2007年09月24日

東洋と西洋

東洋と西洋 『 東洋と西洋 』

  古くから 東洋 では、月の光は苦しみや悲しみの心にある暗闇を照らす 慈悲の光 と考えられ、特別な想いで月を愛でてきました。

  仏教を開いた釈迦も、月の光を満身に浴びて坐禅したと伝えられ、その姿が 月光菩薩 とされています。

  それに対して 西洋 では、月の光は 人の心を乱して狂わせるもの と考えられ、月の女神が死を暗示したり、狼男が月を見て変身する、という伝説が生み出されてきました。

  月を愛でる 「 お月見 」 という行事は、東洋の思想や文化を象徴する行事 です。


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Posted by 若村 亮  at 12:00 │Comments(0)文化コラム

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