2008年04月01日

都をどり

都をどり 『 都をどり 』

  枝垂れ桜が京の春を彩り始め、いよいよ京の花街 ・ 祇園の歌舞練場では “ ヨーイヤサァー ” の掛声とともに 『 都をどり 』 が華やかに催されます。

  春の到来を告げる 都をどり は、明治5 ( 1872 ) 年、京都博覧会で芸舞妓さんが舞や歌を披露したのが始まりで、今年で136回目を迎えます。

 叱られて
  悲しきときは 円山に

    泣きにゆくなり をさな舞姫
     - 吉井勇 「 祇園歌集 」 より-

  芸舞妓さんの優美な舞い姿は、底冷えの寒い冬も欠かさず続けてきた厳しいお稽古の賜物なのです。 今年も一層、京の春を華やかに彩ります。

『 都をどり 』  祇園甲部歌舞練場
   4月1日~30日 1日4回公演
   入場料金 : 茶券付特等観覧券 4300円
           他、3800円、1900円


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Posted by 若村 亮  at 12:00 │Comments(2)文化コラム

この記事へのコメント
こんにちは。
都をどり、14日に見に行きます。楽しみです☆♪
桜の開花の進行が早く、私達が上洛した頃には遅咲きの桜も散ってしまっていないか心配していたのですが、少し寒くなりホッとしてます。

昨日東京から妹が来て若村さんの話をしていました。
以前陶芸のツアー?に参加したみたいで、そのツアーをらくたびさんと合同で主催した某会社の代表のMさんが私の妹の義兄で、義兄から頼まれて参加したらしく、その中で2日間が若村さん、1日が山村さんのガイドでとっても楽しかったと言っていました。
私もいつかお会いできることを期待してます。
Posted by ポコ at 2008年04月01日 12:35
ポコ さん、こんにちは。
「 都をどり 」 14日に行かれるんですね。 私は29日に行く予定です。 楽しみですね。
今日は終日、外で撮影をしていたんですが、本当に寒かったですー。 真冬に逆戻り?と思うくらい、寒風が吹いていました。 でも、桜にとっては花が長持ちしていいですね。
そうですか、覚えていますよ! 陶芸ツアーでは大変お世話になり、いろいろとお話しをしました ( 笑 )。 よろしくお伝えください。
ぜひ、ポコさんと京都でお会いできる機会があることを願っています! ぜひお越しくださいね。 若村
Posted by 若村  at 2008年04月01日 18:17
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