2010年02月21日

多宝塔

多宝塔 『 多宝塔 』

  法華経 ( 見宝塔品 ) にみられる 「 釈迦が法華経を説法していると多宝塔があらわれ、多宝如来が釈迦に半座を開けて座を譲った 」 という故事に由来し、寺院に建つ 『 多宝塔 』 ( たほうとう ) には 釈迦如来多宝如来 の二仏が祀られています。

多宝塔  多宝塔は、一重 ( 一階 ) が方形、二重 ( 二階 ) の軸部が円筒形、屋根は方形という二重構造ですが、じつは下層の屋根 は 裳階 ( もこし ) という飾りの屋根であり、正しい表記は 「 裳階付き単層塔 」 になります。


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Posted by 若村 亮  at 12:00 │Comments(2)文化コラム

この記事へのコメント
写真2は安楽寿院ですか?いずれにしても常寂光寺等存在感ある多宝塔が京都にはたくさんありますね。
Posted by 妻と銀ブラ中のカルロス at 2010年02月21日 16:39
妻と銀ブラ中のカルロス さん、こんばんは。
そうですね、京都にはたくさん多宝塔を見ることができます。
左上は大覚寺・大沢池のほとりに佇む多宝塔で、右下は清凉寺の多宝塔になります。 二層目の円筒形に、古建築にはあまり見ることができない曲線美があり、なぜか多宝塔には目がひきつけられます ( 笑 ) 若村
Posted by 若村 亮若村 亮 at 2010年02月21日 22:01
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