市松模様

若村 亮

2006年12月05日 12:00

 『 市松模様 』

  『 市松模様 』 ( いちまつもよう ) とは、格子模様の一種で色の異なる二種類の正方形 ( または長方形 ) を交互に配した模様です。

  江戸時代の中頃に活躍した歌舞伎役者の 佐野川市松 ( さのかわいちまつ ) が舞台上で白と紺の正方形を交互に配した模様の袴 ( はかま ) を履いていたことから人気を博し、着物の柄として流行しました。

  市松模様 は江戸時代以前から 家紋名物裂 に見られ、古くは 「 石畳模様 」 と呼ばれていましたが、江戸時代に流行して以来、「 市松模様 」 「 市松格子 」 などと呼ばれるようになりました。

参考 : 佐野川市松の祇園町白人おなよ図 - 東州斎写楽筆 綿絵 -

※ 写真は東福寺の方丈北庭で見られる苔と石の市松模様。

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