2012年02月27日

伏見城

 『 伏見城 』

  天正20 ( 1592 ) 年、豊臣秀吉 が自らの居城として 『 伏見城 』 を築城しましたが、慶長元 ( 1596 ) 年の 慶長伏見大地震 によって 倒壊 しました。

  翌年には再建されましたが、秀吉の死後は 徳川家康の預かり となり、関ヶ原の合戦に際して西軍の攻撃を受けて焼失しました。

  後に再建されて再び江戸幕府の支配下に置かれましたが、寛永2 ( 1625 ) 年には城としての重要性が薄れたことから 廃城 となり、建物は二条城や大徳寺などに移築されました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(2)京都コラム

2012年02月27日

梅一輪の香り ≪ 北野天満宮 ≫

一昨日 2/25(土)、華やかに 梅花祭 が催された 北野天満宮。 境内には約1500本という梅が咲き誇り、今年は開花が少し遅れてはいますが、3分咲きとなって見頃を迎えています♪



平安時代の貴族・菅原道真 公は九州・太宰府へ左遷された悲劇の人物でもあり、こよなく愛していた邸宅の梅との別れを偲んで “ 東風吹かば匂いおこせよ梅の花 あるじなしとて春を忘るな ” と詠み、九州へ旅立って行ったといわれています。 菅原道真公を御祭神として祀る北野天満宮では、中門に道真公の歌が詠まれていました。



「 梅一輪 」 という言葉がありますように、梅の花は満開が見頃ではなく、冬の寒さに耐えて春を告げるように咲いた一輪の咲き始めに心を寄せることが良いとされています。 まさに北野天満宮の梅は 「 梅一輪 」 の素敵な咲き始めです ( 笑 )



様々な種類の梅がありますので、こちらの紅梅はすでに満開でした!





天満宮といえば、神使は 「 丑 」。



どっしりと座り込んでお花見ですね ( 笑 )



鳥居をくぐって一歩境内へ入ると梅の香りが漂ってくる北野天満宮、ぜひ 「 梅一輪 」 に春の訪れを感じながら歩いてみてください♪
  

Posted by 若村 亮  at 11:43Comments(0)季節の花・紅葉

2012年02月27日

京料理・てんぷら 天喜

暖かな金曜日から一転して、週末はグッと冷え込んで雪もちらほらと舞う寒さになりました。 昨日は毎月恒例 ≪ 京都の隠れた社寺と四季の味めぐり ≫ 現地散策講座 があり、西陣で愛されてきた 京料理・てんぷら ≪ 天喜 ≫ ( てんき ) で昼食をいただいた後、土曜日に梅花祭が催された 北野天満宮 へ行ってきました。

京料理・てんぷら ≪ 天喜 ≫


ひな祭りまでもう少し、ひな祭りにちなんだ器や料理で食事がスタートです♪

先付・八寸


早春の梅花で彩られた、とっても素敵な器です。



お椀も梅が咲いています ( 笑 )

椀物


お椀のふたを開けると素敵なお吸い物の香りが♪ 絶品でした!



お造り


いよいよ、てんぷらです!

てんぷら


さすがカラッと揚げた熱々のてんぷら、美味しいですね ( 笑 )



次は鮭の切り身を揚げたもので、外はカリッ、中はホクホクの食感です♪

揚げ物


大きな貝柱とカニが入った酢の物です。

酢の物


てんぷら以外の料理も美味しくて、とくに茶碗蒸しが気に入りました。 トロッとした餡がかかり、プリンのような柔らかい茶碗蒸しと合ってとっても美味しい一品でした!

茶碗蒸し


ご飯・香の物


最後はフルーツ♪ イチゴに、甘い蜜たっぷりのリンゴに、グレープフルーツのゼリーと、大満足のデザートでした ( 笑 )

デザート


皆さんからも 「 これは復習がてらもう一度、来ないといけませんね♪ 」 という大満足のお声があり、その通りの素敵なお料理の数々でした!

■ 京料理・てんぷら 天喜 : 公式HPは こちら
  

Posted by 若村 亮  at 11:04Comments(2)京料理