2011年09月30日

五輪塔

 『 五輪塔 』

  インドで発祥したと伝えられ、仏教とともに日本に伝来してきた 『 五輪塔 』 ( ごりんとう ) は、平安中期以降に 供養塔 として用いられるようになり、鎌倉以降は 墓塔 としても広く用いられてきました。

  五輪塔は 密教 で説かれる 五大 ( ごだい : 万物を生成する の五つの要素 ) を表す五つの形の石から形成された塔で、下から 四角形 ( 地 )・円形 ( 水 )・三角形 ( 火 )・半月形 ( 風 )・宝珠形 ( 空 ) の順に積み上げられています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)文化コラム

2011年09月29日

らくたび文庫も出店! in 森の手づくり市

下鴨神社・糺の森 において、2010年の秋より始まった ≪ 森の手づくり市 ~ ものづくり forest ~ ≫。 アクセサリー・陶器・革小物などさまざまな手づくり雑貨や食べ物のブースが並ぶ素敵な催しです。

10/1(土) 10時~16時 の間、らくたび文庫ブース を設けて出店します。 ぜひお越しいただきまして、お好きな本をご覧ください♪



第3回森の手づくり市 ~ ものづくり forest ~
日時 : 2011年10月1日( 土 )~2日( 日 ) 10時 ~ 16時
     ※らくたび文庫ブースは10/1( 土 )のみ
場所 : 京都 下鴨神社糺の森
入場料金 : 無料
ブース数 : 400ブース ( 2日間 )
雨天決行 ( 荒天により中止になる場合がございます )

本イベントの詳細については 公式HPこちら ) をご覧ください。
  

Posted by 若村 亮  at 17:33Comments(0)らくたび最新情報

2011年09月29日

10月~12月 第2弾 ≪ 京の路地裏めぐり ≫ 西陣へ!

時の流れは早く、今週いっぱいで9月も終わり、来週から10月がスタートします。 秋も深まり、散策には最高の季節到来です!

さて、夏期に開催しました ≪ 京都の路地裏めぐり ≫ も好評のうちに終了し、いよいよ秋期の路地裏さんぽが今週末から始まります。 らくたびガイド のご案内もさらにパワーアップして、界隈の路地から路地を歩いて、歴史ある織りの町・西陣 をたっぷりとご紹介する予定です。

2011年10月~12月 毎週日曜日 午後1時30分~

第2弾 ≪ 京の路地裏めぐり ≫
歴史ある織りの町 『 西陣 』 路地裏さんぽ♪
迷路のような細い路地を抜けて古社へ古刹へ


※上記の散策の詳細・お申し込みは こちら
※大遠忌を迎える親鸞聖人ゆかりの散策は こちら

ぜひご興味のある方は、10月~12月開催期間中にご参加ください。
らくたびガイド&らくたびスタッフ一同、心よりお待ちしています♪

上記のご案内をさせていただきます らくたびガイド は、これまでに弊社が開催してきました ガイド育成講座 でガイドの基礎知識や現地研修を終えたガイドスタッフです。 来年1月~3月の期間中、第4期生となりますガイド育成講座を開講する予定です。 これまでのガイド育成講座を乗り越えてガイドとして活躍する らくたびガイド に触れる良い機会にもなりますので、ぜひ京都の観光ガイドに興味のある方は一度、ご参加ください♪ ( 笑 )

※来年開催予定のガイド講座の詳細は、近日発表します。
  

Posted by 若村 亮  at 17:11Comments(0)らくたび最新情報

2011年09月29日

護持僧

 『 護持僧 』

  『 護持僧 』 ( ごじそう ) とは、天皇が日常生活の居所とした清凉殿 ( せいりょうでん ) の二間に侍して、天皇を護持する ために日夜、勤行する僧侶 のことを言います。

  護持僧の制度は桓武天皇の時にはじまり、東寺 ( 真言宗 ) ・ 延暦寺 ( 天台宗山門派 ) ・ 園城寺 ( 天台宗寺門派 : 通称 三井寺 ) の高僧に限って選ばれてきました。

  夜も一晩中、天皇のそばに侍して、万一の危急があった時に 加持祈祷 を執り行うため、「 夜居 ( よい ) の僧 」 とも呼ばれていました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)仏教コラム

2011年09月29日

KBS京都・主催 ≪ 秋の京都・戦国・健康ウォーク ≫

ICON129 今週末 10/1(土)10時34分頃~ 『 桂塩鯛のタウンウォチング 』
   若村がラジオ生出演して戦国ウォークの魅力をたっぷりお届けします!
   ぜひ、KBS京都ラジオをお聴きください♪


11/13(日)開催 KBS京都ラジオ・特別企画
■ 桂塩鯛のタウンウォチングスペシャル ■
≪ 秋の京都 戦国 『 健康 』 ウォーク ≫


今秋も開催が決定! KBS京都ラジオの人気番組 『 桂塩鯛のタウンウォチング 』 の特別企画として 11/13(日)≪ 秋の京都・戦国ウォーク ≫ が開催されます。 今回のポイントは、戦国武将・織田信長を供養する菩提寺 大徳寺・総見院 の拝観や、昼食は 大徳寺一久精進料理・縁高盛、最後は 上七軒歌舞練場 で開催する 懇親会 と、やはり今回も盛りだくさんです! ( 笑 )

今回の散策も、らくたびガイド の皆さんのガイドで、総勢100名の参加予定者の皆さんと秋の京都を歩いて巡り、奥深い歴史、戦国時代の魅力を探訪します! ぜひご興味のある方はご参加をお待ちしています。

お問い合わせ・お申し込み : KBS京都ラジオ・公式HPこちら ) へ


  

Posted by 若村 亮  at 07:00Comments(0)京都ツアー 情報

2011年09月28日

らくたび会員限定 ≪ プレゼント ≫ 応募締め切り迫る!

9月上旬に会員の皆さまへお送りしました ≪ らくたび通信 ≫
裏面にプレゼント企画が掲載されています。

9/30(金)当日消印有効 になりますので、どしどしご応募ください。



A. ハイアットリージェンシー京都 ペアお食事券
B. らくたび文庫・新刊 『 京都・ご利益さんぽ 』
C. まっぷる・新刊 『 京都すてきな秋 2011 』


らくたびへのご要望100字程度を書き込んで、ハガキ・封書での
お申し込みとなります。 ぜひ、どしどしお待ちしています ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 15:56Comments(0)らくたび最新情報

2011年09月28日

忌明塔

 『 忌明塔 』

  北野天満宮の西側に位置する 東向観音寺 の境内には、高さが4メートルを越える 巨大な石塔 が立っています。

  この石塔は、明治時代の神仏分離令が発布されるまでは北野天満宮の境内に鎮座する 伴氏社 ( ともうじしゃ ) にあったもので、菅原道真の母の霊廟 と伝えられてきました。

  室町時代以降、父母の四十九日の忌明けに参拝する 『 忌明塔 』 ( いみあけとう ) として信仰され、知恩院革堂 ( 行願寺 ) の五輪塔とともに知られています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2011年09月27日

東京・両国 ≪ 国技堂 ≫ あんこあられ

先日、東京・両国にある ≪ 国技堂 ≫ の珍しいおかきをいただき
ました。 それがこちらの あんこあられ です~♪ ( 笑 )



東京・両国といえば 大相撲国技館 です。 そこで、おかきの
形は土俵のたわらを形どり、さらに丸い力士のあんこ型にちなんで
「 あんこあられ 」 と命名されたそうです。



わっ、おかきの塩っ気と、しっとりとしたあんこの甘みが、なんとも
絶妙です! しおりによると、短気でせっかちな江戸っ子が、
甘い物と辛い物をめんどうくさいから一緒に食べちゃえ!として
作られたそうです ( 笑 ) これがなかなか美味です♪

ぜひ東京・両国のお相撲土産に、オススメです~!

両国・国技堂 : 情報は こちら へ ( まっぷる観光ガイドより )
  

Posted by 若村 亮  at 12:17Comments(0)東京日記

2011年09月27日

京都守護職

 『 京都守護職 』

  幕末に江戸幕府が設立した役職のひとつ 『 京都守護職 』 ( きょうとしゅごしょく ) は、文久2 ( 1862 ) 年、宮中の警備市中の治安維持 を目的に創設され、会津藩主・松平容保 ( かたもり ) がその任に就きました。

  現在の 京都府庁京都守護職上屋敷 が建てられていた場所にあたり、慶応3 ( 1867 ) 年 12月に京都守護職が廃止された後、その跡地に京都府庁が移転しました。

  京都府庁の正門脇に京都守護職屋敷跡を示す石碑が立っています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2011年09月27日

9/17(土) 京都さんぽ・レポート

先日 9/17(土) に開催されました ≪ 京都さんぽ ≫ の模様が
レポートで公開されました。 文化の秋 と題して国宝に指定され
る仏像・建築・絵画など京都が誇る文化財を訪ねて歩きました。

9/17(土) 京都さんぽ・レポートこちら へ♪

智積院庭園


ぜひご覧ください♪ 若村
  

Posted by 若村 亮  at 11:29Comments(0)らくたび最新情報

2011年09月27日

静かな時を刻む ≪ 金福寺 ≫

詩仙堂でゆっくりした後、さらに静けさに包まれるお寺へ。

こちらの 金福寺 ( こんぷくじ ) は、平安時代創建の古刹に
歴史が始まり、盛衰を繰り返した後、江戸時代になって再興
された寺院です。 松尾芭蕉 ゆかりの寺でもあり、奥に見える
茅葺きの建物は 「 芭蕉庵 」 と称されています。



本堂内には、幕末に名を刻む 村山たか女 ゆかりの品など
数々の寺宝が展示されています。

そして、猫好きの方にはたまらない、よく縁側で猫がまったり
しているお寺さんでもあります ( 笑 )



まったく微動だにしませんね ( 笑 )

さて、これで昨日の散策+ランチは終了しました。 来月は
岡崎つる家 で京料理をいただく予定です、お楽しみに!
  

Posted by 若村 亮  at 00:59Comments(2)らくたび日記

2011年09月27日

初秋の花が咲く ≪ 詩仙堂 ≫

元は徳川家康に仕えた武将・石川丈山 は、晩年は一転して
文化人としての人生を歩み、花鳥風月に包まれる一乗寺に
庵を結んで約30年にも渡って隠棲しました。



その庵の一室には中国の詩人の絵が掲げられたことから
いつしか 「 詩仙堂 」 と呼ばれるようになりました。



美しい刈り込みの奥にはカエデの木々が山肌を覆い、秋の
深まりとともに彩りを増していき、紅葉の季節もオススメです。



こちらは 酔芙蓉。 朝は白い花が夕刻が近づくと赤く染まり、
花を散らせるという素敵な花です。



こちらの花は・・・ なんでしょう ( 笑 )、なんとなく 秋明菊
一種かなって思いますが、ほのかな色付きが素敵です。



詩仙堂は、四季折々の素敵な風景を楽しませてくれる
お寺さんです。 これからは秋の深まりとともに紅葉が
山麓を一面彩り、さらに冬は雪景色も最高です!

雪景色はまだ実際の目で見たことがないので、冬には
ぜひ見てみたいです。
  

Posted by 若村 亮  at 00:47Comments(2)らくたび日記

2011年09月27日

西洋膳所 ≪ おくむら ≫ in 京都・一乗寺

叡電で一乗寺へ移動した後、すぐにランチへ。
腹が減っては戦さはできぬ! です ( 笑 )

こちらの 西洋膳所 ≪ おくむら ≫ 一乗寺本店 は閑静な
住宅街にあって、緑に包まれた素敵なお店です♪
※ 公式HPは こちら



さて、美味しくいただいたお料理の数々ですが、メニューの
一覧が書かれた紙がありませんでしたので、記憶に残って
いる範囲で書いてみます~ ( 笑 )

秋を感じさせてくれる一品からお料理はスタート! 大きな
緑の葉の上には、萩の花が飾られていました。



葉の下には・・・ 秋の彩りあふれる料理が並び、中でも
押し寿司が美味しかったです。



旬野菜のサラダ、ドレッシングも最高でした。



お椀物は、冬瓜のすり流しの中に、鱧が!
いや~、今回おくむら一番の一品でした♪



おっ、この器は・・・? 太陽と月をあらわしているのでしょうか、
そういえば、9月には中秋の名月や秋分の日と、太陽と月に
まつわる暦がありますね ( 笑 ) さて、器の中には・・・



鯛の・・・ なんだったかな ( 笑 )



さて、いよいよメイン料理へ。 まずはお魚から。



そして、さらにお肉料理も。 さすがにこれは美味しかった!



最後はデザート。 実はこのケーキ盛り合わせとコーヒーの前に
アイスと季節のフルーツ盛りもあったんです。



モンブランケーキはまったり粘りがあり、濃厚な大人の味で、
さらにロールケーキとアップル?ケーキが並んでいて、もう
大満足のデザートでした♪

そうそう、一乗寺の他に祇園にもお店があり、またパンのお店は
京都駅にもあります、ぜひオススメのお店です!
  

Posted by 若村 亮  at 00:29Comments(4)ランチ

2011年09月26日

萩の寺 ≪ 常林寺 ≫

昨日は3連休の最終日、連日の秋晴れから一転、少し
曇りの天気に変わりましたが、それでも涼しい秋には
違いがなく、素敵な京都散策へ行ってきました ( 笑 )

昨日は ≪ 京都の隠れた社寺と四季の味めぐり ≫ で、
一乗寺詩仙堂金福寺 を巡り、フレンチランチも
楽しんできました~♪

その講座の集合前に、京阪・出町柳駅のすぐ近くにある
常林寺 ( じょうりんじ ) を訪ねてみました。



常林寺は通称 「 萩の寺 」 と称されています。



萩の寺にふさわしく、境内には赤や白の可憐な萩の花が
咲いていました。 まだ満開手前で、5分程度でしょうか。



可憐な萩の花は、秋を代表する花ですね。



石畳の参道には、彼岸花 も咲いていました。



こちらは何という花でしょうか、真っ白のきれいな花です!



さて、これで京都散策のウォーミングアップは終わり。
いよいよ本番、一乗寺へ向かって行ってきます ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 23:18Comments(4)季節の花・紅葉

2011年09月26日

武市瑞山

 『 武市瑞山 』

  幕末、土佐藩 出身の 『 武市瑞山 』 ( たけちずいざん ) は 尊王 ( そんのう : 天皇に忠義を尽くすこと ) の思想を抱いて駆け巡り、ついには藩全体の方針を尊王へと転換しました。

  しかし、その後の政変で土佐藩の方針は再び転換し ( 公武合体 へ )、文久3 ( 1863 ) 年 9月、武市瑞山は捕らえられ、後に切腹となりました。

  現在、三条小橋近くの 武市瑞山寓居跡 には、彼の功績に比べて余りにも小さな石碑が静かに佇んでいます。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2011年09月25日

善峯寺

 『 善峯寺 』

  西山に位置する門跡寺院であることから 「 西山の宮 」 とも称された 『 善峯寺 』 ( よしみねでら ) は、平安中期の長元2 ( 1029 ) 年、源算上人 が西山に小堂を建て、自ら刻んだ 十一面千手観音像 を祀ったことに始まります。

  長元7 ( 1034 ) 年には 後一条天皇 から 「 良峯寺 」 の寺号を賜り、以来、歴代天皇からの崇敬も厚く、観音信仰の広まりとともに 西国三十三所観音霊場第20番札所 として多くの参拝者から崇敬を集めてきました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2011年09月25日

文化の秋 ・ 宇治の世界遺産へ

今日も最高の秋晴れの下、世界遺産の社寺を訪ねて 宇治
行ってきました♪ 本企画は毎月一回、ラジオ番組のリスナー
の皆さんと京都を巡り、美味しいランチをいただく散策です♪

今回は 文化の秋 と題して、世界文化遺産 に指定される宇治の
平等院宇治上神社 などを訪ねて散策してきました。

宇治橋


もの凄い流れ! いつもの3倍くらいの水が宇治川を暴れる
ように流れていっています! ( 驚 ) そう、台風の影響もある
のでしょう、上流の天ヶ瀬ダムが放流をしていて、下流のこの
辺りもかなりの流れになっていて、奥に見える朝霧橋などは
すべて全面通行止めで、渡ることができませんでした!

川の中にある中之島は、水没寸前です ( 笑 )



さて、宇治 といえば、やっぱり 平等院 ですね。



末法初年の永承7(1052)年に 藤原氏の別荘 が寺院となり、
翌年には現世に極楽浄土をあらわした 鳳凰堂 と、堂内には
大仏師・定朝作阿弥陀如来像 が安置されました。



さぁ、待ちに待った昼食は、平等院の門前にお店を構える
京料理・竹林 でした。 美味しい京料理に舌鼓みです~♪
ご飯は 松茸ごはん で、なんと! おかわり自由でした ( 笑 )



お椀物


平等院の他にも、宇治神社宇治上神社 を参拝して、
今日の宇治散策は無事に終了しました。

さてさて、歩いた後は恒例の甘味処ですよね~ ( 笑 )

通園・茶房 / 宇治金時ソフトクリーム


やっぱり甘い物、最高です~!



今日も最高の秋晴れでした。 またちょっと日焼けしたかも。。
さぁ、3連休も残すところあと1日。 明日は一乗寺界隈を散策
する ≪ 隠れた社寺と四季の味めぐり ≫ がありますので、
明日に備えて、しっかり休みます~。
  

Posted by 若村 亮  at 01:48Comments(0)らくたび日記

2011年09月24日

樂焼

 『 樂焼 』

  桃山時代、陶工長次郎 が創始した焼き物 『 樂焼 』 ( らくやき ) は、茶道の千家を中心として広く茶の湯に好まれました。

  その歴史は、長次郎が茶の湯を大成者した 千利休 にしたがい、利休好みの茶碗 を製陶したことに始まります。

  当時、利休の邸宅は 聚樂第 ( じゅらくだい ) の一角にあり、その茶室で初めて長次郎の茶碗が用いられ、のちに 豊臣秀吉 から聚樂第の 「 樂 」 の一文字を賜って 「 樂焼 」 と称されました。

  樂焼には利休が極めた侘びの精神が色濃く反映されています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)文化コラム

2011年09月24日

秋分の夕暮れ

秋分の日、太陽が真西へと沈んでいきました。

極楽浄土 へ通じる道が開けるという お彼岸夕暮れ
まさに 極楽浄土のような夕焼け空 でした!



明日は KBS京都ラジオ < ほっかほかラジオ > リスナーの皆さんと
京都を散策する月に一度の企画 ≪ おき・らくたび ≫ が催され、
文化の秋と題して宇治の世界遺産・平等院宇治上神社 を参拝
する予定です。 明日も秋晴れが続くとのこと、楽しみです♪
  

Posted by 若村 亮  at 00:15Comments(0)らくたび日記

2011年09月23日

全国稲荷神の総本宮 ≪ 伏見稲荷大社 ≫

さぁ、現地散策講座も、最後の 伏見稲荷大社 へ~。



どこまでも続く鳥居に、全国の稲荷社の総本宮として古くから
崇敬されてきた歴史と伝統を感じます。

幻想の世界です!
  

Posted by 若村 亮  at 23:48Comments(0)らくたび日記

2011年09月23日

東福寺塔頭・光明院 ≪ 波心の庭 ≫

東福寺からさらに南へ歩くと、東福寺に属する塔頭 ( たっちゅう )
と呼ばれる小院が建ち並び、その中に 光明院 があります。

こちらの庭園は ≪ 波心の庭 ≫ と称され、東福寺の方丈庭園と
同じく作庭家・重森三玲 によって造営された近代の名庭です!



縁側から庭園を間近に鑑賞したくなりますが、ここはグッ!と
気持ちを抑えて、書院の奥に座して眺めると、こんな素敵な
光景が広がります ( 笑 )



さらに丸窓越しも~♪



春の5月下旬~6月上旬には 皐月 が咲き誇り、秋には 紅葉
彩ります。 ぜひ他の季節にもお参りください~♪
  

Posted by 若村 亮  at 23:28Comments(0)らくたび日記

2011年09月23日

静寂の ≪ 東福寺 ≫ へ

ほんとに素敵な秋晴れの下、学生の皆さんと一緒に散策へ。
今回の散策ルートは、東福寺 から 伏見稲荷大社 でした。

東福寺 は明治に火災で多くの建物が焼失し、こちらの方丈も
焼失後に再建された建物にあたり、その方丈を囲む庭園は、
大正から昭和にかけて活躍した作庭家・重森三玲 による名庭
として知られています。

東福寺・方丈庭園


方丈の北庭は、石と苔が交互に配された 市松模様 の名庭で、
斬新なデザイン性が印象的です。



東福寺といえば、秋は紅葉の名所として大賑わいになりますが、
今日の 通天橋 は静かな禅寺らしい雰囲気で、ゆっくりと趣きある
通天橋を渡って、奥の開山堂へとお参りしてきました ( 笑 )



紅葉の彩りまであと二ヶ月、その時を静かに待っているかのような
通天橋の静けさでした ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 23:03Comments(0)らくたび日記

2011年09月23日

牛若丸と弁慶 in 京都・五条大橋

秋晴れの空に浮かぶ白い雲。 比叡山も遙かに仰ぎ見え、
鴨川のゆるやかな流れに心地よい時間を感じます。



川上から爽やかな秋風が吹き下ろし、緑濃い柳の葉が
さらさらと。 気持ちいい秋の一日でしたね~ ( 笑 )



さて、午後は東福寺から伏見稲荷大社へと学生と一緒に
歩いて、現地を学ぶ散策に行ってきました!
  

Posted by 若村 亮  at 22:35Comments(2)らくたび日記

2011年09月23日

秋分の日

 『 秋分の日 』

  『 春分・ 秋分の日 』 は、太陽がほぼ真東から昇ってほぼ真西に沈み、昼夜がほぼ同時間となります。

  浄土思想 では 西方 の遙か彼方に 極楽浄土 があると考えられ、太陽が真西に沈む日に極楽浄土に想いを馳せたのが 彼岸 の始まりとなりました。

  ちなみに春分・秋分の祝日は、前年 2月1日に 国立天文台 が発表する 「 暦要項 」 ( れきようこう ) に従い、閣議 で決定されて 官報 で告示される、天文学に基づいて決定する世界的にも珍しい祝日です。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2011年09月23日

秋分の日 in 京都御所

今日は昼夜が等しい時間となる 秋分の日。 太陽は真東から
昇って、夕刻、真西へ沈んでいきます。 古来、西の彼方には
極楽浄土 が広がると考えられ、真西へ太陽が沈む春分・秋分
の日は極楽への道が開けるとされ、彼岸 ( ひがん:彼方の岸
つまり極楽浄土のこと ) のご先祖さまを供養する仏教行事が
行われてきました。

京都御苑


京都御所の正門・建礼門 ( けんれいもん )


御苑の緑の中に、彼岸花 が赤く輝いて咲いていました。



かつての公家・九条家の庭園は、夏にはサルスベリが赤い
花を咲かせていましたが、そろそろ終わろうとしていますね。



さぁ、今日は学生たちと、東福寺から伏見稲荷大社へと現地を
歩いて学ぶ現地講座です。 素晴らしい秋晴れの下、頑張って
行ってきます~!
  

Posted by 若村 亮  at 10:33Comments(4)らくたび日記

2011年09月22日

青空が戻ってきた!

秋雨と台風の影響でしばらくスッキリとした青空を仰ぎ見ることが
できませんでしたが、午後になって一気に晴れ渡ってきました!



太陽の光が、秋になって少し和らいだように感じますね ( 笑 )

明日からの三連休、京都は良い天気に恵まれそうで、気温も
27℃前後と散策にも最適の気候になりそうです。 やった!
  

Posted by 若村 亮  at 17:32Comments(0)らくたび日記

2011年09月22日

≪ ハロウィーン?! ≫ in 四条京町家

創業300年を超える 聖護院八ッ橋総本店 のパイロットショップとして
四条木屋町にお店を構える ≪ nikiniki ≫ では、この季節限定の
和菓子?として ハロウィーン菓子 が登場しています ( 笑 )



お菓子とは思えない、見事なハットです♪



ハロウィーン は10月31日に催される秋の収穫を祝い、悪霊を
追い出す祭りで、アメリカではカボチャをくり抜き、目鼻口を
つけた提灯を飾り、夜には怪物に仮装した子供たちが近所を
回ってお菓子をもらったりします。



四条京町家にも、カボチャの怪物が現れました ( 爆笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 17:21Comments(0)和菓子

2011年09月22日

くだらない

 『 くだらない 』

  「 上 」 ( かみ ) には “ 皇居のある所 ” という意味があり、そこから 「 上方 」 ( かみがた ) は、都の方面、つまり 京都 およびその付近 ( 大坂 ) をさします。

  江戸前期、江戸の町では品質の良い物資や品物はほとんど上方から運び込んだことから、品質の良いもの< 上方からの > ( くだ ) りもの 」 と呼び、それに対して江戸の町で作られた 粗悪なもの「 下 ( くだ ) らないもの 」 というようになったと伝えられています ( 諸説あり )。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)文化コラム

2011年09月22日

秋風が吹く京都

おはようございます。

東海・関東・東北地方では大きな爪痕を残した台風ですが、
京都は幸い、それほど大きな影響がありませんでした。

今朝はすっかり秋の空気に入れ替わり、清々しい爽やかな
朝を迎えています。 まだ比叡山は分厚い雲の中ですが、
西の方から次第に青空が見え始めてきました。



今日は一日オフィスワークです。
四条京町家にも涼やかな風が吹き抜けています ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 10:02Comments(0)らくたび日記

2011年09月21日

青不動

 『 青不動 』

  不動明王 は、五色 に配せられることがあり、日本三大不動高野山 ( 和歌山県 ) の 赤不動青蓮院 ( 京都府 ) の 青不動三井寺 ( 滋賀県 ) の 黄不動 と呼ばれ、また東京では 目黒不動目白不動 などが知られています。

  五色の中で青色は、方位に配せられれば中央に位置し、青不動 は五色の不動明王の中では 中心 に位置して 最上位 となり、「 不動明王中の不動明王 」とされています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム