2010年11月30日

常照寺



 『 常照寺 』

  元和2 ( 1616 ) 年、鷹峯芸術村 を営んでいた 本阿弥光悦 が日蓮宗の中興の祖とされる 日乾 ( にちけん ) 上人 に土地を寄進し、『 常照寺 』 ( じょうしょうじ ) が創建されました。

  後の寛永年間 ( 1624-44年 ) の頃、天下の名妓 として知られた島原の2代目・吉野太夫 が日乾上人に深く帰依していたことから常照寺に朱塗りの山門 ( 吉野門 ) を寄進したと伝えられ、境内には吉野太夫の墓やゆかりの茶室・遺芳庵が残されています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2010年11月30日

東福寺






















  

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2010年11月30日

高桐院






  

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2010年11月30日

源光庵
















  

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2010年11月30日

蓮華寺


  

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2010年11月30日

実相院





実相院といえば 「床紅葉 」 ですが、残念ながら撮影禁止です。。
  

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2010年11月30日

金福寺の紅葉

先週末から今週にかけて、紅葉散策やツアーなどがあり、
様々なところへ行っていますが、ブログアップが追い付いて
いません ( 汗笑 )

文章なしですが、あれこれ紅葉の名所をアップします♪

金福寺



  

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2010年11月29日

俊成町

 『 俊成町 』

  平安末期から鎌倉初期の歌人であり、幽玄体 ( ゆうげんたい ) と呼ばれる歌風を確立した 『 藤原俊成 』 ( ふじわらのしゅんぜい ) は、のちに 有心体 ( うしんたい ) と呼ばれる歌風を確立して歌道の頂点を極めた 藤原定家 の父としても知られています。

  藤原俊成の邸宅跡 とされる烏丸松原下ル東側には、藤原俊成の功績を称えて死後に創祀されたという神社・俊成社 があり、あたりの町名も 『 俊成町 』 と名付けられています。

  藤原俊成は、元久元 ( 1204 ) 年 11月30日、90才でこの世を去りました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2010年11月28日

石川五右衛門

 『 石川五右衛門 』

  安土桃山時代の大泥棒 『 石川五右衛門 』 ( いしかわごえもん ) の史実を記した記録は少なく、その生涯は多くの謎に包まれています。

  しかし、その謎こそが後世の人々の興味を引き、歌舞伎や浄瑠璃の演目の中で 義賊 ( ぎぞく : 金持ちから金品を奪い、困っている者に分け与える盗賊 ) として演出され、大人気となりました。

  石川五右衛門の墓、円山公園の南に位置する 大雲院 ( だいうんいん ) にあり、昔から石川五右衛門の運と人気にあやかろうと墓石を欠いて持ち帰る人が後を絶たず、今ではすっかり墓石の角が丸くなっています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2010年11月27日

親鸞聖人

 『 親鸞聖人 』

  浄土真宗 は、本願寺派大本山 「 西本願寺 」 と 大谷派大本山 「 東本願寺 」 の両大本山を合わせると、現在、全国に 2万の末寺 ( まつじ : 大本山に属する寺院 ) を数え、2千万人の信徒を擁する大教団を形成しています。

  浄土真宗の開祖 である 『 親鸞聖人 』 ( しんらん : 1173 - 1262年、鎌倉初期の僧 ) は、比叡山で厳しい修業に励み、山を下りて浄土念仏を唱える 法然上人 を師と仰ぎ、布教に尽力しました。

  その後、親鸞聖人は浄土真宗を開いて民衆に広く説き、弘長2 ( 1262 ) 年 11月28日、民衆の救済を願いながら 90歳でこの世を去りました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)人物コラム

2010年11月26日

報恩講

 『 報恩講 』

  宗祖の恩に報ずる ために、宗祖の命日やその前後に営む法要 ( 仏事 ) を 『 報恩講 』 ( ほうおんこう ) といいます。

  浄土真宗大谷派大本山の 東本願寺 では、11月21日~28日にかけて、宗祖 親鸞聖人 ( 命日 11月28日 ) の恩を偲ぶ 報恩講 が行なわれます。

  期間中は全国から多くの門信徒が東本願寺を訪れ、親鸞聖人の生涯を描いた書物の拝読や、身体上半身を激しく揺さぶりながら念仏を唱和する 「 板東曲 」 の念仏など、宗門をあげた年間最大の仏事が執り行なわれます。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)祭事コラム

2010年11月25日

八大神社

 『 八大神社 』

  永仁2 ( 1294 ) 年、一乗寺の氏神 として 『 八大神社 』 ( はちだいじんじゃ ) が創建され、京都の 表鬼門 ( 北東 ) に位置していることから、方除けの神 としても厚く信仰されてきました。

  吉川英治の小説では、宮本武蔵 が一乗寺での決闘に向かう際、八大神社で勝利を祈願しようとしましたが、「 我れ神仏を尊んで神仏を恃 ( たの ) まず 」 と思い直して決闘へ向かったとされています。

  境内には、決闘当時の 一乗寺下がり松の古木 が祀られています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2010年11月25日

大山

さすがに山頂付近は雪化粧していますね。

  

Posted by 若村 亮  at 11:35Comments(0)携帯から京都

2010年11月25日

大山

高さ1709mと中国地方の最高峰を誇る大山(だいせん)が見えました!

その美しい姿から「伯耆富士」(ほうきふじ)と呼ばれているそうです。


  

Posted by 若村 亮  at 11:34Comments(0)携帯から京都

2010年11月25日

島根県松江市へ

今日は島根県で講演があり、岡山駅で新幹線から在来線《特急やくも》に乗り換えて、中国山地を越えて日本海側へと向かっています。

辺りは次第に深山幽谷の雰囲気になり、山は紅葉が彩り、空は雲が低く垂れ込めています。

玉造温泉などでゆっくり一泊したいところですが、日帰りで夜には京都に戻ります!(笑)

  

Posted by 若村 亮  at 10:05Comments(0)携帯から京都

2010年11月24日

曼殊院

 『 曼殊院 』

  一乗寺の詩仙堂から約20分ほど山際を歩いていくと、比叡山の麓に 天台宗 の格式ある門跡寺院 『 曼殊院 』 ( まんしゅいん ) があります。

  曼殊院は今から約1200年前、天台宗祖・最澄 が比叡山内の建立した一堂に始まり、江戸前期の明暦2 ( 1656 ) 年、現在地へと移転しました。

  門跡寺院として宮中とのゆかりが深く、大書院小書院襖絵 は主に 狩野探幽 の筆によるもので、また 鶴亀 を配した 名勝庭園 には今、紅葉 が彩りを添えています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2010年11月23日

金福寺の紅葉

今日は京都さんぽが開催されて、午前9時に出町柳駅に集合
して、そこから叡電で修学院駅まで移動し、さらに赤山禅院へ
歩いていきました。

赤山禅院では、午前10時より数珠供養が執り行われて、
比叡山の千日回峰行を満行された大阿闍梨の加持祈祷
が行われ、古い数珠の供養と参列者への祈祷がありました。

その後、修学院から鷺森神社、さらに詩仙堂へと歩き、
最後に紅葉の隠れた?名所でもある金福寺へ行きました。





天気が回復して、昼過ぎには爽やかな秋晴れになり、
ぽかぽか陽気の中、金福寺の名物ネコちゃんも、
縁側でじーっと、ひなたぼっこしていました~♪ ( 笑 )





一乗寺や修学院方面で、詩仙堂や曼殊院は行ったことが
あるなぁ、という方は、ぜひ金福寺もオススメです!
  

Posted by 若村 亮  at 23:40Comments(0)らくたび日記

2010年11月23日

大覚寺

大覚寺は、紅葉とともに嵯峨菊の特別展が実施されている
ため、境内は色鮮やかな嵯峨菊に彩られています。



もちろん、紅葉も見頃でした~。


  

Posted by 若村 亮  at 23:30Comments(0)らくたび日記

2010年11月23日

大徳寺・高桐院

南禅寺に続いて、大徳寺・高桐院を巡ってきました。



こちらもかなりの賑わいで、参道の石畳も人の列が続いて
いましたが、奇跡的に一瞬、誰もいなくなって、素敵な写真
を撮影することができました~ ( 笑 )



雨で濡れた散紅葉、いいですね♪


  

Posted by 若村 亮  at 23:20Comments(0)らくたび日記

2010年11月23日

南禅寺・天授庵

昨日は紅葉バスツアーに同行して、南禅寺・天授庵から
大徳寺・高桐院、そして大覚寺へと巡ってきました。

南禅寺の紅葉は、いよいよ見頃を迎えていますね!



三門の奥に見える紅葉は、また幻想的でした。



そして、今秋の特別公開で拝観ができる天授庵へ行って
きました。玄関から奥を眺めると、書院越しに見える絶景
の紅葉庭園が目の前に!



ちょうど見頃という感じです~。







昨日はちょっと雨模様でしたが、それはそれで趣きが
あって、とっても良かったです。
  

Posted by 若村 亮  at 23:10Comments(0)らくたび日記

2010年11月23日

永観堂・夜間ライトアップ拝観

東山の紅葉の名所といえば、永観堂と通称される禅林寺。
ちょっと前ですが、先週・金曜日に夜間拝観へ行ってきました。





彩り美しい紅葉もあれば、まだ緑の葉もあり、全体的には
5分程度の色づきかな、という感じでした。

しかし、夜間ライトアップ拝観は、うまくライトを照らしてくれて
いますので、見た目には大満足の色づきですよ~ ( 笑 )



ちょうど夜空にはほぼ満月に近い月が昇り、お堂の上で
煌々と輝いていました。



池を中心とする庭園では、水面に映り込む紅葉がとっても
素敵な光景でした!





週末はかなりの賑わいだったようです。
いよいよ紅葉シーズン真っ最中!という感じになってきました。
  

Posted by 若村 亮  at 23:00Comments(0)らくたび日記

2010年11月23日

詩仙堂

 『 詩仙堂 』

  江戸初期の文化人・石川丈山 ( いしかわじょうざん ) は、元は 武士 として 徳川家康の家臣 として活躍した異色の経歴を持ち、寛永18 ( 1641 ) 年、一乗寺 に小さな庵を建てて隠棲をはじめました。

  山麓のでこぼこした土地に建てられた丈山の庵・凹凸か ( おうとつか ) は、中国の詩家三十六人の肖像画を庵に掲げられたことから、いつしか 『 詩仙堂 』 ( しせんどう ) と呼ばれるようになりました。

  比叡山の麓に位置し、紅葉の美しい寺院です。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2010年11月22日

南禅寺の紅葉

今日は紅葉のバスツアーに同行しています♪

南禅寺の紅葉も、しっかり色づいてきていますね。


  

Posted by 若村 亮  at 13:48Comments(0)携帯から京都

2010年11月22日

御土居



 『 御土居 』

  北野天満宮 は、延喜3 ( 903 ) 年、九州・大宰府で悲運の最期を遂げた 菅原道真公 を祀ったことに始まり、現在では 学問の神様 として厚い信仰を集めています。

  境内の西側には、天正19 ( 1591 ) 年に 豊臣秀吉 が洛中と洛外の境界として築いた土塁 『 御土居 』 ( おどい ) の一部が史跡として残されています。

  秋になると北野天満宮に残る史跡・御土居の周辺は紅葉の錦が一面に広がり、散る紅葉が紙屋川の水面を赤や黄に彩ります。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2010年11月21日

晴天の水尾散策

今日はいよいよ本番、柚子の里・水尾へ行ってきました~!

JR山陰本線・保津峡駅を降りると、朝靄に包まれる保津川の
美しい渓谷美に感動しながら、散策がスタートしました。



水尾へ向かう途中、水尾川を渡る丸太橋が出てきて、ここは
かつて明智光秀が愛宕山へ行く際に使ったことから明智越え
と呼ばれる古い道筋にあたり、この丸太橋を渡ってみました。



そうして歩くこと約1時間、柚子の里・水尾へ到着です。



当初は参加者が少なくて心配しましたが、ここ数日で参加を
していただいた方もいて、ワイワイと楽しい散策になりました。



そして、水尾の里の山奥にある清和天皇陵を参拝しました。
さすがに保津峡駅から約2時間くらい歩いていますので、
天皇陵へ続く上り道はキツかったですね~ ( 笑 )



待ちに待った ≪ 柚子風呂 ≫ と ≪ 鶏すき ≫ です~ ( 笑 )



まずは柚子風呂に入って流した汗を流してサッパリして、
いよいよ柚子の里を見下ろす絶景のお部屋で鶏すきを
いただきます~♪



鶏肉のすき焼きで、これがまた運動した後なので、鍋から
沸き立つ香りで、もう倒れそうになりました ( 笑 )



新鮮な卵を割り、その中に大きな柚子を搾ってかき混ぜて、
いよいよ鶏すきをいただきました。 美味しい~~~ ( 笑 )



太陽が照りつける昼間からいただくビールの美味しいこと!
約2時間、まったりとした午後のひとときをここで過ごして、
最後は送迎バスで保津峡駅まで送っていただきました。

ぜひ、季節を変えて、また鶏すきと柚子風呂を楽しみに
来てみたいと思います。またご期待ください♪
  

Posted by 若村 亮  at 19:59Comments(0)らくたび日記

2010年11月21日

小督

 『 小督 』

  平家物語 に登場する 琴の名手 『 小督 』 ( こごう ) は、第80代・高倉天皇寵愛 を受けました。

  ところが、高倉天皇の皇后平清盛 の娘・建礼門院徳子 であり、小督は平清盛に憎まれて宮中を去り、嵯峨野 に身を隠しました。

  小督への想いを断てない高倉天皇は、臣下の 源仲国嵯峨野 へと遣り、美しい琴の音をたよりに小督を見つけ出し、宮中へと戻されました。

  現在、嵐山の渡月橋近くには 小督塚 が立てられいます。
  

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2010年11月20日

野宮神社

 『 野宮神社 』

  嵯峨野竹林 に囲まれた 『 野宮神社 』 ( ののみやじんじゃ ) は、平安時代から南北朝時代にかけて、伊勢神宮 に奉仕する 斎王 ( さいおう ) が伊勢へ赴く前に 身を清めた場所 になります。

  斎王 とは、平安初期の嵯峨天皇の時代以来、宮中の未婚の女性 ( 皇女や女王 ) の中から選ばれて、天皇の代理として伊勢神宮に奉仕していましたが、後醍醐天皇の南北朝時代に戦乱の中で廃絶してしまいました。

  源氏物語 でも、六条御息所光源氏 の別れの場面で登場しています。
  

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2010年11月20日

鴨川と比叡山と五条大橋

秋が深まり、紅葉の名所は多くの観光客で賑わい始めています。

鴨川の並木もすっかり赤や黄色に染まっています。

今日は大阪・クラブツーリズムで講演があり、京阪電車で大阪へ向かいます。

大阪といえば御堂筋通の銀杏並木。黄色く輝く銀杏の並木がきれいでしょうね〜♪

では、大阪へ行ってきます!

  

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2010年11月19日

琵琶湖の内湖《西の湖》

最高の快晴です!

雲ひとつない秋晴れの下、今日は安土・五個荘・能登川地域の魅力発見ツアーに来ています。

風も穏やかで、素敵な遊覧船を楽しんでいます(笑)

  

Posted by 若村 亮  at 13:36Comments(0)携帯から京都

2010年11月19日

祇王寺



 『 祇王寺 』

  嵯峨野の 『 祇王寺 』 ( ぎおうじ ) は、法然上人の弟子・念仏坊良鎮 ( ねんぶつぼうりょうちん ) が往生院を創建したことに始まると伝えられています。

  祇王寺という寺名は、当地に隠棲した 祇王 という女性の名前に由来し、平家物語によれば、平清盛の愛を失った祇王が母と妹とともに剃髪して尼僧となり、念仏三昧の余生を送ったと伝えられています。

晩秋になると庭園には紅葉が散り積もり、緑の苔庭は一面の紅葉色に染まります。
  

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