2012年05月04日

明日 ( 5/5 ) は ≪ 端午の節句 ≫

端午の節句 “ 菖蒲の節句 ” とも呼ばれ、男の子の節句 です。 そして端午の節句の 供物 といえば 「 柏餅 」! ひと足早くいただきました♪

柏餅


餅を包む植物の 「 カシワ 」 は、新しい葉が芽吹くまで古い葉が散らないことから “ 子孫繁栄の縁起物 ” と考えられ、武家の子孫繁栄を願って端午の節句に欠かせない供物となりました。
  

Posted by 若村 亮  at 20:12Comments(0)らくたび日記

2012年05月04日

5/3(木・祝) ≪ 稲荷祭 ・ 還幸祭 ≫

商売繁盛の神様 として厚く崇められる 伏見稲荷大社 にとって、一年の最重要とされる祭儀が ≪ 稲荷祭 ≫ ( いなりさい ) です。 先月の 神幸祭 ( 4/22 ) において、稲荷神が鎮座する神輿が東寺のすぐ東側にある 御旅所 ( おたびしょ ) に入り、昨日 ( 5/3 ) の 還幸祭 で再び伏見稲荷大社へと戻って祭儀が執り行われました。

昨日の午後2時過ぎ、東寺 の門前では稲荷の神輿に東寺の僧侶が読経するという 神仏習合の風景 を見ることができましたが、ちょうど娘が昼寝に入ってしまってタイミングが合わず ( 笑 ) 、還幸祭の行列五条烏丸 の交差点で待っていました ( 笑 )

祭りも 近代の交通事情 に合わせて、車の行列 になっています♪



いよいよ 稲荷神神輿 を乗せた車が交差点を左折してきました!



稲荷祭 は、稲荷神が年に一度、氏子区域を巡幸して御神徳を広める祭儀 で、かなり広範囲の氏子区域を巡りますので、これを昔は人力のみで執り行っていたということは、やはりすごいことですね。



烏丸通を北進する神輿の車列。 この後、すぐに松原通へと右折します。



信号待ちしていた祭りの車の方に、稲荷神の御神木 でもある 「 杉 」 をいただきました! ありがたい 縁起物 としてちゃんと家に持ち帰って、大切にしています♪



娘にも神様がわかるんですね、神輿に手を合わせていました ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 19:54Comments(0)年中行事

2012年05月04日

斎宮 と 斎院

  『 斎宮 と 斎院 』

  天皇の皇女や姉妹など皇室の未婚の女性 から選ばれて、伊勢神宮 の祭祀 (さいし)に奉仕した内親王を 『 斎宮 』 ( さいぐう / いつきのみや ) といい、古代 から南北朝時代 ( 室町初期 ) の第96代・後醍醐天皇 の代まで続きました。

  また、賀茂神社 の祭祀に奉仕した未婚の内親王を 『 斎院 』 ( さいいん / いつきのいん ) といい、斎宮にならって平安時代の 第52代・嵯峨天皇 の代に始まり、鎌倉初期の第82代・後鳥羽天皇 の代まで続きました。

『 斎王代御禊神事 』 ( さいおうだいみそぎしんじ )
   5月4日  上賀茂神社
   葵祭の斎王代(斎王の代理)が身を清める神事
   十二単を着た斎王代が川に手を浸して身を清める
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム