2011年12月12日

市松模様

 『 市松模様 』

  『 市松模様 』 ( いちまつもよう ) とは、格子模様の一種で色の異なる二種類の正方形 ( または長方形 ) を交互に配した模様です。

  江戸中期に活躍した歌舞伎役者 ・ 佐野川市松 ( さのかわいちまつ ) が舞台上で白と紺の正方形を交互に配した模様の袴 ( はかま ) を履いていたことから人気となり、着物の柄として流行しました。

  市松模様は古くは 石畳模様 と呼ばれていましたが、江戸時代に流行して以来、市松模様市松格子 などと呼ばれるようになりました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム