2011年04月25日

松尾大社の山吹

雨上がりの松尾大社、なんと降った雨が太陽に照らされて屋根から
蒸気が立ち上り、社殿は幻想的な雰囲気に包まれていました。



さて、山吹がそろそろ見頃を迎えつつあります! 例年ではすでに
満開というところでしょうが、まだ少しつぼみの花もありました。



陽当たりのいい場所はすでに満開! あと数日ですべてが満開に
なりそうですね~♪





結婚式も執り行われていました!



京都の隠れた社寺と四季の味めぐり講座、次回の5月は茶摘みの
季節を迎える宇治を訪ねて、宇治川のほとりの料亭・竹林を訪ね、
宇治上神社や平等院など世界遺産の社寺を巡ってきます!
  

Posted by 若村 亮  at 12:39Comments(0)らくたび日記

2011年04月25日

嵐山の八重桜

料亭を出ると、さきほどまでの雷雨がウソのように快晴となって
いました。 不思議なものですね ( 笑 )



中之島の八重桜は、まだ満開! 今年は本当に長い期間、
桜を楽しむことができました ( 笑 )

さて、続いては山吹が咲く松尾大社へ~。
  

Posted by 若村 亮  at 12:26Comments(0)らくたび日記

2011年04月25日

料亭・嵐山 錦

昨日に開催されました ≪ 京都の隠れた社寺と季節の味めぐり ≫
新規受講をいただきました皆様も含めて総勢30名近くで嵐山・松尾へ
行ってきました。

桜のシーズンもほぼ終わり、少し落ち着きを取り戻した嵐山ですが、
昨日は昼前後に激しい雷雨に見舞われましたが、幸いなことに、
昼食場所の料亭さんに到着してから降って、出る頃にはスッキリとした
青空に変わるという、本当に神仏の御加護を感じる瞬間でした ( 笑 )

昨日は嵐山の中之島にある 料亭・嵐山 錦 へお伺いしてきました。

まずは 先付お造り から♪



先付揚げからし豆腐 で、美味しい土佐醤油でいただきました。
ほっかほかの熱さと、からしのピリリ感で、一気に体が温まりました!



お造り は腰掛け茶屋をイメージさせてくれるような傘と赤毛氈を敷いた
食器となっていて、傘には本物の桜のはなびらが散っていました。



お椀花見団子見立て で、鶏・帆立・よもぎ生麩で作った三色団子
が入っていて、絶品のお椀ものでした~。



こちらは “ 桜宿膳 ” と命名された箱入りの京料理。 元々、こちらの
料亭・嵐山 錦 さんは旅館もされていた歴史があり、その頃、桜の季節
に提供していた桜宿膳がこちらの名物料理です♪



色彩ゆかたな季節の素材がたっぷりと詰まった桜宿膳ですね~。





続いて 蒸し物 です。やすらい蒸し と名付けられたこちらの料理は、甘鯛や
鰻、百合根や椎茸が入った料理で、吉野あんがかかった温かい一品です。



春といえば ! ん~、昨年も長岡天神の錦水亭で春はたけのこ尽くの
料理をいただきましたが、たけのこは春を感じる旬の食べ物ですね~♪



しっかりとした旨煮で、おつゆもいただきたくなる絶妙の味付けでした!



わっ、大きな船の形をした器に盛られて出てきたのは 揚げ物 です。



天子の真引き揚げ と呼ばれるこちらの揚げ物、カリッとした食感と、少し
苦みのある大人の味の魚が、とっても美味しくいただけました。
添えられているたけのこの揚げ物も、これまた出汁につけていただきました。



ここまでくると、かなりお腹は満たされてきました ( 笑 ) しかし、まだまだ
終わりません~。

酢の物 です。 素敵な器で、この丸い蓋を開けてみると・・・



焼霜まぐろ! まぐろの表面をさっと焼いて白くしていることから、見た目に
霜がおりたように見えることから焼霜まぐろといい、ちり酢とからめていただ
くと、もうこれが絶品~! 個人的には本日、たけのこの煮物とならんで
一番美味しくいただいた一品でした ( 笑 )



包丁による? 見事な胡瓜のカットにも驚きでした。



さて、ようやくご飯もの 磯海苔雑炊 です。 桜花の塩漬けが入って
いて、春の香りただよう雑炊でした。 おかわりは自由だったんですが、
さすがに無理でした~ ( 笑 )



最後の デザート。 なんと5種類から自由に選べる嬉しいデザートで、
宇治アイス、ゆずシャーベット、黒豆ゼリー、いちご、・・・ あと一品が
何だったか忘れてしまいましたが、ゆずシャーベット をいただきました。



なんとも至福の時を過ごし、外を見ると雷雨もすっかり上がって、
青空の嵐山が広がっていました。 この後、嵐山を少し散策して
山吹が美しい松尾大社へ行ってきました。

料亭・嵐山 錦 : 公式HPは こちら
  

Posted by 若村 亮  at 12:23Comments(2)京料理

2011年04月25日

太閤の石仏

 『 太閤の石仏 』

  北白川は近江へ通じる 志賀越 ( しがご ) え道 の京の入り口にあたり、行き交う旅人の安全を見守った石仏が道沿いに点在するなど、昔の街道の賑わいを今に伝えています。

  そのひとつ 「 子安観音 」 は別名 『 太閤の石仏 』 とも呼ばれ、この石仏を気に入った 豊臣秀吉 が聚楽第へと運びましたが、夜になると 「 いのう、いのう 」 ( 帰りたい、帰りたい ) と泣く声が聞こえるため、秀吉も仏の力には勝てず、白川村へ戻したという伝説が残っています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム