2011年04月16日

上品蓮台寺

 『 上品蓮台寺 』

  千本鞍馬口に位置する京都屈指の古刹 『 上品蓮台寺 』 ( じょうぼんれんだいじ : 真言宗智山派 ) は、今から約1400年前、聖徳太子母の菩提を弔う ために創建したと伝えられています。

  一時は 応仁の乱 で焼失して寺勢が衰えましたが、江戸時代には再興されて子院12ヵ寺をもつ大寺として繁栄し、その子院12ヵ寺より 「 十二坊 」 と呼ばれて町衆から厚い信仰を集めてきました ( 現在は子院3ヵ寺 )。

  現在、境内にはソメイヨシノ、枝垂れ桜、紅枝垂れ桜が同時に咲き誇り、見事な春の競演を見せてくれています。

地図 : 上品蓮台寺
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2011年04月15日

吉野太夫

 『 吉野太夫 』

  江戸時代初め、京はもとより、遠く江戸にまで “ 京の島原に浮舟あり ” と知られた名妓がいました。 浮舟太夫 ( うきふねだゆう ) は絶世の美女というだけではなく、和歌や茶道、書道や生け花など、諸芸どれをとっても並ぶ者がない才気も持つ、まさに 当世一の名妓 でした。

  春、桜が咲き誇る島原で、浮舟はまだ見たことのない 吉野山の桜 を想い浮かべながら歌を詠みました。

   ここにさへ
     さぞな吉野は 花ざかり

  当世一の名妓に当世一の吉野桜、人はいつしか浮舟の名を 『 吉野太夫 』 と呼ぶようになりました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)人物コラム

2011年04月15日

KBSラジオ ⇒ 朝の京都御苑さんぽへ

今朝も無事にラジオ出演を終えました~。 今日は第3金曜日と
いうことで、KBS京都には朝市が催されています♪

そこで美味しそうな “ おにぎり ” をゲットする計画です ( 笑 )





そのおにぎりを持って、いよいよ京都御苑へ! 花見に弁当は
欠かせません~ ( 笑 )

さて、こちらは中立売御門から御苑に入って左手、“ 車返しの桜 ”
と呼ばれる名桜です。 ちょっと遅咲きの桜ですが、今ほぼ満開です!



一重と八重が咲き混じる珍しい桜で、かつて天皇が桜の前を御車で
通り過ぎて、あまりもの美しさに御車を返して再び桜を愛でた、という
ことから “ 車返しの桜 ” と呼ばれるようになったと伝えられています。





さて続きまして、こちらは近衛邸跡の紅枝垂れ桜です。 早咲きの
糸桜はすっかり葉が出ていますが、今度は紅枝垂れ桜が満開です!



京都を代表する雅の桜、ほんのりとした紅色が美しい桜です。



さぁ、桜を見ながら、朝ご飯です ( 笑 )

このおにぎり、そうなんです、よく見るとラベルに書いていますが、先ほど
お世話になりました KBS京都ラジオ “ ほっかほかラジオ ” オリジナルの
おにぎりなんです! その名も ≪ 晃瓶・薫の まっちゃん ほうちゃん ≫
と名付けられたおにぎりなんです~♪



“ まっちゃん ” とは抹茶で炊きあげた右のおにぎり、“ ほうちゃん ” とは
ほうじ茶で炊きあげた左のおにぎりのことなんです ( 笑 )



さて、ひとくち。

わっ、塩加減がとっても好きな感じで、おにぎりの中には和束町の名産
である “ お茶葉佃煮 ” を入れて握っていますね。



こちらは “ 竹の子の天ぷら抹茶塩 ” が入っています♪ 季節の
旬の味がおにぎりでも味わえる、素敵な一品です~。



ん~、朝から満開の紅枝垂れ桜を鑑賞しながら、番組コラボおにぎりを
いただくという、最高の朝を過ごしました!

今日はこれから京都さんぽもあって、西陣の隠れた名桜を巡ってきます
ので、こちらの模様はまた夕方にブログでご紹介します!

■ KBS京都ラジオ & 京都まんぷくおにぎり のコラボ
  ≪ 晃瓶・薫の まっちゃん ほうちゃん おにぎり ≫ : 詳細は こちら
  

Posted by 若村 亮  at 10:41Comments(0)らくたび日記

2011年04月14日

四条京町家 春の庭

すっかり季節は春になり、四条京町家も窓を開けると涼やかな
風が抜ける気持ちのいい季節になりました ( 笑 )



最近は新芽が出る季節なので、古い葉が毎日大量に降り積もり、
掃いても掃いても翌日の朝には一面の落ち葉になっています ( 汗 )
今朝も30分以上をかけて掃除して、やっときれいな庭になりました!



落ちていた椿の花を、そっと手水鉢へ♪



もうひとつある手水鉢の中には・・・ メダカの学校が!



2匹が元気よく育っていますので、温かく見守ってください~ ( 笑 )



今日は終日オフィスワークです。 お昼はお弁当を買ってきて、
中庭を眺めながら食べてみようかな ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 12:35Comments(0)らくたび日記

2011年04月14日

仁和寺 ・ 御室桜

 『 仁和寺 ・ 御室桜 』

  仁和寺や
     足もとよりぞ
          花の雲

  遅咲きで知られる 『 仁和寺 』 ( にんなじ ) の 『 御室桜 』 ( おむろざくら ) は、京都の春の最後を飾る かのように、毎年 4月中旬から咲き始めます。

  御室桜の樹高は 2 ~ 3m 前後と低く、まるで足元から雲が湧き上がるように桜の花が咲きます。

  わたしゃお多福 御室の桜
     花 ( 鼻 ) は低とも 人が好く

  鼻は低いが人気者の “ お多福さん ” と同じように、花は低いが多くの人びとから愛される御室桜。 多くの花見客が仁和寺を訪ねる光景は、今も昔も変わらない春の風景です。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)季節コラム

2011年04月13日

常照皇寺

 『 常照皇寺 』

  南朝と北朝に天皇家が二分して争った南北朝時代、北朝の初代天皇として権力闘争の渦中にあった 光厳天皇 ( こうごんてんのう ) は、晩年は激動の都を逃れて山深い里に移り、『 常照皇寺 』 ( じょうしょうこうじ ) を建立してひたすら禅の道を極めました。

  常照皇寺は市街地から北へ車で約1時間半ほどの京都市右京区 ( 旧京北町 ) にあり、現在も境内には光厳天皇お手植えとされる樹齢600年余の 九重桜 ( ここのえざくら : 国の天然記念物 ) が見事な花を咲かせます。

  権力闘争に明け暮れ、およそ宮中の優雅な暮らしと縁のなかった光厳天皇にとって、山深い常照皇寺は心休まる悟りの世界だったのかもしれません。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2011年04月12日

≪ 京都・四季折々とっておきの散歩道 ≫ 講座

今年度から新講座が始まります♪

毎月第2水曜日 【 10:00 ~ 12:00 】 in 四条京町家
大人の京都学 ≪ 京都・四季折々とっておきの散歩道 ≫

京都の四季折々とっておきのオススメ散歩道18コースを紹介する若村の著書 『 京都半日とっておきの散歩道 』 ( 地球の歩き方 ) の中から、本講座が催される季節にぴったりの散歩道を厳選し、社寺の歴史はもちろん、仏像や庭園の鑑賞ポイント、団子やお餅など社寺の門前名物まで盛り込んで楽しく講義を行います。 今までより1歩でも2歩でも、いや散歩ですから3歩くらい ( !? ) 奥深く、京都の歴史や文化を感じ、新しい京都の魅力を学ぶ講座です!



■ 講師 : 森 明子
■ 会場 : 四条京町家
■ 時間 : 9:45~受付開始 10:00~12:00(講演110分、休憩10分)
■ 受講料 : 一般 2,000円 / 会員 1,500円
  ※和菓子は付きません



さっそく4月の講座が明日より開講し、内容は 【 桜 】 ≪ 南禅寺 - 哲学の道 - 銀閣寺 ≫ をテーマとして、桜や新緑など京都屈指の人気を誇る散歩道 「 哲学の道 」 や、東山文化を代表する銀閣寺を始め、法然院、安楽寺、永観堂、南禅寺など、東山の麓に古刹・名刹が点在する魅力あふれるエリアをたっぷりわかりやすくご紹介します。

申込みは 公式HP こちら から、または 電話 075-257-7321 ( 受付 9:00 ~ 18:00 ) へご連絡ください。 明日のご参加は直前まで受付しますので、ぜひご参加ください。 本講座は、若村も同席して一緒に学ぶ予定です ( 笑 )
四条京町家でお会いしましょう!
  

Posted by 若村 亮  at 15:26Comments(0)京都

2011年04月12日

親鸞聖人750回大遠忌 / 記念切手

桜の季節を迎えた京都で、浄土真宗の宗祖・親鸞聖人の
750回大遠忌の法要が9日より西本願寺で始まりました!

少し品薄状態になっていました遠忌を記念した切手をやっと
ゲットしました~♪ 国宝の建物を中心に、様々な切手が
セットになった記念切手です。



宗祖・親鸞聖人の木像を祀る御影堂をはじめ、書院や襖絵
など見事な切手がセットになっています。



飛雲閣や唐門など、小さな切手ですが、見事に印刷されて
いますね。 なかなか素晴らしい切手です~。



※ 記念切手の詳細は こちら


さて、大遠忌を記念した親鸞特別展が、京都市美術館で
堂々開催されています。 こちらも週末には長蛇の列が見ら
れるなど大人気となっています。



※ 京都市美術館 『 親鸞展 』 公式サイトは こちら
  

Posted by 若村 亮  at 15:07Comments(0)らくたび日記

2011年04月12日

普賢象

 『 普賢象 』

  釈迦如来脇侍 ( きょうじ : 本尊の両脇に侍して教化を助ける存在 ) として 智慧文殊菩薩 ( もんじゅぼさつ ) と一対をなす 普賢菩薩 ( ふげんぼさつ ) は、仏の真理修行の徳 を司 ( つかさど ) り、白象に乗った姿 として刻まれている仏像が一般的です。

  また、室町時代から知られる里桜の一種 『 普賢象 』 ( ふげんぞう ) は、花の中心から二本の緑色の葉のようになった雌しべが突き出て先端がそり返り、その姿が 普賢菩薩 の乗った 象の鼻 に似ていることから 普賢象 と名付けられました。

※普賢象桜が咲く主な京都の社寺史跡
 千本ゑんま堂・下御霊神社・仁和寺・地主神社 など
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)季節コラム

2011年04月12日

本圀寺の紅枝垂れ桜

毘沙門堂から桜並木が続く山科疏水に沿って歩き、散策の
最後は日蓮宗六条門流の大本山・本圀寺へ~♪

眩く輝く黄金の山門の仁王像がいざ、お出迎えです!



境内の紅枝垂れ桜はすでに満開、見頃でした~ ( 笑 )





まだソメイヨシノは満開で、いよいよ紅枝垂れ桜も満開へ
近づいてきました。 明日もどこかへ出かけようかな~?!
  

Posted by 若村 亮  at 02:36Comments(0)らくたび日記

2011年04月12日

毘沙門堂の桜

天台宗五箇室門跡のひとつ、由緒ある歴史と格式を伝える
毘沙門堂へとやってきました。 いやぁ~、桜は満開です!!



境内では舞妓さんの撮影も行われていました。 何かの雑誌
に掲載するための撮影だと思いますが、満開の桜をバックに
撮影している舞妓さん、ほんとに艶やかでした ( 笑 )





春は桜、秋は紅葉の美しい毘沙門堂。 まだ数日は満開の桜
がお出迎えしてくれると思いますよ~。
  

Posted by 若村 亮  at 02:31Comments(0)らくたび日記

2011年04月12日

山科疏水の桜と菜の花

満開の桜に包まれる京都、今日は山科の毘沙門堂や
琵琶湖疏水沿いの桜並木へと行ってきました!

例年ながら、今年も素晴らしい山科疏水と菜の花です!



今が盛りとばかりに、湧き上がる雲のような桜です ( 笑 )



ほのかな桜色と、輝く菜の花の黄色、見る者の心を奪う
ほんとに素敵な光景です~♪





さて、今日の散策カルチャーは、この後に毘沙門堂の桜と、
再び山科疏水に沿って歩いて、天智天皇陵まで歩いていく
行程を予定しています~。
  

Posted by 若村 亮  at 02:20Comments(0)らくたび日記

2011年04月11日

御衣黄桜

 『 御衣黄桜 』

  寝覚 ( ねざめ ) 桜、胡蝶 ( こちょう ) 桜、平野妹背 ( ひらのいもせ ) 桜、手弱女 ( たおやめ ) 桜など、雅な名桜が咲き誇る京都では、晩春に咲く 『 御衣黄桜 』 ( ぎょいこうさくら ) がまもなく花を咲かせようとしています。

  御衣黄桜は 黄緑色の花 を咲かせる珍しい桜で、よく見ると緑色、黄色、ピンクと花びらの色がわずかながら変化していきます。

  御衣黄桜という名は、昔の貴人が好んで着た黄緑色の気品ある衣の色に桜花の色が似ていることから命名され、仁和寺で栽培されたのが始まりと伝えられています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2011年04月10日

京都さんぽ ≪ 南禅寺・平安神宮の桜 ≫

午後は京都さんぽへ。

天下の大泥棒・石川五右衛門が三門上から春の眺めを
見下ろして “ 絶景かな!、絶景かな! ” と大見得を切る
場面 ( 歌舞伎 『 楼門五三桐 』 ) で知られる南禅寺です。

多くの観光客の方が三門上からの素晴らしい眺めを
見下ろして楽しんでいます♪



平安神宮の神苑には、京都を代表する雅の桜・紅枝垂れ桜
が咲き誇るということで、全国から多くの観光客が訪れていて
かなりの賑わいでした ( 笑 )



さて、明日もカルチャーの散策講座で、山科・毘沙門堂や
山科・疏水沿いを歩く予定です~。
  

Posted by 若村 亮  at 23:29Comments(0)らくたび日記

2011年04月10日

岡崎・十石船めぐり

春爛漫、桜満開の今日、京都さんぽの前に岡崎・十石船に
乗船してきました! 今日は午前中の早い時間で早々に
乗船券が完売する大人気で、ほんとに感激の乗船でした♪



いよいよ乗船して十石船による岡崎・桜めぐりの始まりです!



疏水沿いの桜も満開で、ほんとに優雅な十石船の遊覧です。



神宮道の下を通過します~。



平安神宮の大鳥居も見えていますね。



もう一隻の十石船が、向こう側からやってきました。



うわっ~、ほんとに満開の桜並木です ( 笑 )





夷川発電所のところで折り返して、再び乗船場へ帰っていきます。







約25分の素敵な遊覧の時間が、あっという間に終わりました ( 笑 )



さすがに今日は休日ということもあって、午前中に乗船券が完売を
しましたが、平日であればもう少しチケットをゲットしやすしと思いま
すので、ぜひ桜が見頃のここ数日に乗船してみてください♪
また、十石船は5月GWまで運航されていますので、桜に限らず、
ぜひ一度、乗船して岡崎をゆっくり遊覧してみてください!

岡崎桜回廊十石舟めぐり : 公式HPは こちら
  

Posted by 若村 亮  at 22:29Comments(2)らくたび日記

2011年04月10日

車返しの桜

 『 車返しの桜 』

  京都御苑の中立売御門から御所へ進むと、左手に柵で囲われた桜の大樹があります。 この桜の名前は 『 車返しの桜 』 ( くるまかえしのさくら ) といい、一重と八重の桜花が入り交じって咲く、世に名高い名桜です。

  江戸初期、この桜の前を御車で通り過ぎた 後水尾天皇 は、あまりの美しさに魅せられて、御車を返してもう一度その桜を愛でた と伝えられています。

  京都では幾つかの社寺でも、古都にふさわしい雅の名桜 「 車返しの桜 」 を愛でることができます。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(2)歴史コラム

2011年04月09日

平野神社の桜

 『 平野神社の桜 』

  京都の桜の名所の中でも、円山公園平野神社夜桜の名所 として知られています。

  平野神社は、延暦13 ( 794 ) 年の平安京遷都にともない、桓武天皇 が奈良から平野の地に神様を遷して創建したことに始まります。 以来、歴代天皇からの崇敬も厚く、平安中期には 花山天皇 によって数千本の桜が植えられ、一躍、桜の名所となりました。

  現在、境内の桜は 約50種 400本 を数え、寝覚桜・胡蝶桜・御衣黄桜・手弱女桜・平野妹背桜など、平安王朝の雅を感じさせる名桜 が咲き誇ります。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2011年04月08日

東京の夕暮れ

今日から東京へ来ています。

東京都庁の高層ビルと、西方に沈む夕陽がとってもきれいです! ( 笑 )

今日は2講座を終えてホテルへチェックインをしましたが、夜はゆっくり休んで、明日も2講座を頑張ります~。
  

Posted by 若村 亮  at 18:15Comments(0)携帯から京都

2011年04月08日

釈迦の誕生

 『 釈迦の誕生 』

  仏教を開いた 釈迦 ( しゃか ) は、中部ネパールの 釈迦族 として生まれ、父・浄飯王 ( じょうぼんのう : 釈迦族の国王 ) と母・摩耶夫人 ( まやぶにん ) の間に生まれました。

  紀元前463年 ( 諸説あり ) の 4月8日生まれ と伝えられ、美しい花園を散歩中に摩耶夫人が樹木の枝を手折ろうとした時に母の右脇腹より生まれ、すぐに七歩あるいて右手は天を、左手は地を指差して “ 天上天下唯我独尊 ” ( 天上天下において私が最も優れている ) と話した、と伝えられています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2011年04月07日

南禅寺界隈の桜

今日はKBS京都ラジオの番組リスナーの皆さんと、南禅寺界隈の
桜さんぽに行ってきました! まさに春爛漫、桜満開です~♪



桜を愛でに蹴上・インクラインをそぞろ歩きする観光客も多くて、
ほんとに大賑わいでした ( 笑 )



両側から桜が咲き誇り、桜のトンネルになっているところもあります!



今日の昼食は、南禅寺の門前にある料亭・菊水で京料理を
いただきました。 その後、いよいよ桜の名所・南禅寺へ。
こちらも桜が見頃となっていました。



南禅寺界隈の別荘庭園にも春が到来! 野村碧雲荘の前も
枝垂れ桜の並木道となっていました~。



いよいよ今週末、京都は満開の桜に包まれて、最高の桜日和を
迎るのではないでしょうか!

日曜日の京都さんぽで南禅寺界隈に来る予定をしていますので、
ぜひご参加ください。 紅枝垂れ桜もたっぷりご案内します!
  

Posted by 若村 亮  at 18:08Comments(0)らくたび日記

2011年04月07日

平安神宮 神苑



 『 平安神宮 神苑 』

  平安神宮 の社殿を取り囲むように広がる 『 神苑 』 ( しんえん ) は、明治時代に作庭された代表的な日本庭園として広く親しまれ、入り口から順に 南神苑西神苑中神苑東神苑 と続いています。

  南神苑 になると ≪ 紅枝垂れ桜 ≫ が一面咲き誇り、西神苑初夏≪ 睡蓮 ( スイレン ) ≪ 河骨 ( コウホネ ) が彩りを添え、中神苑≪ 杜若 ( カキツバタ ) が群生します。

  そして 東神苑栖鳳池 を中心として 尚美館泰平閣 などの建物が建ち、雄大な眺めを楽しむことができます。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2011年04月06日

金戒光明寺の桜

今日の京都は、とにかく快晴! 爽やかな春の一日でした ( 笑 )

今日は京都の旅館で働く方々と一緒に京都を巡り、NHK大河ドラマ
で人気沸騰中の ≪ お江 ≫ さんにテーマを絞り、戦国ゆかりの社寺
などを研修 ( 遠足?笑 ) でめぐってきました~。

こちらはお江さんの供養塔が建つ金戒光明寺です。



ここ数日の陽気で、ようやくソメイヨシノも5分咲きくらいになってきて、
あちらこちらで見頃を迎えようとしています。



真っ青な空に美しい桜、ついつい仕事を忘れてしまいそうな素敵な
風景です ( 笑 )



三重塔へ向かう石段の下も、一面の桜に包まれていました~♪





今日はその他、大徳寺・総見院、養源院、二条城、本能寺などを
訪れて、戦国ゆかりの歴史をしっかり案内してきました。
  

Posted by 若村 亮  at 16:58Comments(0)らくたび日記

2011年04月06日

佛光寺

 『 佛光寺 』

  四条通の繁華街から少し南へ歩くと、真宗佛光寺派の本山 『 佛光寺 』 ( ぶっこうじ ) の大伽藍が見えてきます。

  建暦2 ( 1212 ) 年、越後に流罪となっていた 親鸞聖人 が一時京都へ戻ってきた際、高弟の源海上人が山科に創建した寺院を起源としています。

  のちに本尊・ 阿弥陀如来像 が盗難に遭いましたが、後醍醐天皇 の夢の中に如来の光が射し、その光をたどって無事に本尊を取り戻すことができたことから、天皇より 「 阿弥陀佛光寺 」 の寺号を賜わったと伝えられています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2011年04月05日

妙顕寺

 『 妙顕寺 』

  日蓮宗大本山 のひとつ 『 妙顕寺 』 ( みょうけんじ ) は、日蓮宗を開いた 日蓮上人孫弟子 にあたる 日像 ( にちぞう ) 上人 により、元享元 ( 1321 ) 年、日蓮上人の遺命を受けて京都における 日蓮宗最初の道場 として創建されました。

  長い歴史の中で幾度も火災や法難に遭って寺地を転々とし、豊臣秀吉 によって五条大宮の旧地から西陣の現在地へと移転しました。

  江戸初期の芸術家・尾形光琳 の 菩提寺 でもあり、春になると境内一円が見事な桜に包まれます。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2011年04月04日

白川夜船

 『 白川夜船 』

  江戸時代、裕福な 江戸の町衆 のあいだで旅行が流行り、なかでも 憧れの京都 から帰ってきた旅人の話は町中の話題となりました。

  ある日、お調子者が人から聞いた京都の話を、さも自分が行ってきたかのように得意げに話していると 「 白川はどうだった? 」 と問われ、「 夜船で寝て白川を下ったのでわからない 」 と答えて笑い者になりました。

  白川 とは祇園を流れる清らかな小川であり、とても船で下るような川ではありません。 それ以来、知ったかぶりの事『 白川夜船 』 ( しらかわよふね ) というようになりました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2011年04月03日

京都府庁旧館の枝垂れ桜

今日は堀川桜まつりが開催され、桜ツアーがありましたので、京都府庁へ行ってきました。

現在、京都の桜は咲き始めという感じですが、ここは建物に囲まれた影響でしょうか、すっかり満開で、美しい枝垂れ桜が咲き誇っていました!

京都府庁旧館の中庭に咲く桜は平日でも見学可能なので、ぜひ訪ねてみてください。
  

Posted by 若村 亮  at 20:32Comments(0)らくたび日記

2011年04月03日

京都さんぽ ≪ 千本釈迦堂のおかめ桜 ≫

昨日の京都さんぽ、最後は千本釈迦堂のおかめ桜へ。
国宝の本堂前に植えられた大きな桜は、まさに満開で、
その美しい咲き姿に魅せられました ( 笑 )



おかめ像も、桜を見て微笑んでいるように見えますね ( 笑 )



境内には美しい椿の花もたくさん植えられています~。



千本釈迦堂の桜は早咲きになりますので、すでに見頃と
なっていますので、ぜひお早めにお出掛けくださいね~。
  

Posted by 若村 亮  at 20:27Comments(0)らくたび日記

2011年04月03日

京都さんぽ ≪ 平野神社の桜 ≫

昨日の京都さんぽで訪ねた平野神社は、さすがに桜の名所
として知られるだけあって、かなりの賑わいでした!



境内には約50種400本の桜が咲くことから、早咲きの桜が
すでに見頃を迎えていました~。



桟敷席のある神苑の桜は、現在5分咲きくらいで、これから
見頃を迎えるとさらに宴会などで桜の下は賑わいそうです。



昨日の京都さんぽ、この後は千本釈迦堂のおかめ桜へ。
  

Posted by 若村 亮  at 20:15Comments(0)らくたび日記

2011年04月03日

京都府庁旧本館

 『 京都府庁旧本館 』

  明治37 ( 1904 ) 年に竣工した 京都府庁舎 ( 現在の 旧本館 ) は、現役の官公庁舎としては日本最古の建物となります。

  京都府技師の松室重光など日本人建築家によって設計され、外観は ネオ・ルネサンス様式の煉瓦造 で、ロの字型の建物には正庁や知事室・議場など大小55室が設けられています。

  建物に囲まれた中庭は、7代目・小川治兵衛 によって設計された庭園であり、春になると見事な枝垂れ桜が満開の花を咲かせます。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2011年04月02日

平安神宮の桜

 『 平安神宮の桜 』

  平安神宮 は、明治28年に平安京遷都1100年を記念して創建され、平安京へ遷都した京都最初の天皇にあたる第50代・桓武天皇 と、京都最後の天皇となった第121代・孝明天皇 を祭神としています。

  本殿を取り囲む広大な神苑には、約150本の八重紅枝垂れ桜をはじめ、染井吉野や彼岸桜など約20種300本の桜が咲き誇ります。

  この一瞬の喜びこそ、
   去年の春が暮れて以来1年にわたって
    待ち続けていたものなのである
         - 谷崎潤一郎 『 細雪 』 より -
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム