2006年12月18日

果ての二十日

果ての二十日 『 果ての二十日 』

  昔から 12月「 果ての月 」 と言い、特に 12月20日『 果ての二十日 』 ( はてのはつか ) と言い、身を慎んで災いを避ける忌み日 ( いみび ) として正月準備や祝事を控えてきました。

  江戸時代、粟田の処刑場 では 1年最後の処刑を果ての二十日に執り行っていました。

  奇妙な話ですが、罪人は処刑される前に 1つだけ願いを聞いてもらうことができ、その罪人が処刑場へ向う道中で町娘を見て 「 あの女を嫁に欲しい 」 と言われては困るので、果ての二十日女の子の外出が控えられ正月準備や祝事を控える習わし となりました。


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Posted by 若村 亮  at 12:00 │Comments(2)季節コラム

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日の出



我が家では、元旦に女性は外出することができません。

理由は、不明ですが(聞く人がいないので)

母方の家の掟(というか、風習)のようなものです。

母方の実家は...
我が家の掟【プチ エゴイストhanakoのママ観察日記】at 2007年01月02日 18:28

この記事へのコメント
我が家(といっても母の実家)でも、今だにこの風習残っています。
2年前までは、hanakoも12月20日は外出しないよう言われ・・・
なんとなくLUCKY♪みたいな気分で有給を取って自宅でのんびりしていました。
もちろん今も実家では続いているのですが、hanakoは総合職に転向したためそう簡単に休めなくなって・・・
という理由から脱落したのですが^^;

私のブログで果ての二十日について書いた部分にリンクを貼らせていただいております。
不都合がございましたらお申し付けください。早急に外します。
Posted by hanako at 2007年01月02日 18:23
hanako さん、こんにちは。
コメント&トラックバック、ありがとうございます。 福岡にも同じ習わしが伝えられているんですね。 昔はみんな言い伝えを守って生活をしていたんでしょうけれども、さすがに現代では仕事があったりして、なかなか習わしを守ることも大変になりましたね、笑。
Posted by 若村 at 2007年01月03日 10:57
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