2007年05月24日

蓮 『 蓮 』

  ( はす ) は、古くに中国から日本へ持ち込まれ、池や水田などの 泥沼 で広く栽培されてきました。

  蓮は泥沼から生えてきたとは思えないような 美しい花 を咲かせ、秋には根茎が肥厚して 蓮根 ( れんこん ) を実らせることから、仏教の世界 では、迷いや煩悩の世界 ( 泥沼 ) の中にあっても、迷いや煩悩に染まらずに 悟り ( 美しい花と実 ) を得ることを、蓮に例えるようになりました。

  仏像の如来や菩薩の多くは、蓮をかたどった 蓮台 ( れんだい ) に座っています。


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Posted by 若村 亮  at 12:00 │Comments(0)仏教コラム

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