タラヨウ
『 タラヨウ 』
糺の森 は平安以前の
原生樹林の植生 を残す貴重な森林で、約40種600本の樹木が生い茂っています。
糺の森に鎮座する下鴨神社の境内には
『 タラヨウ 』 というモチノキ科の樹木があり、その葉は細い棒で傷つけると黒く変色して
文字が書ける ことから、古代インドでは経文を書く時に用い、ゆえに
「 多羅葉 」 ( タラヨウ : 多羅は仏教用語 ) と名付けられました。
日本でも昔はタラヨウの葉に文字を書いて恋文や手紙とし、その故事が
「 葉書 」 ( はがき ) の語源となりました。
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