2011年07月04日

二階囃子

 『 二階囃子 』

  吉符入が済むと、各町会所では 祇園囃子稽古 が始まり、町会所の2階で行なわれるため 『 二階囃子 』 ( にかいばやし ) と呼ばれています。

  祇園囃子は、 ( かね )・太鼓 によって奏でられ、鉦方 ( かねかた : 鉦を打つ組 ) は少年期から稽古を始め、成人して 太鼓方笛方 になるのが一般的です。

  また、祇園囃子の曲には大きく分けて2種類があり、山鉾巡行時に四条通を八坂神社へ向って進んで神様を迎えに行く際に奏でられる優雅な 渡り囃子 と、その後に町内へと戻る際に奏でられる軽快な 戻り囃子 があります。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(2)歴史コラム