2011年07月06日

鉾頭

 『 鉾頭 』

  神様が現れた時に宿る場所を 依り代 ( よりしろ ) といい、古来より 光り輝く物尖った物神様が宿りやすい と考えられてきました。

  祇園祭の鉾の頂部には 『 鉾頭 』 ( ほこがしら ) があり、この鉾頭が神様の依り代となって 疫神 を集めて清め祓い、疫病退散をもたらします。

  古くは 剣鉾 ( けんぼこ ) と呼ばれる長さ約7メートルほどの祭具でしたが、室町時代頃に剣鉾に台車が付き、現在のような 大型の鉾車 となったとされています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム