2009年05月10日

龍 『 龍 』

  頭に2本の角があり、鱗 ( うろこ ) に覆われた蛇のような巨大な体を持つ空想上の生き物 『 龍 』 は、平時は海や池などの底深くにひそみ、雨をもたらす時に天高く舞い上がって風雲を巻き起こすとされています。

  仏法を守護する獣 でもあり、また雨を降らせることから “ あまねく聴衆に仏法の雨を降らせる ” とされ、禅寺の法堂の天井には龍の画が好んで描かれています。

  相国寺の蟠龍図 ( ばんりゅうず ) や、妙心寺の雲龍図 ( うんりゅうず ) が知られています。


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Posted by 若村 亮  at 12:00 │Comments(4)言葉コラム

この記事へのコメント
こんにちは。
以前雲龍図巡りをしたら、ものすごく肩が凝ってしまいました。
雲龍図を見てる人達を見てると、みなさんポカーンと口を開けて上を見てるのでちょっと面白いです。
そういう私も同じ様に口を開けて見てるんですけどね(笑)
Posted by ポコ at 2009年05月10日 18:12
若村先生、こんにちは。
先日の学習院での講座、蟠龍図 と雲竜図の違いや鬼の話など、とてもおもしろかったです。ありがとうございました。
あと、カラーコピーの地図もうれしかったです。京都旅行のときにはもう必携ですね(笑)。今地図をながめているのですが、一大本山である相国寺とミッション系の同志社大学がお隣さんなんだなぁと思っておりまして、これも日本らしいというか、京都らしいなと思ってたいへん興味深いです。
Posted by ひろし at 2009年05月10日 21:57
ポコさん、こんばんは。
たしかに、雲龍図を見て回ると、首が疲れそうですね ( 笑 )
上を見上げると、どうしても口が開いてしまいます。 周りの人のそういう光景を想像してみても、ちょっと面白いかも ( 笑 ) 若村
Posted by 若村 亮若村 亮 at 2009年05月10日 23:46
ひろしさん、こんばんは。
学習院での講座を受講いただきまして、ありがとうございました!
地図は今回からカラーにしましたが、やっぱり見やすくて好評でしたので、これからもそうしますね。 ぜひぜひ、今後の京都旅行の際に使ってもらうためにも、いろいろ講座時に書き込みをして、活用してください。
同志社大学と相国寺の位置関係は、日本らしい、京都らしいと言えますね。 若村
Posted by 若村 亮若村 亮 at 2009年05月10日 23:50
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