2011年08月31日

京菓子

 『 京菓子 』

  『 菓子 』 は、もとは 「 果子 」 といわれる 木の実果物 のことを指し、また、宮中への献上品 として を加工したものが作られるようになり、これらが日本の菓子のはじまりとされています。

  平安時代になると遣唐使によって小麦や米の粉から作られる 唐菓子 が伝えられ、鎌倉時代には茶文化から 点心 といわれる間食の習慣が生まれ、室町後期にはポルトガル人によってカステラなどの 南蛮菓子 がもたらされ、江戸時代になって現在の京菓子へと発展しました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム