戒光寺

若村 亮

2007年05月22日 12:00

 『 戒光寺 』

  泉涌寺の塔頭 『 戒光寺 』 ( かいこうじ ) は、古くは安貞2 ( 1228 ) 年、後堀川天皇が国家鎮護などを祈願する勅願所として、僧の曇照 ( どんしょう ) によって八条大宮の地に創建され、正保2 ( 1645 ) 年、泉涌寺の塔頭として現在地に移転しました。

  本尊の 釈迦如来立像 は、鎌倉時代を代表する仏師の 運慶 ( うんけい ) と 湛慶 ( たんけい ) 父子の合作と伝えられ、下の台座から上の光背部まで約10mの高さを誇り、仰ぎ見る圧倒的な存在感は釈迦如来の深い慈悲そのものです。

地図 : 戒光寺

関連記事