紅葉の永観堂

若村 亮

2006年11月17日 12:00

 『 紅葉の永観堂 』

  東山の 『 永観堂 』 ( えいかんどう : 正式名称は 「 禅林寺 」 ) は、平安時代の昔から 東山随一の紅葉の名所 として広く知られ、その紅葉の美しさは古今集にも詠まれています。

  広い境内には諸堂が建ち並び、最も奥に位置する本堂には 本尊 阿弥陀如来像 が安置され、左後ろを振り返っている珍しいお姿であるため 「 見返り阿弥陀 」 ( みかえりあみだ ) と呼ばれています。

  平安時代の僧 永観 が修行で山中を行脚していた時、ふっと目前に阿弥陀如来が現れて振り返り、「 永観遅し! 」 と言った時のお姿をされています。

『 永観堂 夜間拝観 』  永観堂
   30日までの 17時半 ~ 21時
   拝観料 600円

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