2010年05月16日

施浴

施浴 『 施浴 』

  入浴と仏教には密接な関係があり、古くは仏像を湯で洗い清めたことにはじまります。

  寺院には 浴堂 (浴室)という建物が設けられ、“ 入浴は七病を除き七福を得る ” という教えから僧侶が功徳を積み、また身を清めるために入浴をおこないました。

  八世紀後半には、近隣の人びとに浴堂が開放され、庶民が身を清める 『 施浴 』 ( せよく ) がはじまったという記録が残されています。

  西本願寺の黄鶴台妙心寺の明智風呂 など、風呂屋形蒸し風呂 の遺構が現存しています。


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Posted by 若村 亮  at 12:00 │Comments(0)歴史コラム

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