・お申し込みは こちら
  

Posted by 若村 亮  at 14:27Comments(0)京都ツアー 情報

2011年12月21日

終い弘法

 『 終い弘法 』

  弘法大師の月命日 にあたる 毎月21日東寺 において縁日 「 弘法さん 」 が開かれます。

  今年最後の縁日 ( 今日 ) は 『 終い弘法 』 ( しまいこうぼう ) と呼ばれ、本年の御利益に感謝し、来年の更なる御利益を願って人びとが東寺を参詣します。

  東寺は、平安京造営時に羅城門の東に国を護る 護国寺 ( ごこくじ ) として創建され、弘仁14 ( 823 ) 年、嵯峨天皇弘法大師空海 に東寺を下賜 ( かし : 高位の人が低位の人に与えること ) し、真言密教の道場 となりました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)祭事コラム

2011年12月20日

涼佳、1歳2ヵ月になりました♪

今日 12月20日は 「 果ての二十日 」 ( 詳細は こちら ) といわれ、忌み日として祝い事を避けたり、正月準備を控える日とされ、とくに女の子は外出してはいけないとされる習わしが伝わる日です。 しかし! ( 笑 )、ちょっとオフィスで用事があったので、娘の涼佳 ( すずか ) も四条京町家へ♪



もう、走るわ、遊ぶわ、食べるわ、の元気いっぱいで、おかげさまでスクスクと元気に成長しています。

よく 「 坊ちゃん! 」 と声を掛けられますが、女の子です ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 13:27Comments(4)らくたび日記

2011年12月20日

果ての二十日

 『 果ての二十日 』

  12月を 「 果ての月 」 と言い、特に12月20日を 『 果ての二十日 』 ( はてのはつか ) と言い、身を慎んで災いを避ける 忌み日 ( いみび ) として正月準備や祝事を控えてきました。

  江戸時代、粟田の処刑場では1年最後の処刑を果ての二十日に行っていました。

  罪人は処刑前に1つだけ願いを聞いてもらうことができ、その罪人が処刑場へ向う道中で 「 あの女を嫁に欲しい 」 と言っては困るので、果ての二十日は女の子の外出が控えられ、正月準備や祝事を控える習わしとなりました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)季節コラム

2011年12月19日

連合艦隊司令長官 『 山本五十六 』

連合艦隊司令長官 『 山本五十六 』
        -太平洋戦争70年目の真実-

豪華キャストで撮影された 映画 『 山本五十六 』 が、いよいよ 12月23日(金・祝) より 全国ロードショー となります。

映画 『 山本五十六 』 : 公式HPは こちら



それに先駆けて・・・! というわけではありませんが、太平洋戦争時の連合艦隊司令長官であった 山本五十六 ( やまもといそろく ) は新潟県長岡市の出身ということで、地元に建つ ≪ 山本五十六記念館 ≫ に連れて行ってもらいました ( 笑 )

素晴らしい事前学習になりましたので、ぜひ映画館で鑑賞したいと思っています♪

山本五十六記念館 : 公式HPは こちら
  

Posted by 若村 亮  at 21:11Comments(0)らくたび日記

2011年12月19日

新潟・長岡は銀世界

昨夜は遅くに長岡に着いたのではっきりとはわかりませんでしたが、やはり 新潟・長岡 は一面の 銀世界 でした! 無事に学校での講演も終えて帰路についていますが、先生にも “ 一番寒い日に来られましたね ” という世間話を交わすほど、やっぱり寒い一日でした ( 笑 )



そうそう、新潟へ行く時には、東京経由、上越新幹線 で往復していますが、“ 上越 ( じょうえつ ) とは新潟の地方の呼び名 “ 上越 ( じょうえつ ) ・中越 ( ちゅうえつ ) ・下越 ( かえつ ) “ 上越 ” に由来しているとばかり思っていましたが、どうやら 上野 ( こうずけ : 現在の 群馬県 ) と、越後 ( えちご : 現在の 新潟県 ) へ向かう新幹線であることから、一字ずつを取って “ 上越新幹線 ” となっているようです。 そう言われれば、上越新幹線は新潟・上越ではなく、下越の新潟市へ向かって走っているわけで、それを聞いた時、思わず 「 へ~! 」 の声が出てしまいました ( 笑 )

昨夜の上越新幹線は、もう東海道新幹線では走っていない、団子っ鼻の懐かしい新幹線車両でした♪



さぁ、あと1時間ほどで京都へ戻ります! 明日は久しぶりに一日中、オフィスワークができますので、デスクワークがはかどりそうです ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 20:42Comments(0)らくたび日記

2011年12月19日

京野菜

 『 京野菜 』

  京都は山々に囲まれた 盆地 であり、海の幸 をもたらす 日本海瀬戸内海 から遠く離れているため、昔は新鮮な海産物を手に入れることが非常に困難でした。

  したがって、市街近郊で栽培される新鮮な野菜が人びとの食生活を支え続け、京都は野菜を中心とする 蔬菜文化 が発展しました。

  現在では 『 京野菜 』 として全国に流通していますが、賀茂なす九条ねぎ聖護院だいこん鹿ケ谷かぼちゃ伏見とうがらし壬生菜 など、どの京野菜にも栽培された 京都近郊 ( 江戸時代の市街地の近郊地 ) の地名 が付いています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)言葉コラム

2011年12月18日

そうだ 新潟、行こう。

らくたび忘年会も終わり、ほっとひと息する暇もなく、明日の新潟県長岡市での講演のために新幹線で移動開始です!



京都駅コンコース内 ≪ そうだ 京都、行こう。 ≫ のポスターもすっかり雪景色となり、二年坂の冬の風景となっていました ( 笑 )



先日、新潟では雪がどっかりと降っていると思いますので、新幹線を降りると、そこは一面の銀世界でしょう! しかし、長岡駅着は21時過ぎのため、景色は真っ暗で見えないでしょうね ( 笑 )

銀世界の新潟の風景は、明日、お届けします♪ では、行ってきます!
  

Posted by 若村 亮  at 18:59Comments(0)らくたび日記

2011年12月18日

≪ おくどさんで炊くごはん ≫ in 京都・四条京町家

もう年の瀬となり、世間では忘年会が続く季節になりましたが、今日は らくたび会員 の皆さんと 四条京町家 において 忘年会 を開催しまして、おくどさん で美味しいご飯を炊いて食事を準備しました♪

四条京町家・おくどさん


寒い季節のためか、おくどさんに火が入るのに時間が少しかかりましたが、勢いよく燃える火がお米を炊きあげていきました!



湯気を上げる、熱々の白米が炊きあがりました♪



おにぎりにして、各テーブルへ配膳を~



その他にも、寒い季節には熱々の 豚汁!ということで、具だくさんの豚汁をたっぷりとお椀に入れて召し上がっていただきました。



さらに、ちゃぶ台に 七輪 を置いて、炭火で生麩を炙って、味噌を付けていただく 生麩田楽 も用意しました ( 笑 )



いや~、今年も素敵な忘年会を開催することができました。 終わりよければ、すべて良し! といいますが、今年も会員の皆さんと最後まで素敵なひとときを過ごすことができました、ありがとうございました。

12/24(土) ≪ 日英コラボ企画 ≫ が今年最後の京都さんぽとなります。 ぜひご興味のある方はご参加ください♪ 詳細は こちら へ。
  

Posted by 若村 亮  at 18:33Comments(0)らくたび日記

2011年12月18日

京都国立博物館

 『 京都国立博物館 』

  東山七条にある 『 京都国立博物館 』 は、明治30 ( 1897 ) 年、帝国博物館 として京都を中心とする社寺に伝わる宝物を保護する目的で創設されました。

  その後、昭和27 ( 1952 ) 年に 国立博物館 となり、現在は仏教美術関係を中心に、国宝27件、重要文化財180件 ( 2005年3月現在 )、約1万点に及ぶ所蔵品を有しています。

  また建物自体も、本館 ( フランス・ドリック様式の洋館 : 片山東熊 の設計 ) や 表門 ( 正門 ) などが国の重要文化財に指定されています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2011年12月18日

京都国立博物館

 『 京都国立博物館 』

  東山七条にある 『 京都国立博物館 』 は、明治30 ( 1897 ) 年、帝国博物館 として京都を中心とする社寺に伝わる宝物を保護する目的で創設されました。

  その後、昭和27 ( 1952 ) 年に 国立博物館 となり、現在は仏教美術関係を中心に、国宝27件、重要文化財180件 ( 2005年3月現在 )、約1万点に及ぶ所蔵品を有しています。

  また建物自体も、本館 ( フランス・ドリック様式の洋館 : 片山東熊 の設計 ) や 表門 ( 正門 ) などが国の重要文化財に指定されています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム