2012年05月14日

5/13(日) 江戸たび ≪ 浜離宮 / 水上バス ≫

昨日は素晴らしい快晴の下、半年に一度の恒例となってきました 「 江戸たび 」 が開催されまして、汐留の 浜離宮・恩賜公園 から 水上バス で遊覧しながら東京観光を行い、そしてちょうど大相撲が開催されている 両国 へ行ってきました!

浜離宮・恩賜公園


歴史と現代が重なり合う借景庭園ですね ( 笑 )



東京タワー も♪



さて、いよいよ 水上バス で浅草・両国方面へ!



レインボーブリッジ がはるかかなたに見えています~。



隅田川を上流へ~。



歴史ある 「 勝鬨橋 」 ( かちどきばし )。



満潮に近いこともあって、水上バスと橋の距離は、ギリギリ!



青空がとっても素敵です。



美しい橋をくぐると・・・



いよいよ、遠くに 東京スカイツリー が見えてきました!



浅草まで来ると、すぐそこに東京スカイツリー。



5/22の開業まで、あと少しですね。

東京スカイツリー


橋の上と下で手を振りあって、ごあいさつ♪



浜離宮から両国まで、とっても素敵な45分の観光遊覧でした!



さて、両国へ到着した後は、元相撲部屋の 割烹・吉葉 で食事をいただいて、『 忠臣蔵 』 の討ち入りで有名な 吉良邸跡 や、勝海舟の生誕地 など、両国の奥深い歴史をたずねながら、大相撲がまさに今、開催されている両国・国技館 へ。 その模様は、後日、江戸たびレポートで♪

春の 「 江戸たび 」 は無事に終了~。 また半年後の秋に開催したいと思いますので、ぜひぜひ、ご期待ください!
  

Posted by 若村 亮  at 10:04Comments(2)東京日記

2012年05月14日

≪ 東京の夜明け ≫

昨日まで3日間、東京に滞在して、講演や 「 江戸たび 」 を開催してきました。 なぜか早く目が覚めてしまい、夜明けの東京の風景を眺めてみました ( 笑 )

早朝4時


1時間経って・・・

早朝5時


今回はホテルが高層階の部屋になったので、ラッキーでした♪
  

Posted by 若村 亮  at 09:48Comments(0)東京日記

2012年05月13日

 『 龍 』

  頭に2本の角があり、鱗 ( うろこ ) に覆われた蛇のような巨大な体を持つ空想上の生き物 『 龍 』 は、平時は海や池などの底深くにひそみ、雨をもたらす時に天高く舞い上がって風雲を巻き起こすとされています。

  仏法を守護する獣 でもあり、また雨を降らせることから “ あまねく聴衆に仏法の雨を降らせる ” とされ、禅寺の法堂の天井には龍の画が好んで描かれています。

  相国寺の蟠龍図 ( ばんりゅうず ) や、妙心寺の雲龍図 ( うんりゅうず ) が知られています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年05月12日

御蔭祭

 『 御蔭祭 』

  毎年5月12日に 下鴨神社 で執り行われる 『 御蔭祭 』 ( みかげまつり ) は、我が国最古の神幸祭 ( しんこうさい : 神様を遷す祭り ) であり、古代の祭祀の様子を現代に継承する貴重な神事です。

  高野川上流の御蔭山にある 御蔭神社荒御霊 ( あらみたま : 新しい神霊 ) を得る神事を執り行い、祭祀にたずさわる神官の行列に守られながら下鴨神社まで荒御霊が届けられます。

  水を司る賀茂の神の力 は、毎年、荒御霊を得ることで保たれるとされ、今年も新たな神霊を迎える季節となりました。

『 御蔭祭 』
   5月12日
   御蔭神社から下鴨神社へ神霊を迎える神事
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年05月11日

土方歳三

 『 土方歳三 』

  鬼の副長 として隊士からも恐れられた 新選組副長 『 土方歳三 』 ( ひじかたとしぞう ) は、隊士を組長・助勤・監察など 系統的に組織 し、局中法度 を制定して隊の規律を高め、市中の治安監視 とともに 尊王攘夷派 などの 弾圧 を行いました。

  しかし、江戸幕府の消滅とともに形勢は悪化し、鳥羽伏見の戦い会津戦争 など各地で転戦したのち、明治2 ( 1869 ) 年 5月11日、箱館戦争 に参戦して五稜郭で戦い、敵の銃弾に倒れて亡くなりました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年05月10日

≪ 午前中だけ名古屋へ ≫

今日は午前中に 名古屋 で講座があり、朝9時の新幹線で名古屋へ向かい、講座が終わると再び新幹線に乗って13時過ぎには京都へ戻ってきました。

いや~、大阪や神戸で講座をする場合と、京都からの往復時間はさほど変わりがありませんね、交通費は違いますが・・・ ( 笑 )

新幹線・名古屋駅


明日は東京講座で、名古屋からそのまま東京へ向かいたいところではありましたが、夜に京都で講演がありますので、京都へ戻ってきました ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 15:12Comments(2)らくたび日記

2012年05月10日

遣唐使

 『 遣唐使 』

中国・唐の時代、海外の情勢大陸の先進的な仏教・文化・技術 を摂取する目的で中国・唐へ派遣された 公式使節『 遣唐使 』 ( けんとうし ) といい、舒明2 ( 630 ) 年第1次・遣唐使 が派遣され、寛平6 ( 894 ) 年菅原道真の建議 によって 停止 されるまで、16回 にわたって派遣されました。

  第18次・遣唐使 には、のちに 天台宗祖 となる 最澄 や、真言宗祖 となる 空海 も同行するなど、仏教文化の伝播 に大きな役割を果たしました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2012年05月09日

≪ 光り輝く新緑の醍醐寺 ≫

KBS京都ラジオ のリスナーさんと巡る月に一度の散策イベント 『 おき・らくたび 』 が開催されて、今月は 新緑ツツジ を愛でる 「 醍醐寺 」 ( だいごじ ) と 「 隨心院 」 ( ずいしんいん ) へ行ってきました♪

醍醐寺の新緑


醍醐寺の新緑が光り輝いて、とっても眩しい感じでした ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 17:41Comments(0)らくたび日記

2012年05月09日

大田神社

 『 大田神社 』

  神話に登場する “ 天鈿女命 ( あめのうずめのみこと ) は、天照大神 ( あまてらすおおみかみ ) が天の岩屋に隠れた時に岩屋の前で賑やかに踊った女神であり、そこから 伎芸の守護神 とされています。

  『 大田神社 』“ 天鈿女命 ”祭神 とし、芸能上達の御利益 ( その他、方除や病気平癒 ) があるとされています。

  境内の 大田ノ沢 には古くから カキツバタ が群生し、歌人の 藤原俊成 は・・・

     神山や 大田の沢のカキツバタ
       ふかきたのみは 色に見ゆらむ

  と歌に詠んでいます。 現在では国の天然記念物に指定され、まもなく見頃を迎えます ( 毎年5月中旬が見頃 ) 。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年05月08日

白いカキツバタ ≪ 深泥池 ≫

妙満寺と円通寺を拝観した後は地下鉄・北山駅まで歩きましたが、途中で立ち寄った 深泥池 ( みどろがいけ / みぞろがいけ ) には、大田神社の紫のカキツバタに対して、白いカキツバタが咲き始めていました♪

深泥池・カキツバタ


上賀茂の鎮座する 大田神社カキツバタ群生地国の天然記念物 ですが、こちらの 深泥池氷河期の植物群落 を残すことから 池全体国の天然記念物 に指定されています。

・・・ということは、どちらの カキツバタ も、国の天然記念物 ですね♪
  

Posted by 若村 亮  at 18:26Comments(0)季節の花・紅葉

2012年05月08日

満開のツツジが彩る ≪ 妙満寺 ≫

京都リビング・現地散策講座 が開催されて、叡電・木野駅から 洛北 の名刹・妙満寺 ( みょうまんじ ) と 円通寺 ( えんつうじ ) を巡ってきました♪

妙満寺ツツジ が咲き誇る寺院で、まさに 満開 でした!

妙満寺


表門の参道は、美しいツツジの道になっていました ( 笑 )







妙満寺の方丈へ。



こちらの庭園は、江戸初期の文化人・松永貞徳 による 「 雪月花三名園 」 のひとつ 「 雪の庭 」 として誉れ高い名庭です。 冬、雪の日に一度、見てみたいですね。





境内にそびえる 大塔 は、釈迦が悟りを開いた インドの聖地・ブッダガヤ にある大塔を模して建立されたもので、その奥に 比叡山 も眺めることができ、まさに境内は絶景です!







ツツジに包まれる妙満寺、今週いっぱいはまだ十分にツツジを楽しめると思いますので、ぜひ訪ねてみてください、オススメです!

■ 妙満寺 : 公式HP http://www.kyoto.zaq.ne.jp/myomanji/
  

Posted by 若村 亮  at 17:56Comments(0)季節の花・紅葉

2012年05月08日

5/13(日) 第3弾 ≪ 江戸たび ≫ 開催のお知らせ♪

いよいよ今週末に迫りました! 5/13(日) 第3弾 ≪ 江戸たび ≫、こうご期待ください! 皆さまのご参加をお待ちしています♪

5/13(日) 第3弾・江戸たび
『 花咲く浜離宮から水上バスで両国へ
  大相撲から忠臣蔵まで両国歴史巡業♪ 』



■ 江戸たびの詳細・お申し込みは こちら
  

Posted by 若村 亮  at 12:05Comments(0)らくたび最新情報

2012年05月08日

鴨川をどり

 『 鴨川をどり 』

  京の花街のひとつ 先斗町 ( ぽんとちょう ) は、鴨川の四条から三条間の西にお茶屋が軒を並べています。 先斗町の紋章は冬の鴨川に飛来する 千鳥 ( ちどり ) をデザイン化したものであり、愛らしさを感じます。

  新緑が京都を美しく彩る5月、先斗町歌舞練場において 『 鴨川をどり 』 が盛大に催され、京都を一層華やかに彩ります。

  明治5 ( 1872 ) 年に始められ、今年で175回目を迎える 「 鴨川をどり 」 は、美しい舞台の上で舞踊劇と優美な舞が披露され、見るものを艶やかな京情緒の世界へと誘います。

『 鴨川をどり 』 先斗町歌舞練場
5月1日~24日
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年05月08日

音楽噴水 『 AQUA FANTASY 』

大阪から 京都駅 へ戻って改札を出ると、素敵な 音楽と噴水の芸術 が! 京都駅前の地下街 「 Porta 」ポルタ ) では、地上で 音楽噴水 『 AQUA FANTASY 』 と題した 噴水&音楽 が披露されています♪



噴水は七色カラーに光り輝き、音楽に合わせて踊る幻想の噴水です!





後ろには ホテルグランヴィア京都 が見えるなど、アメリカ・ラスベガス を思わすような素敵な風景です ( 言い過ぎですね、笑 )











5月は毎夜、19時~、20時~、21時~、22時~に催されていますので、ぜひ一度、ご覧になってみてください♪ なかなか感動的な噴水です!

■ 音楽噴水 『 AQUA FANTASY 』
   公式サイト : http://www.porta.co.jp/?p=12328
  

Posted by 若村 亮  at 01:26Comments(0)らくたび日記

2012年05月08日

≪ 同志社大学 ・ 大阪サテライトオフィス ≫


夕方、大阪 に移動して、同志社大学大阪サテライトオフィス で開講されました 「 大学院ビジネス研究科 」 の授業で、起業出版 についての講演をさせていただきました。

同志社大学 ・ 大阪サテライトオフィス


大阪駅前の高層ビルの最上階、素晴らしい場所ですね♪



授業では 「 らくたび 」 の起業・理念・戦略 や、「 らくたび文庫 」創刊 から 今後の発刊の企画案 についての発表・評価などを行い、あっという間に2時間が過ぎていました ( 笑 )



普段の仕事にはない経験やテーマで、とっても刺激的な時間でした!

■ 同志社大学大学院ビジネス研究科
   公式サイト : http://bs.doshisha.ac.jp/
  

Posted by 若村 亮  at 01:12Comments(0)らくたび日記

2012年05月07日

斯波義将 邸宅跡

 『 斯波義将 邸宅跡 』

  室町幕府 における 第一の重職 で、足利将軍家補佐 して 幕府の政務全般を統轄 する役職を 管領 ( かんれい )といいます。

  南北朝から室町時代にかけて活躍した武将 ( 守護大名 ) の 『 斯波義将 』 ( しばよしまさ ) は、管領として幕府の制度を整備し、幕政の基礎を固めた人物として知られています。

  上京区武衛陣町 には 斯波義将の邸宅跡 を示す石碑が立ち、付近の町名・武衛 ( ぶえい ) とは、兵衛府 ( ひょうえふ : 警護の兵を監督して天皇の身辺警固を司った官職 ) の 兵衛督 ( ひょうえのかみ:兵衛府の長官 ) をつとめた斯波氏の家号に由来しています。

地図 : 斯波義将邸宅跡の石碑 ( 上京区武衛陣町 )
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年05月06日

六日の菖蒲

 『 六日の菖蒲 』

  五月五日の 端午の節句菖蒲の節句 とも呼ばれ、菖蒲 ( しょうぶ ) には 邪気を祓う力 があるとされ、古くから菖蒲を軒に挿し、菖蒲酒を飲む風習などが伝えられています。

  ところが、端午の節句 ( 五日 ) の 翌日六日 ) に菖蒲を用意していては遅く、そこから 時機を逃して役に立たない ことを喩えて 『 六日の菖蒲 』 というようになりました。

  ≪ 平家物語 ≫ では、屋島の合戦遅参 した武将・梶原景時 ( かげとき ) が、その遅参を 「 六日の菖蒲 」 と嘲笑されています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)文化コラム

2012年05月05日

“ スーパームーン ” 今宵の天空に明るく参上!

今宵の月 は、今年の満月の中でも一番の 明るさ大きさ を誇る 満月 で、そのような月を “ スーパームーン ” と呼ぶそうです。

初めて知りました ( 笑 )

スーパームーン京都タワー


地球と月の位置関係が最も近くなることから、今年の他の満月と比べて 14%大きく 見えて、30%明るく 輝いているそうです♪

仏教 において 月の光心の暗闇をやさしく照らす慈悲の光 とされ、仏教の開祖・お釈迦さま月の光を満身に浴びて座禅をした と伝えられています。

今宵は夜空を見上げて、ひときわ輝く月から放たれる 慈悲の光 をたっぷりと浴びてみて、ちょっとだけ やさしい気持ち になってみてください♪
  

Posted by 若村 亮  at 23:54Comments(0)らくたび日記

2012年05月05日

まさに極楽浄土 ≪ 宇治・平等院 ≫

平安時代、貴族として栄華を誇った 藤原頼通現世に極楽浄土を現した ≪ 宇治・平等院 ≫。 優美な姿を現す 鳳凰堂 と、州浜の 浄土庭園、まさにここは 極楽浄土の世界 が表されていますが、境内はGWということで鳳凰堂内部の特別拝観は約2時間待ちと、極楽を求める ( ?笑 ) 観光客で大賑わいでした!

平等院・鳳凰堂


平等院の藤は、春先の天候不順で今年はほとんど見ることができません。。 しかし、考え方を変えれば、そういう珍しい年に、花が咲かない藤を見ることができた!ともいえますね ( 笑 )



藤棚からいくつかの花が垂れていて、よりありがたさを感じました ( 笑 )



しかし、本当に太陽がガンガンと照りつける暑い一日でした! ご参加いただきました皆さま、おつかれさまでした、ゆっくりお休みください~♪
  

Posted by 若村 亮  at 23:32Comments(0)らくたび日記

2012年05月05日

5/5(土・祝) ≪ ツツジが見頃♪ ≫ 三室戸寺

朝から雲ひとつない晴天に恵まれた子供の日、今日は 京都さんぽツツジ が見頃の 三室戸寺 から 宇治・平等院 へと散策してきました!

三室戸寺 ・ 境内約2万株のツツジ












まさに今、見頃を迎えている三室戸寺のツツジです ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 23:16Comments(0)季節の花・紅葉

2012年05月05日

賀茂競馬

 『 賀茂競馬 』

  葵祭 にまつわる神事のひとつとして、上賀茂神社で毎年5月5日に執り行われている 『 賀茂競馬 』 ( かもくらべうま ) は、堀河天皇の御世、寛治7 ( 1093 ) 年に宮中行事として行われていたものが神社に奉納されて以来続く伝統の神事です。

  午後1時頃から社頭で 「 競馬会神事 」 として様々な儀式が執り行われ、午後2時頃から馬場において2頭づつ馬が速さを競う 「 競馳 」 ( きょうち ) が行われます。

『 賀茂競馬 』  上賀茂神社
   5月5日 ( 土・祝 )
     競馬会神事 13時頃~
     競馳 14時頃~
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年05月04日

明日 ( 5/5 ) は ≪ 端午の節句 ≫

端午の節句 “ 菖蒲の節句 ” とも呼ばれ、男の子の節句 です。 そして端午の節句の 供物 といえば 「 柏餅 」! ひと足早くいただきました♪

柏餅


餅を包む植物の 「 カシワ 」 は、新しい葉が芽吹くまで古い葉が散らないことから “ 子孫繁栄の縁起物 ” と考えられ、武家の子孫繁栄を願って端午の節句に欠かせない供物となりました。
  

Posted by 若村 亮  at 20:12Comments(0)らくたび日記

2012年05月04日

5/3(木・祝) ≪ 稲荷祭 ・ 還幸祭 ≫

商売繁盛の神様 として厚く崇められる 伏見稲荷大社 にとって、一年の最重要とされる祭儀が ≪ 稲荷祭 ≫ ( いなりさい ) です。 先月の 神幸祭 ( 4/22 ) において、稲荷神が鎮座する神輿が東寺のすぐ東側にある 御旅所 ( おたびしょ ) に入り、昨日 ( 5/3 ) の 還幸祭 で再び伏見稲荷大社へと戻って祭儀が執り行われました。

昨日の午後2時過ぎ、東寺 の門前では稲荷の神輿に東寺の僧侶が読経するという 神仏習合の風景 を見ることができましたが、ちょうど娘が昼寝に入ってしまってタイミングが合わず ( 笑 ) 、還幸祭の行列五条烏丸 の交差点で待っていました ( 笑 )

祭りも 近代の交通事情 に合わせて、車の行列 になっています♪



いよいよ 稲荷神神輿 を乗せた車が交差点を左折してきました!



稲荷祭 は、稲荷神が年に一度、氏子区域を巡幸して御神徳を広める祭儀 で、かなり広範囲の氏子区域を巡りますので、これを昔は人力のみで執り行っていたということは、やはりすごいことですね。



烏丸通を北進する神輿の車列。 この後、すぐに松原通へと右折します。



信号待ちしていた祭りの車の方に、稲荷神の御神木 でもある 「 杉 」 をいただきました! ありがたい 縁起物 としてちゃんと家に持ち帰って、大切にしています♪



娘にも神様がわかるんですね、神輿に手を合わせていました ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 19:54Comments(0)年中行事

2012年05月04日

斎宮 と 斎院

  『 斎宮 と 斎院 』

  天皇の皇女や姉妹など皇室の未婚の女性 から選ばれて、伊勢神宮 の祭祀 (さいし)に奉仕した内親王を 『 斎宮 』 ( さいぐう / いつきのみや ) といい、古代 から南北朝時代 ( 室町初期 ) の第96代・後醍醐天皇 の代まで続きました。

  また、賀茂神社 の祭祀に奉仕した未婚の内親王を 『 斎院 』 ( さいいん / いつきのいん ) といい、斎宮にならって平安時代の 第52代・嵯峨天皇 の代に始まり、鎌倉初期の第82代・後鳥羽天皇 の代まで続きました。

『 斎王代御禊神事 』 ( さいおうだいみそぎしんじ )
   5月4日  上賀茂神社
   葵祭の斎王代(斎王の代理)が身を清める神事
   十二単を着た斎王代が川に手を浸して身を清める
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年05月03日

流鏑馬

 『 流鏑馬 』

  『 流鏑馬 』 ( やぶさめ ) は疾走する馬上から方形の板の的に 鏑矢 ( かぶらや : 射た時に風を切って音を立てる矢 ) を射る技術・儀式で、古くは 「 矢馳せ馬 」 ( やばせうま ) と呼ばれた日本の伝統的な騎射のひとつです。

  平安末期から鎌倉時代にかけて盛んに行われ、武士の嗜み として幕府の行事や儀式にも組み込まれ、また神事のひとつとして神社において奉納されるようになりました。

『 流鏑馬神事 』  下鴨神社
   5月3日 13:00~15:30
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2012年05月02日

≪ 雨の四条京町家 ≫

四条京町家オフィスの坪庭も、朝から降り続く雨でしっとりと濡れています。



弊社はカレンダー通りの休みなので、オフィスは今日も通常通りです ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 14:54Comments(0)らくたび日記

2012年05月02日

葵祭の前儀

 『 葵祭の前儀 』

  風薫る5月、新緑の美しい京都は 葵祭 ( あおいまつり ) の季節を迎えます。

  祭りの幕開けとなる 3日 流鏑馬神事 ( やぶさめしんじ ) は、疾走する馬上から射手が清め祓いの矢で的を射る神事であり、15日の大祭行列の平穏無事を祈願して行われます。

  4日 斎王代御禊神事、5日 競馬会神事歩射神事、12日 御蔭祭 と、大祭の清めの神事が続き、そして 15日、平安の王朝絵巻の如く華麗で優雅な行列 「 路頭の儀 」 が行なわれます。

  葵祭は、半月に渡って様々な神事が執り行われる壮大華麗な大祭です。

『 流鏑馬神事 』  下鴨神社
   5月3日
『 斎王代御禊神事 』  下鴨神社
   5月4日
『 競馬会神事 』  上賀茂神社
   5月5日
『 歩射神事 』  下鴨神社
   5月5日
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年05月01日

競馬会足汰式

 『 競馬会足汰式 』

  上賀茂神社下鴨神社 を総称して 「 賀茂社 」 と称し、古代豪族の賀茂氏が祖神をまつる神社として創建されました。

  賀茂社の例祭である 「 賀茂祭 」 ( 通称、葵祭 ) は、6世紀中頃に 凶作を鎮めて五穀豊穣を祈る神事 としてが始まったと伝えられ、上賀茂神社では毎年5月1日、葵祭の神事のひとつ 『 競馬会足汰式 』 ( くらべうまえ あしそろえしき ) が執り行われています。

  5日の競馬会神事に先立ち、馬の年齢や遅速を実際に走らせて見極め、本番の競馬会神事で疾走する組合せを決定する儀式です。

『 競馬会足汰式 』  上賀茂神社
   5月1日 午後1時頃~
   烏帽子に浄衣の装束で騎乗して馬が試走します
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム

2012年05月01日

≪ 曇り空の京都 ≫

GW前半は夏のような暑さになりましたが、今日あたりから曇り空となり、明後日は一時雨が降るかな?という予報です。 しかし、週末は再び晴天に恵まれる予報で、先週土曜日の京都は最高気温が 30.5℃ まで上がりましたが、また同じような暑さになるのでしょうか~ ( 汗笑 )

四条通


GWということで連休の方が多いのでしょうか、今朝の四条通は通行する車がいつもの平日よりグッと少ないように思います。

さて、今日はこれから静岡県沼津市へ講演に行ってきます。 夕方には京都へ戻ってきますので沼津観光はできませんが、ちょっとくらい美味しいものが食べられるでしょうか ( 笑 ) では、行ってきます!
  

Posted by 若村 亮  at 11:16Comments(0)らくたび日記