2008年05月03日

斎王

斎王 『 斎王 』

  賀茂神社 の祭祀 ( さいし ) に奉仕した 未婚の内親王 ( ないしんのう : 天皇の姉妹や皇女など皇室の女性 ) を 『 斎王 』 ( さいおう : “ 斎 ” は “ 潔斎して神に仕える ” の意 ) といい、天皇の即位時に吉凶を占って定められ、その天皇一代の間、清らかな身で神社に奉仕していました。

  賀茂神社の斎王は、弘仁元 ( 810 ) 年、嵯峨天皇によって初めて定められ、鎌倉初期まで約400年続きました。

  昭和28年、斎王の古制を復活させ、斎王の代理 「 斎王代 」 ( さいおうだい ) として現在では 民間の未婚の女性 が選ばれて葵祭を華やかに彩ります。

『 斎王代御禊神事 』 ( さいおうだいみそぎしんじ )
   5月4日  上賀茂神社
   葵祭の斎王代が身を清める神事
   十二単を着た斎王代が川に手を浸して身を清めます


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Posted by 若村 亮  at 12:00 │Comments(0)言葉コラム

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