らくたび 若村亮 の 「 京都の旅コラム 」
霊雲院
若村 亮
2009年01月30日 12:00
『 霊雲院 』
『 霊雲院 』
( れいうんいん : 東福寺の塔頭 ) は、明徳元 ( 1390 ) 年に僧・岐陽方秀によって開かれました。
書院前庭は
遺愛石
のある珍しい庭として知られていましたが、長い歴史の中で荒廃し、近年になって
重森三玲
氏 により修復されました。
「 九山八海の庭 」
とも呼ばれ、これは仏の住む世界は中央に須弥山があって九つの山と八つの海が取り囲むと考えられており、庭中央の遺愛石が須弥山、それを取り囲む白砂が九山八海をあらわしていることによります。
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