こいのぼり

若村 亮

2007年05月05日 12:00

 『 こいのぼり 』

  成功へ至るために乗り越えなければならない難しい関門のことを 「 登龍門 」 ( とうりゅうもん ) といいます。

  この言葉の由来は、古来より中国では “ 鯉 ( こい ) が瀧 ( たき ) を登りきると龍 ( りゅう ) になる ” と言い伝えられ、そこから難しい関門を 「 登龍門 」 と言うようになりました。

  この “ 鯉の瀧登り ” の考え方は日本にも伝来し、江戸時代頃より 武家の子弟立身出世 を願って、端午の節句 ( 5月5日 ) になると鯉を模した 『 鯉幟 ( こいのぼり ) を庭先に飾るようになりました。

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