2012年08月26日

根本中堂

 『 根本中堂 』

  寺院の境内中央に位置して、本尊を安置している建物 を一般的に 本堂 といいます。

  宗派によって本堂の呼び方は異なり、天台宗 では 中堂 ( ちゅうどう )、真言宗 では 金堂 ( こんどう )、臨済宗 では 仏殿 ( ぶつでん )、浄土宗 では 御影堂 ( みえいどう )、浄土真宗 では 阿弥陀堂 ( あみだどう ) と一般的に呼ばれています。

  天台宗総本山 延暦寺 では、比叡山内の東塔と呼ばれるエリアに位置して本尊・薬師如来を祀る本堂を 『 根本中堂 』 ( こんぽんちゅうどう ) と呼び、比叡山内の東塔・西塔・横川に広がる延暦寺全山の中心的な存在としています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム