蜻蛉洲

若村 亮

2007年08月11日 12:00

 『 蜻蛉洲 』

  古い歴史書によると 日本国「 あきつしま 」 と呼ばれ、秋津島秋津洲蜻蛉洲 ( 読みは全て 「 あきつしま 」 ) などと書かれていました。

  蜻蛉洲 ( あきつしま ) と書かれたことからも、日本国が蜻蛉 ( とんぼ : 昨日のコラム参照 ) と縁が深い国ということがわかります。

  蜻蛉洲とは、日本書紀 ( 720年成立 ) の中において、神武天皇国見 をおこなった時に 「 蜻蛉のとなめせるがごとし 」 ( 日本国の細長い形 = 蜻蛉のようだ ) と言ったことに由来している、とされています。

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