来迎院

若村 亮

2008年06月28日 12:00

 『 来迎院 』

  泉涌寺の塔頭 『 来迎院 』 ( らいごういん ) は、大同元 ( 806 ) 年、弘法大師・空海 が唐 ( 中国 ) から持ち帰った 荒神像 を祀るために創建したと伝えられています。

  境内には 独鈷水 ( とっこすい ) と呼ばれる水が現在でも湧いており、弘法大師が密教の法具である 独鈷 ( とっこ ) を使って水脈を探し当てたと伝えられています。

  また、忠臣蔵で知られる 大石内蔵助檀家 になった寺院でもあり、大石内蔵助が建てた茶室・含翠軒 ( がんすいけん ) が境内に現存しています。

地図 : 来迎院

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