2007年01月03日

にらみ鯛

にらみ鯛 『 にらみ鯛 』

  ( たい ) は “ めでたい ” に通じるとして正月に欠かせない縁起物です。 一般的には、鯛一尾を塩焼きにして正月の祝い膳に添えます。

  しかし、縁起物の鯛を京都では 『 にらみ鯛 』 といい、正月三ガ日の間は一切箸を付けず、ただ飾ってひたすら “ にらむだけ・・・ ” であり、ゆえに 「 にらみ鯛 」 と呼ばれるようになりました。

  雑煮にらみ鯛 など、京都のしきたりは 「 食 」 に多く見ることができます。 京都の人びとは 食のしきたり を通じて、神様仏様御先祖様 を敬う心を表しています。


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Posted by 若村 亮  at 12:00 │Comments(0)文化コラム

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