2011年02月01日

節分

 『 節分 』

  『 節分 』 とは “ 季節を分ける ”、つまり季節の変わり目となる立春・立夏・立秋・立冬の前日をいいます。

  しかし、古くから 立春 を新しい一年の始まりとし、次第に節分といえば 春の節分 を指すようになりました。

  平安時代、節分は 悪鬼が現れやすい 頃と考えられ、宮中では豆を撒いて悪鬼を追い払う 追儺 ( ついな ) という行事が行なわれていました。 宮中行事の追儺がのちに民間に伝わり、現在のような節分行事として行なわれるようになりました。

  節分とは、ほのかに移りゆく季節を感じる伝統行事です。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)歴史コラム