らくたび 若村亮 の 「 京都の旅コラム 」
身代わりの釈迦如来
若村 亮
2008年05月28日 12:00
『 身代わりの釈迦如来 』
泉涌寺の塔頭・
戒光寺
( かいこうじ ) は、安貞2 ( 1228 ) 年、後堀川天皇が国家鎮護などを祈願する勅願所として創建されました。
江戸初期、
後水尾天皇
が皇太子だった頃、次の皇位をめぐる争いから暗殺されましたが、戒光寺の本尊・
釈迦如来
が首から血を流して身代わりとなって救ったことから、それ以来
『 身代わりの釈迦如来 』
と呼ばれるようになり、悪事や首から上の病気の身代わりになってくれるとして厚い信仰を集めてきました。
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