浮世絵
『 浮世絵 』
“ 浮世 ” ( うきよ ) とは、
“ 憂き世 ” ( うきよ : つらい世の中 ) と
“ 浮世 ” ( ふせい : はかない世の中 ) のふたつが重なり合った言葉で、今の世の中 ( 俗世間 ) という意味になります。
江戸時代、浮世の風俗を題材に描かれた肉筆画や多色刷りの版画 ( 錦絵 ) を
『 浮世絵 』 ( うきよえ ) といい、芝居・遊里・相撲など町人階級の好んだ風俗や似顔絵・風景などが多く描かれました。
明治時代になると浮世絵は軽んじられ、多くの優れた作品が海外に散逸してしまいました。
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