2009年03月23日

在原業平

在原業平 『 在原業平 』

  世の中に
   たえて桜のなかりせば
      春の心は のどけからまし

  ※この世の中にまったく桜というものが無かったならば、春を過ごす心は、どれだけのどかであっただろうか・・・

  平安時代の歌人 『 在原業平 』 ( ありわらのなりひら ) は、六歌仙・三十六歌仙のひとりにも選ばれています。 歌は 情熱的な歌風 で知られ、古今集仮名序では “ 心あまりて言葉たらず ” とも評されています。

  京都は平年より112日も早く桜の開花宣言が出され、いよいよ 桜の季節が到来 しました。


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Posted by 若村 亮  at 12:00 │Comments(4)季節コラム

この記事へのコメント
3月22日の三連休最後の日曜日に"京都隠れた寺めぐり”若村先生のご案内にて清水寺の本尊を9年ぶりに見ることができました。いつもは清水の舞台のみを表からみるだけで、うかがい知れない奥のご本尊を見る貴重なチャンスをいただき感激しました。仏像の千手観音も印象的でしたが、仏教の慈悲深い仏様とは赴きの異なる荒ぶる守護神をたくさんみて、意外な感を
持ちました。しかし、若村先生のご説明で、仏教の最初は広くほかの宗教の
色々な要素も一部取り入れたことがあるとのご説明に納得!
素敵なナビゲーター!!につれられての京都のひと時はいつも実り豊かで感謝しております。今度のご開帳は24年後とのこと、各自が90歳や80歳70歳を想像して
ーーー次回まで元気でありたいものと心に期する日曜日でした。
おいしい菊の井での昼食、そぞろ歩く静かな京都の小道、こぶしや白木蓮が
清楚に咲く東山の風情、どれもがすばらしく----素敵な休日ありがとうございました。
Posted by 夕霧 at 2009年03月23日 19:34
夕霧さん、こんばんは。
昨日の散策講座は、雨の予報の中、奇跡的に雨が降らず、最後に少しだけ降りましたが、それでも散策に大きな影響はなく、ほっと胸をなでおろしました。。
清水寺の本尊御開帳は貴重な経験でした! やはり内陣に並ぶ仏像群の迫力はすごく、圧倒されましたね。 何事にも歴史や意味があり、ただ見るだけではわからない、奥深い歴史や意味がわかったとき、見ているものがより趣深く見えてくるのが不思議なところです。 これからも、そのような魅力が皆さんに伝わるようなご案内を続けていきたいなぁと思っていますので、お付き合いをよろしくお願いします! 若村
Posted by 若村 亮若村 亮 at 2009年03月23日 20:33
大御堂観音寺、海住山寺から酬恩庵へ行く途中に寄ってきました。菜の花が綺麗に咲いてましたね。ご住職の丁寧な説明と観音像に感激しました。このコラムを読んでなかったら知らずに通り過ぎていたことどしょう。ありがとうございます。九里九馬は私も行ったことがあります。海老を使った料理が美味しくて印象に残ってますよ。
Posted by 横井 at 2009年03月23日 20:34
横井さん、こんばんは。
そうですか、素晴らしい春の風景が広がる大御堂観音寺さんへお伺いされたんですねー! ほんと、ゆっくりとした時間が流れていて、素敵な観音様がお出迎えしてくれる、素晴らしいお寺さんです ( 笑 )
九里九馬さんは、ちょこちょこ行って、ほっこりしています ( 笑 ) 若村
Posted by 若村 亮若村 亮 at 2009年03月23日 20:42
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