2012年09月18日

檜舞台を踏む

 『 檜舞台を踏む 』

  清水寺の舞台 ( ひのき ) の板間 です。

  観光客で賑わう清水寺の舞台は、本来の役目は御本尊の観音様に御利益をいただいたお礼に 舞楽などを奉納するための舞台 です。

  昔から清水寺は観音信仰の霊場であり、清水寺の観音様への奉納舞は、当代一流の演者 が選ばれていました。 演者にとって清水寺の舞台で踊ることは非常に誉れ高いことでした。

  人生のハレの舞台『 檜舞台を踏む 』 といいますが、この檜舞台とは 清水寺の檜の板間の舞台 が語源とされています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年09月17日

久しぶりの二連休♪ ≪ サロン・ド・ロワイヤル 京都店 ≫

土曜日は昼に京都さんぽ、夜に京都・歴史講座と忙しい一日となりましたが、昨日と今日は久しぶりの連休を満喫しています ( 笑 )

超大型の台風の影響でしょう、流れる雲は速く、ジメッとした空気です。

京都


今日は ランチ「 カフェろじうさぎ 」 ( 参照は こちら ) へお伺いして、その後の デザート に、先日グランドオープンしたばかりの 「 サロン・ド・ロワイヤル 京都店 」 へ♪

涼佳すずか ) もすっかり大きくなり、もうすぐ2歳です♪ ( 笑 )

サロン・ド・ロワイヤル 京都店 ( 参照は こちら


マカロンコーヒー のセットをいただきましたが、・・・



テーブルにマカロンが出てきたとたん、娘の手が伸びてパクリッ と! ( 笑 )



焼きタルト のデザートも♪



五条大橋を渡って帰る頃には、すっかりお昼寝モードになった娘でした ( 笑 )



まだまだ残暑が厳しい日が続いていますが、明日から少し天気が崩れるそうで、これで空気が入れ替わって秋が訪れてくれないでしょうかね♪
  

Posted by 若村 亮  at 16:55Comments(0)カフェ

2012年09月17日

芹沢暗殺

 『 芹沢暗殺 』

  文久3 ( 1863 ) 年 9月18日の深夜、新選組筆頭局長 ・ 芹沢鴨 ( せりざわかも ) は、屯所の八木邸で何者かに寝込みを襲撃されて亡くなりました。

  この芹沢暗殺には、土方歳三沖田総司 など、のちに新選組を率いる近藤派の数名によって実行されたともいわれ、現存する八木邸の柱には当時の激闘を物語る刀傷が深く刻み込まれています。

  一般的な 芹沢鴨の人物像豪傑で無法者 とされていますが、一説には 絵が上手くて子供達からは好かれていた ともいわれています。
  

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2012年09月16日

春夏冬□□五合

 『 春夏冬□□五合 』

  『 春夏冬□□五合 』 これは何と読むのでしょうか?

  「 春夏冬 」 は秋がないことから 「 あきない 」 と読み、「 □□ 」 は液体などを量る ( ます ) が二つで 「 ますます 」 と読み、最後の 「 五合 」 は一升 ( いっしょう : 「 升 」 は尺貫法の体積の単位 ) の半分であることから 「 はんじょう 」 と読みます。

  つまり、『 春夏冬□□五合 』「 商い ますます 繁盛 」 と読むわけです。

  「 商う 」 とは 「 秋なう 」 が語源といわれ、古くは秋の収穫のあとに取り引きが行われたことに由来します。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年09月15日

閑臥庵

 『 閑臥庵 』

  烏丸通鞍馬口東入ルに建つ 『 閑臥庵 』 ( かんがあん ) は、江戸初期に 後水尾法皇王城鎮護 のために貴船から 鎮宅霊符神 ( ちんたくれいふしん : 陰陽道の最高神 とされ、北辰 【 北極星・北斗七星 】 をあらわす神 ) を遷して祀ったことに始まります。

  閑臥庵は 黄檗宗 ( おうばくしゅう : 曹洞宗・臨済宗と並ぶ日本三禅宗のひとつ ) の禅寺で、中国伝来の精進料理である 普茶料理 ( ふちゃりょうり ) をいただくことができます。
  

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2012年09月14日

黒田如水

 『 黒田如水 』

  豊臣秀吉 が造営した荘厳華麗な城郭風の邸宅は 聚楽第 ( じゅらくだい ) と呼ばれ、その北東部に 秀吉の参謀 として活躍した 『 黒田如水 』 ( くろだじょすい ) の邸宅がありました。

  本名は 黒田孝高 ( よしたか ) といい、中国攻めに向う秀吉に従って参謀として 毛利攻め などで活躍し、後に秀吉が朝鮮に出兵した 文禄・慶長の役 にも参戦しています。

  現在、黒田如水邸跡 の石碑が建つ町は 如水町 と名付けられています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年09月13日

林下

 『 林下 』

  京都の禅寺には、室町幕府の庇護と統制下にあって 五山十刹 ( ござんじっさつ ) という寺格を定められた寺院一派と、それらとは一線を画した 在野の寺院 がありました。

  五山十刹に属した寺院を 禅林 ( ぜんりん ) または 叢林 ( そうりん ) と呼んだのに対して、在野の寺院を 禅林下 ・ 叢林下 という意味で 『 林下 』 ( りんか ) と呼びました。

  五山十刹が 権力志向 であったのに対し、大徳寺や妙心寺など林下の寺院は、修行を重んじる厳しい禅風 を受け継いできました。
  

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2012年09月12日

らくたび京都講座 ≪ 京都・千年の歴史 ≫

らくたび主催 - 大人の京都学講座 -
≪ 京都・千年の歴史 ≫ 1年間12回シリーズ



■ 9月15日(土) 第6回講座 ※1回単位で受講可能
≪ 鎌倉時代 ≫ -武家政権の樹立と鎌倉新仏教の宗祖たち-
激動の源平争乱を経て樹立した武家による鎌倉幕府の実像と、その影で苦しむ庶民の救済に立ち上がった法然・親鸞・日蓮などの鎌倉仏教の各宗祖が生きた激動の人生に迫ります!

  ● 講師 : 若村亮 ( らくたび代表取締役 )
  ● 会場 : 京染会館 ( 四条西洞院・北西角 ) 6階・大会議室2
           http://www.kyozomekai.or.jp/access/index.html
  ● 時間 : 受付開始 17:15~ 講座 17:30~19:30
  ● テキスト : 毎回資料を配布します
  ● 受講料 : 一般/2,500円 会員/2,000円 学生/500円
           ※学生は社会人学生を除きます
           ※学生の方は学生証をご提示ください
  ● お申し込み
    1、らくたびHP 下記サイトより 
        http://www.rakutabi.com/k_kouza_2010.html#waka1 
    2、電話 075-257-7321 ( 受付 9:00~18:00 )

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らくたび主催 - 大人の京都学講座 -
≪ 京都・千年の歴史 ≫ 1年間12回シリーズ

■ 講座の主旨
千年の都と称される京都。太古の古代豪族の時代に歴史が始まり、平安遷都で天皇が住む都となってからは、つねに政治・文化の中心地として栄枯盛衰を積み重ねてきました。本講座では、時代別に歴史の流れをわかりやすく把握し、その歴史が刻まれた京都の残るゆかりの社寺史跡を紹介します。歴史的な背景や想いを知れば、京都の社寺史跡もまた違った魅力を感じさせてくれます。

■ 1年間の講座の詳細 ※毎月第3土曜日 ※ 1回単位で受講可能
 4月  飛鳥・奈良時代   古代豪族・秦氏と賀茂氏の力
  5月  平安時代・前期   平安京遷都と輝く平安新仏教
   6月  平安時代・中期   天皇の治世と華やかな貴族社会
    7月  平安時代・後期   貴族社会の衰退と末法思想の影
     8月  平安時代・末期   上皇の院政と源平争乱の時代へ
      9月  鎌倉時代       武家政権の樹立と鎌倉新仏教
 10月  南北朝時代     南朝と北朝の対立から統一へ
  11月  室町時代      足利政治の盛衰と文化の確立
   12月  戦国時代      群雄割拠の動乱から全国統一へ
    1月  江戸時代・前期   徳川将軍家の威光と泰平の時代
     2月  江戸時代・後期   幕府政治の衰退から動乱の幕末へ
      3月  明治時代以降    東京遷都の影響から殖産興業へ
  

Posted by 若村 亮  at 12:01Comments(0)京都

2012年09月12日

在原業平

 『 在原業平 』

  平安前期の歌人で、六歌仙・三十六歌仙に名を列する 『 在原業平 』 ( ありわらのなりひら ) は、醍醐天皇の命によって編纂された我が国最初の勅撰和歌集である 「 古今和歌集 」 ( こきんわかしゅう ) にも多くの秀歌が入集しています。

  古今和歌集仮名序 ( かなじょ : 古今和歌集のまえがきで、和歌の本質や成り立ちについて仮名で書かれたもの ) において、在原業平の情熱的な歌風は 「 心あまりて言葉たらず 」 と評されています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年09月11日

南禅寺門前 ≪ 瓢亭 名物・朝がゆ ≫

今日は朝から 京都リビング・現地散策講座 が開催されまして、30名を超える皆さんと地下鉄・蹴上駅から散策をスタートして、江戸時代創業の歴史を伝える 老舗料亭 「 瓢亭 」 を訪ねて、名物 「 朝がゆ 」 をいただきました♪

料亭 「 瓢亭 」 : 公式HP http://hyotei.co.jp/


瓢亭 といえば 「 瓢亭玉子 」 も名物として知られています。
見た目には普通の 煮抜き玉子 に見えますが・・・



受け継ぐ歴史と伝統、ここに 瓢亭が大切にする味 があります♪

瓢亭玉子 ( ひょうていたまご )


さて、いよいよ 朝がゆ です♪



とろ~り、葛あん をかけて・・・



体にやさしい瓢亭の朝がゆ、素敵な一日の始まりです ( 笑 )



さて、散策は 粟田神社合槌稲荷神社 を巡り、得浄明院 では真っ暗闇の回廊を巡る 「 戒壇巡り 」 をおこない、さらに白川に架かる 行者橋 を渡って 祇園 の風情あふれる町並みへ。

行者橋


来月初秋の嵯峨野巡り ということで、秘仏が御開帳となる 清凉寺大覚寺 を巡る予定です。 ぜひ、来月もお楽しみに!
  

Posted by 若村 亮  at 14:43Comments(0)京料理

2012年09月11日

後白河天皇

 『 後白河天皇 』

  平安末期の 第77代 『 後白河天皇 』 ( ごしらかわてんのう ) は、大治2 ( 1127 ) 年 9月10日、第74代・鳥羽天皇の第4皇子として生まれました。

  天皇に即位する際、その 皇位継承 を巡って 崇徳上皇 ( 第75代天皇 ) と対立が深まり、貴族や武士を巻き込んだ内乱・保元の乱 が生じました。

  二条天皇に譲位した後は 上皇 となり、5代の天皇にわたって政治的に深く関与し、源平争乱の動乱期にあって 朝廷権威の存続 を巧みにはかりました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年09月10日

後白河天皇ゆかりの社寺史跡 ≪ 三十三間堂 & 三嶋神社 ≫

今日は、今年NHK大河ドラマ 『 平清盛 』 で話題の 後白河天皇 ゆかりの地を巡る現地散策講座に行ってきました!

蓮華王院 ( 通称 : 三十三間堂 )


約800年前、後白河天皇 は現在の三十三間堂付近に 法住寺殿 ( ほうじゅうじどの ) と呼ばれる広大な邸宅を構えて政治を行いました。 その歴史を伝えるように、現在も付近には 三十三間堂法住寺新日吉神宮三嶋神社 など、後白河天皇平氏一門 ゆかりの社寺史跡が点在しています。

三嶋神社


東山七条に近い上馬町に鎮座する 三嶋神社 は、後白河天皇中宮 となった 建春門院平滋子 ) がなかなか皇子に恵まれず、摂津国 ( 現在の大阪府北部 ) の 三嶋神社 に祈願したところ、すぐに 高倉天皇 を授かって生んだことから、後白河天皇平重盛 ( 平清盛の嫡男 ) に命じて社殿を創建したことに始まります。

三嶋神社・社殿


源義経牛若丸 ) ゆかりの石もあり、この石に触れると牛若丸のような元気で立派な子供を授かると伝えられています!

揺向石 ( ようこうせき )


散策の終わり頃、平安末期のような暗雲が立ち込めましたが、なんとか雨も降ることなく、散策は無事に終了しました♪
  

Posted by 若村 亮  at 16:46Comments(2)らくたび日記

2012年09月10日

式年遷宮

 『 式年遷宮 』

  神様が祀られる社殿を常に清浄な空間に保つために、一定の期間をおいて新殿を造営し、旧殿から新殿へと神様を遷して祀る制度を 『 式年遷宮 』 ( しきねんせんぐう ) といいます。

  神域を清浄に保つ 目的以外にも、建物の耐用年数に関係して社殿を建て直す 建築技術の伝承 や、社殿内に納められる 御装束 ( おしょうぞく ) や 神宝 ( しんぽう ) などを新調することで 伝統工芸の技術伝承 などの意味があると考えられています。

  伊勢神宮 では 20年ごと式年遷宮の制度 が定められており、天武天皇13(685)年9月10日に制度化され、その5年後に第1回の式年遷宮が行われました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年09月10日

≪ ラーメン星の家 ≫ 東京・八王子の旅 - その5 -

八王子 のちょっとした 名物 だそうです、八王子ラーメン 「 星の家 」 へ♪



柔らかい麺 が特徴で、店内にも “ 硬めにはなりません ” と書いていました ( 笑 ) 柔らかい麺が好きな私としては、もう 抜群の美味しさ でした!

■ 南京ラーメン総本家 「 星の家 」 ( ラーメンデータベースより )
  http://ramendb.supleks.jp/s/4194.html

さて、これで昨日の行程はすべて終了して、夜8時の新幹線に東京駅から乗り込んで、夜10時半に京都駅に着いて・・・ とハードな一日を終えました ( 笑 )

今日からは京都、散策もありますので、ますます頑張ります♪
  

Posted by 若村 亮  at 10:32Comments(0)東京日記

2012年09月10日

≪ 八王子城跡 ≫ 東京・八王子の旅 - その4 -

さて、高尾山を下山した後も、まだまだ旅は終わりません ( 笑 )

電車とバスを乗り継いで、今度は 八王子城跡 へ。 こちらはかなりの 秘境感 があり、高尾山の賑わいに比べると訪れる人も少なく、しかし、日本100名城 にも選ばれた名城の跡ということで、熱心な戦国ファン ( ? ) らしき方々が来ていました。 八王子市も行政として八王子城跡の観光PRを勧めていて、観光事務所にはボランティアガイドの皆さんも詰めていました。

八王子城戦国時代に小田原城の支城として北条氏照が築城


古道 から 御主殿 に向かう橋も再現され、山の中立派な城跡 が!

曳橋


山城らしい石段です ( 笑 )



ここは 城主の屋敷 があった場所だそうで、昔の屋敷跡をわかりやすく再現するための工事も始まっていました。

御主殿跡


しばらく雨が降っていないからか川の水は涸れていましたが、この川の上流の滝では、ここ八王子城が落城した際に自刃した 婦女子らの血で赤く染まった といわれています。



さて、城跡から徒歩15分くらい、別の小高い山の上に行くと・・・



城主・北条氏照家臣 がありました。



北条氏照 墓


静かな雰囲気が、戦国の世を偲ばせてくれました。



■ 八王子城跡 : 公式HP ( 八王子市 )
 http://www.city.hachioji.tokyo.jp/kyoiku/rekishibunkazai/004416.html
  

Posted by 若村 亮  at 10:30Comments(0)東京日記

2012年09月10日

≪ 高尾山 ≫ 東京・八王子の旅 - その3 -

標高599m高尾山。 まずは ケーブルカー へ!





ケーブルカーを降りて、あとは歩いて頂上を目指して。







江戸時代から厚い信仰を集めた 薬王院 へ。





天狗伝説 にちなんで、あちらこちらに天狗の銅像も。









森の中を歩いていくと・・・



到着~、ここが 高尾山山頂 です ( 笑 )



眺望も抜群、はるか 東京都心ビル群 も見えていますね♪



さて、下山ルートは別のルートで。 途中、吊り橋 がありました。



そして、登りはケーブルでしたが、帰りは リフト で風に吹かれながら。



目の前には関東平野の景色が広がっていました。



東京の都心から程よい時間で来ることができる高尾山。 とっても素晴らしい観光地で、多くの皆さんが訪ねて素敵な休日を過ごしていました!

■ 高尾登山 ( 高尾登山電鉄 ) : 公式HP
  http://www.takaotozan.co.jp/index.htm
  

Posted by 若村 亮  at 10:24Comments(0)東京日記

2012年09月10日

≪ 高尾名物とろろ蕎麦 ≫ 東京・八王子の旅 - その2 -

京王・高尾山口駅 で電車を降りて、高尾山 までやってきました!



高尾名物 といえば 「 とろろ蕎麦 」 で、ずらりとお店が並んでいます。

高橋家 : 公式HP http://www.takahasiya.com/




温かい とろろ蕎麦 をいただきました♪



トロトロの、とろろ!



“ 腹が減っては戦はできぬ ” といいますが、これで元気満点です ( 笑 )



さぁ、いよいよ 高尾山登山ハイキング へ!
  

Posted by 若村 亮  at 10:20Comments(0)東京日記

2012年09月10日

≪ 磯沼ミルクファーム ≫ 東京・八王子の旅 - その1 -

木曜日から続いた東京講演も終わり、昨日は 東京・八王子の旅 へ♪

京王・新宿駅


京王電車


さて、本日最初の訪問地は、京王・山田駅すぐ、磯沼ミルクファーム へ!

磯沼ミルクファーム
: 公式HP http://isonuma-farm.com/


東京都内で牛を見ることができるなんて・・・! ( 笑 )





生後まもない子牛も♪



牛舎は暑さ対策で扇風機が回り、水を撒いて冷やしていました ( 笑 )



おまちかね! ミルク で作った 特製アイス です♪



濃厚アイス です!



東京都内にこんな風景が広がり、牛がいるんですね ( 笑 )



さて、いよいよ次はメインの 高尾山 へ!
  

Posted by 若村 亮  at 10:17Comments(0)東京日記

2012年09月09日

烏相撲

 『 烏相撲 』

  相撲 の歴史は古く、神々が腕を取って投げ合う相撲が神話として伝えられ、日本書紀には人が相撲で争う様子が記されています。

  相撲神事 としての性格が強く、祭りで 五穀豊穣豊漁 を相撲の勝ち負けで占ったり、平安時代の宮中では 相撲の節会 ( すまいのせちえ ) が行なわれていました。

  上賀茂神社『 烏相撲 』 ( 9月9日 : からすずもう ) は、烏が踊るように神職が横跳びをしたのち 「 カーカーカー 」 と烏鳴きをする珍しい神事が見られ、その後に子供による相撲が行われます。

『 烏相撲 』  上賀茂神社
   9月9日10時~ 重陽神事  11時~ 烏相撲
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年09月08日

重陽

 『 重陽 』

  古来より、奇数割れない数字 ( 二分割できない数字 ) として ≪ 陽数 ≫ ( ようすう ) とされ、偶数割れる数字 として ≪ 陰数 ≫ ( いんすう ) とされてきました。

  九月九日 は、一桁の陽数で最大の数字 「 九 」 が重なることから 『 重陽 』 ( ちょうよう ) と呼ばれ、五節句のひとつとされてきました。

  重陽の節句 は、菊の露 を飲んで 不老長寿 を得たという中国の故事にちなみ、菊を愛で、菊の歌を詠み、菊酒を飲む 菊の節句 とされてきました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年09月08日

3泊4日 ≪ 東京講演 ≫

木曜日から明日まで、東京滞在中です!

東京都庁舎


この時期、東京での講演といえば 「 秋の京都・紅葉情報 」 をお届けするような講演も開催されて、今秋の京都旅行の楽しみをみつける講座 としてご参加いただいています♪ ( 笑 )

来月東京 では、京都の紅葉に関する特別講座 を開催する予定です、ぜひご興味のある方はお越しください、お待ちしています~♪ ( 笑 )


■ 学習院・生涯学習センター ( 社会人講座 )

≪ 特別講座 ≫ 10/6(土) 13:00~14:30
秋の京都・とっておきの紅葉めぐり
 公式HP http://open.gakushuin.ac.jp/course/detail/2012/B/S04/

毎月開催の連続講座も、ぜひオススメです♪

≪ 毎月連続講座 ≫ 10月~
大人の京都学 千年の都・京都の宗教史
 公式HP http://open.gakushuin.ac.jp/course/detail/2012/B/027/



  

Posted by 若村 亮  at 11:01Comments(0)らくたび日記

2012年09月07日

東三条殿

 『 東三条殿 』

  押小路通釜座北西角に立つ石碑は 『 東三条殿 』 ( ひがしさんじょうどの ) の跡を示しています。

  東三条殿 とは 平安時代の邸宅 で、人臣初の太政大臣や摂政となった 藤原良房 ( よしふさ ) が建立し、以後は 摂関家 ( せっかんけ : 摂政や関白に任ぜられる家柄 ) によって受け継がれ、後の 藤原兼家 ( かねいえ ) は 東三条殿 とも称されました。

  天皇の仮御所にもなりましたが、仁安元 ( 1166 ) 年に火災で焼失し、再建されることなく、そのまま荒廃しました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年09月06日

御金神社

 『 御金神社 』

  金山毘古神 ( かなやまびこのかみ ) は古くから 鉱山の神 として崇められ、その鉱物から作られる 金物鍛冶鋳物の神 として信仰されるようになり、さらには 包丁金具の神 ともされています。

  西洞院通御池上ルに鎮座する 『 御金神社 』 ( みかねじんじゃ ) は、金山毘古神 を祭神として祀り、刀剣や鏡など金属関係の神とされ、近年では 「 御金 」 に通じるとして 銀行・証券業界 などからも厚い信仰を集めています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年09月05日

大徳寺

 『 大徳寺 』

  臨済宗大徳寺派大本山『 大徳寺 』 ( だいとくじ ) は、正和4 ( 1315 ) 年、禅僧・宗峰妙超 ( しゅうほうみょうちょう : 大燈国師 ) によって開かれ、花園天皇や後醍醐天皇の勅願寺となりました。

  室町時代の 応仁の乱 によって一時荒廃しましたが、一休宗純 の尽力によって見事に復興しました。

  その後、豊臣秀吉 によって 織田信長の葬儀 が大徳寺で行なわれると、戦国武将による塔頭寺院の建立が相次ぎ、隆盛を極めました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年09月04日

川床でチョコスイーツ♪ ≪ サロン・ド・ロワイヤル京都店 ≫

関西老舗洋菓子・チョコ専門店 「 サロン・ド・ロワイヤル 」 京都店 が、いよいよ週末 9月7日(金)グランドオープン します!

本日は華やかに プレオープン が催されて、オーナーさんとは長いご縁がありまして、開店のお祝いご挨拶 にお伺いしてきました♪

サロン・ド・ロワイヤル 京都店


チョコ大好き で、これだけ彩りのチョコが並ぶとたまりません ( 笑 )



マカロン もずらり~と ♪



こちらのお店は チョコ販売 はもちろん、カフェスペース もあって、店内カフェ のほかに、なんと 川床 の素敵な スペシャル席 まで!



お祝いで、シャンパン をいただきました、昼間から贅沢です ( 笑 )



そして、数々の スイーツ も ♪



ケーキ


チョコ & マカロン


いろいろチョコ


京都市役所に近い、木屋町御池通上ル、この細い路地の奥にお店があって、いよいよ 金曜日グランドオープン になります!



12時 から 21時まで 営業されますので、仕事帰りにチョコっと自宅へのお土産にもいいし ( 笑 )、夜の川床でシャンパンとチョコでとろ~りと・・・♪ なんてのもいいですね ( 笑 ) ぜひ皆さんにもオススメです!



■ サロン・ド・ロワイヤル 京都店
  公式HP http://www.s-royal.com/hpgen/HPB/entries/18.html
 〒604-0923
 京都市中京区木屋町通御池上ル上樵木町502
 TEL 075-211-4121 / 営業 12:00~21:00
  

Posted by 若村 亮  at 16:36Comments(2)甘味・スイーツ

2012年09月04日

釘抜地蔵

 『 釘抜地蔵 』

  昔、両手のキリキリとした痛みに苦しんでいた商家の旦那が、出入りの商人から “ 千本通の苦抜地蔵は霊験あらたか ” との噂を聞き、さっそく出向いて病が治るよう祈願しました。

  すると、夢の中に 地蔵菩薩 が現れて 「 前世で人を怨んだ罪によって、汝は今、苦しみを受けている 」 と言い、その怨みの釘を抜いてくれた・・・と。

  以来、石像寺の 「 苦抜 ( くぬき ) 地蔵 」「 釘抜 ( くぎぬき ) 地蔵 」 と呼ばれ、苦しみを抜く地蔵さん として今も厚い信仰を集めています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年09月03日

吉田神社

 『 吉田神社 』

  吉田山 に鎮座する 『 吉田神社 』 ( よしだじんじゃ ) は、貞観元 ( 859 ) 年、藤原山蔭 ( ふじわらのやまかげ ) が奈良・春日大社 に祀られていた 春日神 の分霊を吉田山に遷し祀って、平安京の鎮守の神としたことにはじまります。

  それ以来、貴族・藤原氏 の京都における 氏神 とされ、また永延元(987)年には 一条天皇行幸 ( ぎょうこう : 天皇が出掛けること ) するなど皇室からも厚い崇敬を受けました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年09月02日

法然院

 『 法然院 』

  東山の麓に佇む 『 法然院 』 ( ほうねんいん ) は、鎌倉初期に 浄土宗祖法然上人 が弟子の 住蓮 ( じゅうれん )・安楽 ( あんらく ) とともに、阿弥陀如来を昼夜に六回拝んで功徳を称える 六時礼賛 ( ろくじらいさん ) に勤めた旧跡にあたります。

  その後、延宝8 ( 1680 ) 年、浄土宗総本山・知恩院の第38代門主・万無 ( ばんぶ ) 上人が念仏道場として再興して 法然院 としました。

  山門をくぐると砂盛があり、四季折々の美しい模様が描かれています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2012年09月01日

長月

 『 長月 』

  夏から秋へ・・・、季節が移ろう 陰暦9月の異名『 長月 』 ( ながつき ) といいます。

  その語源は、夜が次第に長くなる月という ≪ 夜長月 ≫ から長月になったとする説や、雨が長く続く月という ≪ 長雨月 ≫ から長月になったとする説、稲穂が長くなる月という ≪ 穂長月 ≫ から長月になったとする説など諸説が伝えられています。

  また、木の葉が色づき始める長月は 色取月 ( いろどりづき ) ともいい、ゆっくりと秋が訪れてくる季節です。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム