2013年01月03日

雑煮

雑煮 『 雑煮 』

  京都の雑煮は 白味噌仕立て

  大晦日の夜に八坂神社で焚かれた神火 おけら火 を吉兆縄に移して家に持ち帰り、その神火で台所のかまどの火をおこして雑煮を焚きます。

  『 雑煮 』 とは、神様にお供えした 神饌 ( しんせん : 神に供える食べ物 ) を神棚から下ろし、神様からの戴き物として ごった煮 にして食べる正月料理です。

  雑煮を食べる時には両側が細くなった 柳箸 ( やなぎばし : 祝い箸ともいう ) を用いますが、これは一方で人間が、一方で神様が食事をするという、正月の習わしである 神人共食 を意味しています。


同じカテゴリー(京都コラム)の記事画像
8/27(土)開催予定 ≪ 京の名水で一服 ≫ in らくたび京町家
祇園祭・無言詣
祇園祭・神幸祭
祇園祭・前祭の山鉾巡行
きゅうりを食べない
祇園祭・前祭の宵山
同じカテゴリー(京都コラム)の記事
 8/27(土)開催予定 ≪ 京の名水で一服 ≫ in らくたび京町家 (2016-08-22 16:08)
 祇園祭・無言詣 (2016-07-18 12:00)
 祇園祭・神幸祭 (2016-07-17 12:00)
 祇園祭・前祭の山鉾巡行 (2016-07-16 12:00)
 きゅうりを食べない (2016-07-15 12:00)
 祇園祭・前祭の宵山 (2016-07-14 12:00)

Posted by 若村 亮  at 12:00 │Comments(2)京都コラム

この記事へのコメント
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

お雑煮にはそのような意味があったのですね。
以前京都を旅行した時に、あるお店で白みそをいただきました。
すこし甘みがきいておいしいですね。
Posted by ひろし at 2013年01月04日 01:48
ひろしさん、新年あけましておめでとうございます!
そうなんです、「 雑煮 」 にも歴史あり!ということで、たしかに正月という縁起の良い日に 「 雑 」 に 「 煮た 」 という食べ物をいただくということを考えると、ちょっと変な文字ともいえるわけなんです。 しかし、そこに奥深い歴史があるんです ♪
今年もどんどん京都の魅力をお届けします、ご期待ください♪ 若村
Posted by 若村 亮若村 亮 at 2013年01月04日 16:58
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。