巴
『 巴 』
神紋や家紋に見られる
『 巴 』 ( ともえ ) は、日本の伝統的な文様のひとつであり、
勾玉 ( まがたま : 古代の宝器 ) のような形をしています。
「 ともえ 」 の語源は
「 鞆絵 」 であり、弓を射る時に使う鞆 ( とも ) を形取ったものといわれています。
「 巴 」 を円形に配すると
二つ巴 ( ふたつどもえ ) や
三つ巴 ( みつどもえ ) となり、これらの文様は水が渦を巻いている形をしていることから、
火災除けの願い を込めて、屋根瓦や土蔵などに好んで用いられています。
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