2010年12月28日

花街の年越し

 『 花街の年越し 』

  花街・祇園 では、現在でも100名を越える芸舞妓さんが江戸時代から続く おもてなしの文化 を受け継いでいます。

  花街の年越し では、ひいきのお客さん芸舞妓さん へ渡す 福玉 という習わしがあり、蹴鞠より少し大きな福玉を割ると、中には 箪笥鏡台 など暮らしの道具のミニチュアや、小さな 人形 ( かんざし ) や ( くし ) など、様々な小物が入っています。

  除夜の鐘を聴きながら福玉の中の小物を見せ合う、それが昔から続く花街の年越し風景です。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム