2010年12月11日

京都所司代

 『 京都所司代 』

  二条城の北側に広大な屋敷を構えた 『 京都所司代 』 ( きょうとしょしだい ) は、朝廷や公家の監視京都諸役人の統率京都・伏見・奈良の町奉行の管理、さらには 近畿全域の訴訟の裁決西国大名の動静監視 など、江戸幕府の役職のひとつとして京都に駐在し、老中に次ぐ最重要役職として強大な権限を持っていました。

  幕末の文久2 ( 1862 ) 年に 京都守護職 が設けられると、京都所司代はその管轄下となり、王政復古によって廃止されました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム